なにものでもありはしないでもあるんだ
誰も好きになれないでも好き

二律背反が風のなかで舞う
とっても素敵な世界なんだそう
君の本来の色さえわすれそうさ

それでも走り続ける週末に向かっ ....
酸素も窒素もありはしない
ヨウ素の要素の感得力だとも思うのだが
まだ朝は吸収し切れないものでいっぱいだ

きみの整理が終わるまでぼくは待つのだよ
するどく
かたほうによって
なにかを
 ....
蟻たち、潰れろ。
そうやって踏んづけても
蟻たちは行進を止めない
畜生め。きっと人間だって多すぎる

 戦争だ、
 疫病だ、
 地震だ、
 飢餓だ、

ひび割れたアトミックパワーが ....
次の駅まで5分25秒
話した
他愛もないことたち
人見知りのあなたと
人見知りのわたしの人生が
はじめて交わった

まっすぐに話せないはずの視線が
まんまるな瞳に吸い込まれていく
ね ....
ふぅ〜

誰かのため息が
うなじをくすぐる
振り返ったら

黄色くなった“春”が立っていた

眼は真っ赤に泣きはらし
皮が捲れて鼻水が垂れている

あぁ〜

私はポケットから ....
震災関連番組を見ている
私の背中に
六歳の娘が不意に覆い被さってくる

今朝思い切り叱られて
「ママなんか大嫌い」と
涙を溜めた目で私を睨みつけていた娘が
「ママ、大好き」と言いながら
 ....
助手席専門家 御嬢様ではない

サイドミラーはテクマクマヤコン
 太陽の光が一番美しく顔を映す

助手席専門家 顔写真つきの身分証明書がない

飲み物をたまにこぼす 運転者に文句は言わな ....
空を見上げる
あなたの隣で
わたしは
深い海に沈んでいく

夢を語る
あなたの声を聴きながら
止めどなく
涙を流している

相容れない
対極の感情がある

二分化した心は
 ....
村上春樹ではない僕の風の詩を描こうと思った

ラヴェルのモダンなピアノ曲を聴きながら風を思った
風は自由だ
あくせくしないし

僕たちは単純に生きる事を学べるのではないだろうか
ゆるやか ....
 
晴れた日にうたう歌がある

雨の日ににうたう歌がある

僕には、歌がある



 
露天の さまし湯に 独り

寒緩む月の右側に 一番星

やがて 一つ二つ 


あとは


何を思うわけでもなく 
考えるわけでもなく

湯煙と たわむれながら

 ....
皆さんもご存じだと思います、ある(大好きな)詩があります。

***
「鹿」  (原作のヴィジュアルまま

鹿は 森のはずれの
夕日の中に じっと立っていた
彼は知っていた
小 ....
川沿いの道を歩いていると

川面で魚の跳ねる音

気のせいだった


子供が投げた

いたずらな小石


空を舞う鳥が嘴から

落としてしまった

子に与えるはずの ....
人生は一瞬一瞬の光を増すための努力

最期は一筋の光となって空に流れればいいさ
亀とは
亀のようにゆっくりなペースで成長中の私の長女
この間9歳になった

その亀
学校以外の場所では
とっても朗らかでおしゃべりなのに
小学校入学以来
教室で全く口を利けない
少人 ....
夜に積み上げられた箱階段が
複製を繰り返す(発芽)
その上を
じゃばらの形に折れ曲がりながら
わたしの影が長く伸びつつ登っていく
星々が裏声でささやきあっている(給水)

そうやって
 ....
女子高生のスカートを
ヒュンとひるがえし
春のイタズラ者が通り過ぎる

激しい風に街路樹も
大きく揺れて
梢にとまった小鳥は
今にも吹き飛ばされそう

突風で倒れた看板が
歩道を走 ....
早く起きすぎちゃって
人並みじゃないことがはずかしくって
分針をいたずらして
ほら午前五時を過ぎた

人が生きている音が聞こえ始める
おはよう同じビルに住む人
おはよう見知らぬ人々
営 ....
さかのぼる 水晶のような 水滴が
高速バスは雨の中を走ると フロントガラスの水滴が
同じスピードで のぼってゆく
静かな行列が たゆまなく のぼってゆく
そんな様子を何時間 見続けてい ....
ジャン
朝が来た
春の陽が優しい
朝が来たよ

ジャン
聞いてよ
体が痛い
心も痛い

あしたお客さんが
来ることになったよ
わたしを心配してくれてる人

あした君を
そ ....
優しさだけがほしくて
ジャンをみる
優しさだけが好きで
ジャンをみる

優しさだけをみつけるから
ジャンをみる
優しさだけを信じるから
ジャンをみる

ジャン
君は常に優しく
 ....
NARUTO好き女王様のこだわりは九尾の鞭と語尾だってばよ 毎晩ジャンを抱きしめて眠ってる
ジャンにしてみたらいい迷惑かもね
テディの宿命です
なんて言えない

不安になるとすぐ泣いてしまい
どうしていいのかわかんなくなっちゃう
わたしへのアドバイス
「大好き ....
浮かれたうたで

浮かばれたい

めまいのする

メロディーライン

とても楽しい




青い空に

浮かばれたい

僕は君を救いた ....
わたしのテディが
どこかをみている
わたしを越して
遠くをみている

わたしのテディだから
わたしだけをみてほしい
わたしのテディなんだから
わたしだけを思ってほしい

ジャンの自 ....
ジャンの首にシュシュ
わたしのワインレッドの
レトロ柄シュシュ
つけたこと

怒ってる?
ジャンは何も言わない
黙ってシュシュつけられてる
ジャン!

答えて、応えて
わたしに教 ....
ジャンと越えた冬
モヘアのぬいぐるみ
ジャンと越えた
暖かな冬

一人じゃなかった冬
も終わり
はじめての君との
春が来たよ

ジャンはモヘアのぬいぐるみ
夏、大丈夫かな
暑い ....
 生きる


乾いた空の木の枝は
去年と同じ姿をしている
彼らは信じて疑わない
この冬が
やがて春になることを

人はどうして姿かたちを変えるのだろうか
老いることは人も木も同じは ....
 
あんたの「いつか」は

あたいの「いつか」ぐらい

「いつか」だよね



 
マリアは涙を流している
階級のなみだ
金属製の胸には革命の歯車が
コチコチと廻る

フリッツラングの見たニューヨークは
セピア色の未来

摩天楼には愚かな文明がのさばって
素朴な世界 ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風のなかの魔女- 梅昆布茶自由詩1213-3-17
相対化の美学- 梅昆布茶自由詩913-3-17
大量殺戮時代- atsuchan69自由詩7*13-3-16
この夜のすべて- 伊織自由詩8*13-3-15
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二千十三年三月十一日に- 夏美かを ...自由詩27+*13-3-15
助手席専門家- 朝焼彩茜 ...自由詩713-3-12
【_屍の海_】- 泡沫恋歌自由詩11*13-3-12
風の詩- 梅昆布茶自由詩1213-3-12
歌がある- 殿上 童自由詩27*13-3-10
露天風呂- ぎへいじ自由詩17*13-3-10
私の詩のヴィジュアルの破壊と再生の必要の痛感- もっぷ散文(批評 ...313-3-9
まーるく_まーるく- 芦沢 恵自由詩26*13-3-9
光芒- 梅昆布茶自由詩1213-3-8
亀のいちばん長い日- 夏美かを ...自由詩34*13-3-8
夜の箱階段- そらの珊 ...自由詩22*13-3-7
【_春一番_】- 泡沫恋歌自由詩19*13-3-7
ニンゲン時間- もっぷ自由詩613-3-6
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あした- もっぷ自由詩413-3-5
マイ・ディア・テディ- もっぷ自由詩213-3-5
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何か- もっぷ携帯写真+ ...213-3-5
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かなしみ- もっぷ自由詩113-3-4
テディ、こたえて- もっぷ自由詩113-3-4
モヘア- もっぷ自由詩1*13-3-4
北の亡者/Again_2013如月- たま自由詩29*13-3-4
いつか- 殿上 童自由詩17*13-3-3
メトロポリス- 梅昆布茶自由詩21*13-3-3

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