紅の実 紅の実
紅の実は 凍える頃愛される
紅の実 紅の実
紅の実は 人恋しい頃愛される
間違えて色づいた 春の紅の実は
誰からも気にされなくて そっと佇む

紅の実 紅の実
紅の実は ....
聴力を失うのかな兆候は父と似すぎてあしたが怖い


妄想を診る医師だけが妄想じゃないと私を信じてくれた


三年前から始まった嫌がらせもしくは本気に「時」を失う


先生も最初は幻聴 ....
冬が好きだ
大好きだ
雪に歓べる東京だからかもしれない
それにもぐっていられる
隠れていられる
その他大勢のはずだと
きちんとしなさいうぬぼれるなと
もしかしたら
の恐ろしさの数数から ....
きっと夜空に映る
君に宛てられた
ひとつの恋とは
すべての愛のことだろう

きっと青空を想う
君に宛てられた
ひとつの運命とは
すべての宿命のことだろう

そっと静かに
君に奇跡 ....
貧しい家の並ぶなかのぴかぴか
繁盛繁盛どうせブラックあるいはグレー
まれに清く正しく住人の味方のお値段の台所
お味も良くって だけど
いろんな意味で いろんなお財布
さあ
神さま
私と云 ....
こちら都会の外れから
見ると 帰っていく今日が置いてく 星一つ
{ルビ夕星=ゆうずつ}だ 星は
星は 星は 星は「無い」
とよそ者、に軽く云われる 云われながら
星は
星よ泣くな 私がわか ....
笑うから
愚痴云わないから
かならず笑うから

だから、
最強の履歴書を書くぴかぴかの「飲まない打たない買わない」私 なかなかに人とあらずはビオロンになりにてしかも音に染みなむ


なかなかに人とあらずは詞花集になりにてしかも詩に染みなむ


なかなかに人とあらずは雑草になりにてしかも風に染みなむ

 ....
神さまがいる
神さまがいない
神さまはいる
神さまなんていない いなかった

神さまはいた
けれど 去った 遠くへ
どこか遠くへ 遠くの遠くへ もう
、会えない わたしを捨てて いって ....
ずいぶんと良くなってきた肋骨の骨折り損と笑えるほどに


あたらしいメール友達さびしそう返信探すわたしもさびしい


会いたいとも思ってるけどと口ごもるメールが届く 真実の声


か ....
  
そんな風にときどき
ためいきをつきたがっている
ぐらいなのに
そんなところへ
Mさんのお話なんかされるものだから

まっ
    しろ

になってしまって



いつ ....
ひととして生まれて
ほんとうによかった
この
、忌ま忌ましい 傷みは
決して手放さないと決めた
一瞬の奇跡の近くに
永遠の軌跡がずっと続いた
花瓶に差した薔薇を彩る橙色の呟きを待っていて

僕の遠い夜空にもある
シケモクは必ず捨てた方が良いだろう
妻が影で吸わないように

おせち ....
   
 生きたまま花の化石になりたい
 という少女がいて
 街は、霞のようにかすかに
 かそけく 輝いているのだった

 ちちははの眠るやわらかな記憶の棺たち
 少女は母似の瞼をとじた ....
蹴っ飛ばされれば誰だって痛いだろう
わたしだっておんなじだ!
死をみつめ明日など思えない夜のたったのひとりに寄り添うバッハ


誰よりも可哀想だと神さまがうそで云うのを待ってはいない
{ルビ時間=とき}がまるで水平に
音もなく それは未明
さながら砂の川のように
流れだけは純白のひかりを放って

どれだけの無意識が心底
逆らいたいと願っても あるいはたとえ
存在のみな ....
さっちゃん
その絵のお空 きれいね
うん
見えるとおりにクレヨンぬったの
心を持った先生だった
さっちゃんのその画用紙は
全部が青色だけで塗りつぶされていた

   #

園庭の、 ....
さっちゃん
その絵のお空 きれいね
うん
見えるとおりにクレヨンぬったの
さっちゃんのその画用紙は
全部が青色だけで塗りつぶされていた
扉のそとの明るい闇に
つっかけ一つで飛び出すと

石焼きいも屋さんがいた
おいちゃん、わたし千円持ってる
三つあげよう 特に美味しいのを選ぶからね
家には人間は一人しか待っていなかったけれ ....
2017きらきら〜.。☆

禁煙したらきらきら〜.。☆

だから今からきらきら〜.。☆

とわの明日まできらきら〜.。☆
金木犀の花を瓶に入れ ホワイトリカーを注ぐ
ひと月ほどして 香りも色も酒に移った頃
金木犀の花を引き上げる

その酒は 甘い香りをたぎらせ 口に含むとふくよかな広がりを持つものの まだ ....
リリカと名づけ
幼馴染みに向かってそうするように
呼びかけた
どうせ立ち去らない
絶望に
十二月のかっこ悪い枯草は
ほんとうは五月の潔い白い花になりたかった
五月の野のきらわれものの生命力の強さは
ほんとうは秋祭りでこどもに愛されそれっきりの
林檎飴になりたかったの
わたしは
 ....
日没を{ルビ悟=し}る港町の夕市とうその記憶のなかの小母さん


真夜にも止むことのない港町夕焼け市場の冬の日の雪


完璧に息絶えてないお魚のしょっぱいなみだも瓶詰として


暮れ ....
十二月にちいさな春の贈り物
空は高く青く澄んで
一切の白色の翳りすらなく
風はこんなにも心地よく

海をみたかった
そのようなものを
浜辺を駆け回りたかった
遮るもののない自由を

 ....
こどもであるという無力に圧倒されていた日の秋に
よく仰いだ心ひろやかな樹樹があった
これが のちの涯の具現かと 一つの邂逅
その木立の黄葉のかがやきは確かに詩だった
うつくしく 深刻に明るく寡 ....
わたしはね 西脇さん
珈琲で軽く出来上がって いつしか眠りに落ちていた
目覚めて 窓を開ける と
風が 西脇の一日遅れのこたえを持って
冬の すみれいろになって間もない空には白い雲
まぎれも ....
寄り添って生った果実も
一つは西へ
一つは東へ
そんな日も来るかもしれない
けれど
もしかして
一つはきみのちゃぶ台へ
一つはわたしのちゃぶ台へ
茶の間のテレビは『真田太平記』のあのシ ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
くれないの実- もっぷ自由詩117-1-22
かおるのおと_「時」_2017.01.22- もっぷ短歌217-1-22
2017.01.21「冬が好きだ」- もっぷ自由詩317-1-21
遠い夜空に炎を灯して- りゅうの ...自由詩5*17-1-20
2017- もっぷ自由詩117-1-20
星よ- もっぷ自由詩417-1-20
こころ- もっぷ自由詩2*17-1-19
「ある意味」_一首_2017.01.19- もっぷ短歌117-1-19
「片道切符」_三首_2017.01.19- もっぷ短歌2*17-1-19
デイジー- もっぷ自由詩317-1-18
「人間だもの」_五首_2017.01.17- もっぷ短歌3*17-1-17
生まれながらの血の不足- AB(な ...自由詩15*17-1-16
- もっぷ自由詩517-1-14
トナカイの足音[イングリッド・ヘブラーを聴いて]- りゅうの ...自由詩8*17-1-13
花の化石- 白島真自由詩28*17-1-10
So_do_I- もっぷ自由詩317-1-9
かおるのおと_「未明」_二首_2017.01.09- もっぷ短歌217-1-9
砂の川- もっぷ自由詩117-1-4
さっちゃんの空- もっぷ自由詩317-1-4
さっちゃんの空_ver.0- もっぷ自由詩217-1-4
扉のそとの明るい闇に- もっぷ自由詩917-1-2
三叉路- もっぷ自由詩3*17-1-1
桂花醬- 鵜飼千代 ...自由詩27*16-12-31
リリカ- もっぷ自由詩1*16-12-31
神さまあなたは- もっぷ自由詩116-12-28
「港町夕焼け市場」_一〇首_2016.12.21,_27- もっぷ短歌416-12-27
それだけのこと- もっぷ自由詩2*16-12-27
会いたい、会いたい- もっぷ自由詩516-12-26
そのように今朝は- もっぷ自由詩416-12-26
五月の瓶詰になって- もっぷ自由詩316-12-25

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