影二つ並ばぬ道のさくらかな


日めくりと月の暦の春くらべ


春うらら縄跳びをする白い靴


荒川のにびの隣に蝶の道


いずこにもナガミヒナゲシ春うらら


※そこな ....
富士川で水切りをした春のこと


さくらばなみあげるついでの空がある


長閑さに欠伸を一つ東京都
どの春も花は池上本門寺


もう下流にびの荒川ねこやなぎ


夜に善し上田城跡のさくらかな
草青む父の手のなか春生まれ


ブランコにぽつんと揺れる春帽子


彼岸寒世間と違いわが部屋は
初めておばさんと呼ばれたのは
娘を保育園に預けて働き始めた頃だった
仕事が終わって迎えにいくと
小さな子どもたちが
今度は自分の親の番かと
わくわくしながら遊んでいる

時間外保育の部屋 ....
空気を読まない空気は変える

転んでもタダでは起きないが身上

カラオケ選曲三十年前のアイドルソング

世界中で一番ロマンを感じない夫

論点がいつもずれる

割り勘だと素早い箸
 ....
凍てゆるむホットドッグ屋きょうも来る


金魚鉢ひらひらと赤水ぬるむ


三連休春だ春だと無事終わる
朝まだきソメイヨシノと少年と


紫の息も思い出春うらら


※荒川の河川敷より蝶々出づ(直し中)
 
ご近所 ご隠居 ご挨拶

暑さ 寒さも 彼岸まで

春だ うたえや おどれ YO!



 
√ Rute るーと

「 √を、開く 」

あなたの日々の門戸は、ぽっかり黒く
未知への通路を、開くでしょう――

(今日も天から、吹き渡る
 あなたへの  
 air mail ....
菜の花にお辞儀をさせる風が居る


朧月永代という供養塔


クロネコの長距離トラック春霞
桜餅外税表示で並びをり


外税の九円ありて花疲れ


マーケット前のガチャガチャ子の春愁
龍天に昇る夜明けはすみれいろ


いっせいに北窓開くビルの壁


本閉じて灯りを消して猫の恋
わたい、もやしはきらいや。

病室のベッドのうえで
母がぽつりと言う

六十年も付き合ってきて
母の好き嫌いをひとつも知らなかった
そんな息子だ

お父ちゃんがな、腹切ったときに出て ....
冴え返る日に面影の浮かぶきみ


春めかず灰色の空にびの雨


桜東風おんな心のような風
花時を目の前にして部屋籠り


山笑う確定申告つつがなく


春の野の独り芝居かかなしきは
冴え返る金魚が一つだけの鉢


佐保姫の国籍をふと物思い


長閑なり雨降る故にこの町は
まさか 夢にみるとは思わなかった
明け方の私の夢に現れた
君のことは何も知らないのに
ネットという魔都で知り合ったのは
ずいぶんと昔のことだった

私が詩を書き始めた頃
君の書く詩はとて ....
冬の朝太平洋側砂浜で待ちぼうけ無しの天気の予報

ひとびとが一歩一歩と近くなり他人の消えて浜初日の出

聞きづらいおばあちゃんにはテレビ音わたしにはみかん譲る正月

さびしさにどちらかとい ....
傘潰したいかのようにふる雨に応じるように生きる日々あり

つい泣いてわけ訊くひとも無い暮らし言いたい気持ち抑えられない

そろばんもカエルの解剖実験も避けて通れた転校万歳

大規模な改修工 ....
三月の干した布団に猫眠る


朧月道新よりも近くあり


春風の一等賞がきのう吹く
春愁の好む餌撒き待ち伏せる


春ですがご自愛くださいふみの〆


花散らす風ではなくて春一番
 
髪を切りました、ばっさりと

決別です

春です、今日からわたしは



 
持ち上げては
こき下ろす
嘘をつかない人間はいないのだが

良い目を見たから許せないのか
騙されたから許せないのか
自分の嘘はばれたくないものだが

真実を追求する
マスメディアもか ....
梅便りダウンのなかのホッカイロ


風の名のいろとりどりに春来る


朝まだき恋する猫の散歩道


春うららタンポポですと名乗る君


御宿の二人と駱駝に春の風


空が ....
春の柔らかな外套はいらない
寒風をしっかり遮る重いコートが欲しい

凍てついた大地を確実に踏みしめる足と
流れる雲をよみとる眼差しを

桟橋に繋留するための無骨な舫い綱あるいは
海底ふか ....
エコは信仰

おばさーんと呼んでも返事しない

三百六十五日ダイエット中!

噂の発信基地

マスゴミに染脳されやすい

化粧品の宣伝見る度、美しくなる自分を想像している

お ....
生と死、幸と不幸を分ける境界線の
なんと曖昧なことか
一体彼らが何をしたというのだ?
彼らと私の違いなど何もないではないか

奪われた二万千五百十名もの尊い命
決して癒えきれぬ悲しみを不意 ....
地平線の彼方も
ここと同じ地面が続いているだけって
ことは分かっていても
認めたくない自分がいる

夢とか希望とか
そんな言葉で未来を飾ってみても
今日の続きでしかない
明日に期待して ....
さざなみに心を許して
軽い手荷物すらもういらない
石の原野に泉をみつけた
だから
もう何もいらない
青い花たちが
みえない風に踊っている
啜り泣きは石っころたちの
いつもの癖
地図を ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ごおしちご「春」_(二〇句)_2- もっぷ俳句3*14-3-25
「春三題」14- もっぷ俳句214-3-25
「春三題」13- もっぷ俳句114-3-25
「春三題」12- もっぷ俳句314-3-24
【_おばさんラプソディー_】- 泡沫恋歌自由詩22*14-3-24
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の二- 泡沫恋歌俳句8*14-3-24
「春三題」11- もっぷ俳句314-3-24
「春三題」10- もっぷ俳句2*14-3-24
うかれ気分で- 殿上 童自由詩11*14-3-23
- 服部 剛自由詩414-3-22
「春三題」9- もっぷ俳句2*14-3-22
「春三題」8- もっぷ俳句314-3-22
「春三題」7- もっぷ俳句114-3-22
もやし炒め- たま自由詩31+*14-3-21
「春三題」6- もっぷ俳句114-3-20
「春三題」5- もっぷ俳句314-3-20
「春三題」4- もっぷ俳句214-3-20
【_今朝の感傷_】- 泡沫恋歌自由詩14+*14-3-19
冬模様(雑詠)2_(一〇首)- もっぷ短歌314-3-19
冬模様(雑詠)1_(一〇首)- もっぷ短歌514-3-19
「春三題」3- もっぷ俳句114-3-19
「春三題」2- もっぷ俳句214-3-18
決別です- 殿上 童自由詩19*14-3-16
嘘つき- ただのみ ...自由詩25*14-3-16
ごおしちご「春」_(二〇句)_1- もっぷ俳句414-3-16
冬のコート- 梅昆布茶自由詩2514-3-16
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の一- 泡沫恋歌俳句9*14-3-15
二千十四年三月十一日に- 夏美かを ...自由詩24*14-3-15
【_垂直思考_】- 泡沫恋歌自由詩16*14-3-12
最後のパンケーキ- もっぷ自由詩714-3-12

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