心を投げた

思いっきり投げた

何度も何度も
あの人めがけて
投げ付けた


ぶつかり砕けた心の
小さく泣いてる破片まで
あの人は
ひとつ残らず拾ってくれて

まあるく丸 ....
悠久のときはあった
はるか昔

それは 千年前か 百年前か
それより前か

今夜も 月は昇り沈んでいく
目が暗闇に慣れてしまって
見えなくなった

ヒカリ
君のことを描くたびに
ひとつずつ言葉を失っていった
すっかり軽くなった水彩箱には
たったひとつの「ありがとう」が
隅にこびりついて震えている

―――ありがとう。

それだけで ....
林檎の艶は 
きみに似ている

口を酸っぱく言われても
じゃれて、もつれた笑顔が
子猫の甘噛みのように
僕を誘うから

僕をどうか響かせて下さい。
そのしなやかな、指先で、

き ....
両手いっぱいに抱えた色

おばあさんには赤を

泣いている子供にはオレンジを

爽やかな恋人達には輝く白を

配っても配っても
なかなか両手は空にならないから


一番大切な人 ....
温かい雨がしとしと、と
無機質をかき消すように降っている

白いはずの朝は
目覚めることをしぶり
わたしと一緒で毛布にくるまったまま
息を数えている


愛しさ それは夢と現実の狭間 ....
どうしよう

あたし今

無性に貴方に逢いたい
忙しい毎日
あちらこちらから
声がかかる
欠席する

雨が降る
新聞を読む
サラリーマン
太った男

笑顔にも
タイミングがある
着飾る女
年末の挨拶
手のひらに触れると消える雪の華はかなくもろい命を思う

冬の森雪の女王の馬車は行く白い軌跡を空に残して

降る雪に消えずに残る埋み火は今もこの胸熱く燃えてる

窓を開けて一面白の雪景色足跡 ....
ある小さな家に
料理の好きな
お嬢さんがいました。
庭に野菜を取りに行きました。

狼が腹をすかせ
山から下りてきました。
お嬢さんを見つけ
声をかけました。

狼が言いました。
 ....
それは突然だった

わたしの半身が貴方で
貴方の半身がわたし

二人で一人
一人で二人

そんな
餓鬼でも解る夢を
見てしまった

貴方の左手は
わたしの右手に絡んで
わたしの右半身は
緩やかな熱を帯 ....
皆一人ぼっち
誰も話を聞いてくれない
誰も相手にしてくれない

毎日仕事をして
メシ食って
フロ入って
ネル!

する事がない
暇だ
身動きが取れない
息苦しい
イヤだ
助 ....
黒々としたものが夜じゅうぼくを焼く

それは祈りであるのか いや

白いもの 白くて細かく膨大なものを台座に見立てる
それを崩す

台座に見立てたものの上に数冊の本を置く
それを崩す
 ....
間違っていたら、ごめんなさい


いつ、どんな時でも
一緒にいられなくて
ごめんなさい

いつ、どんな時でも
優しくなれなくて
ごめんなさい

いつ、どんな時でも
励ましてあげ ....
昼間、
カフェで考えた。

だめ、
このままだと
体に悪い。

指先まで
あのひとのことを
考えてるなんて。

でも
好きって言うには
こころがおびえて。

いったい
どうすれば
いいのかなぁ
日差しの温もり
午後の一時
本を読んで
買い物に行って

穏やかな日和
ヌクヌクして
居眠りこっくり
風がさわやか

音楽サラリ
気持ちはポッカリ
ハートの葉
桂の木
そう うつ そう うつ そうそう うつ
私のネジは100本位抜けているんですか?
そもそもメインCPUがぱっぱららりぱっぱ?
私 笑えてる?
私 笑えてる?
私 笑いません。

そう う ....
今春が来て
Keep on walking
20才の君は
笑ってくれた

自分を信じて
空にはばたいた
落ちる事を怖れずに
足をはなした。

これから色々なドラマが
待ち受けてい ....
全てを優しい
橙色に染めよう

暖かな彩のなか
胎児のように微笑んで欲しい

頬ずりをした風の唇に
掠めるようなキスをあげよう

今日の夕暮れのメロディは
秋の旋律と冬の第一楽章

子守歌を
髪の先に ....
駆けて来る
駆けて来る
薄氷を割るように
静かなギャロップで
はるかの足並みで


銀のたてがみをひるがえし
地上へと駆けて来る
お前の目の中で火が燃えている
お前が見つめると
 ....
戦争は終わった
人の心を無視する
自由を拘束され
命を軽く扱われる

平和の太鼓がなり
夢の世界にいざなう
女性に優しい世の中
愛に満ちた世界

例え迷宮に迷い込んでも
出口は見 ....
終わってしまったはずなのに
密閉した重い蓋の透き間から
かすかにに甘くたちのぼる


胸の底 荒野の地中から
かぐわしい薫りはゆるゆると漂い
真夜中の片すみにうずくまる



そ ....
アウディーでルート246を
南にひた走る。
ジャズピアノを隣に乗せて
ベースの船に乗る

何もかも忘れて
Tea for two を歌う
心が落ち着き
時はゆっくりと流れる。

人 ....
あっと気づいたときには
避けようがなくて
エンドルフィン働いてくれたのか
やっと死ねるのかなだなんて
奇妙な喜びに背筋ぞくぞくしたのだけど
むりやり右折してきたクルマに衝突した瞬間
 ....
懐かしい人に会ったのにうまく話せない
月が綺麗に差し込んでる日曜日の夜
闇の中でしなやかな薬指に光る指輪を見てしまった
少しの間目を閉じた
見つからない言葉 ただ過ぎていく八月の風 ....
独りぼっちの部屋



冷たくなった指先は

よく動かない


ふと
甘い空気が欲しくなって

厭に重いカーテンをひくと

氷の窓ガラスに映る



真っ白な光



蛍光灯か
向かいの街灯か
はたま ....
もう充分楽しんだか?
もっとしたい事は何か?
何が障害になっているか?
夢を見たいか?

もっと話したい事はないか?
助言アドバイスをしないで
引き出して自己解決させているか?
否定批 ....
何気なく
シャッターを押したんだ

そしたらさ。

ね?
ピアノ弾く
     指先踊る
         バレリーナ
[死にたい]と
独り

ぽつりと呟けば

眼の奥のガラス



立てて割れた
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