昨日、暗くなってからした喧嘩は
今朝のうちに
昨日使った天ぷら油と
一緒に固めてしまうことにした
まだ熱いうちはなかなか固まらなかったけれど
なんとかゴミ出しの時間までに固まったので
きち ....
秋になると 空を歌う詩を書きたいと思う。
私たちは皆 秋空の下に定義される
と今年も思う。

淡い水色に澄み切ってどこまでも広がり 
幼い頃 故郷の山へ例えばアケビ取りに出かけた
記憶にま ....
書いて逆らうことを止め
暫く闇に流されてみる
空白は私を包んで
静かに冷える


蓄光時計は
カウントする
ゼロ−ワン、
光や熱の胎内で
確かに私たちは始まったが


彼 ....
道端に咲き乱れる
秋桜の色は チョコレート色

甘い匂いで世界を救う
なんて言ってた可憐な少女
いのちの欠片を 青い鳥を
いつも探し続ける・・・

転んで躓いて手を延ばして ....
コトバでは
言いきれない
気持ち

また夕暮れが
きた

今日も
あなたに
会えない

会えても
どうにもならないことくらい
わかっているのに
ギリギリでバスに乗りこむと
最後部の片すみに
ちょこん とすわっていた
同じ塾の子たちと離れ
まわりを遮断するように
本を開いている


「よかった 帰りが一緒で」
となりにすわると ....
ね、
だから言ったでしょ。

痛い思いするのは
あなただけだって。

あなたは
わたしを
抱きしめることさえ
できない、

手折ることさえ
できない。

さよなら。

背をむけて
去っていくあなたより ....
あの夜
ふたりで
約束したね

満ち満ちて
まんまるな
お月さまを
証人にして

約束は破れて
遠く遠く
はるか
なつかしき場所へ

そんなことも
きっとあのひとは
忘れてしまって

わたしも
しばら ....
暑ければじっとりと汗をかいて

寒ければ{ルビ霜焼け=しもやけ}を作る

水の冷たさを知っているし

風の柔らかさも知っている


鈍感さばかりみせるけど

ささくれ立った指が
 ....
犬でもなく猫でもなく
人間に生まれ

大陸ではなく
島国に生まれ

今という
時代に生まれ

五体満足で
生まれてきたこと

When we can express our g ....
歳月 の 瞳の色 の 刻々に 横たはつた 告発 の しかないのだ            
勇敢な だれ を トルソ に ドライアイ の 出す             
また  祈りのように それ  ....
(一)

「ぴーちゃん、ぴーちゃん
トイレってどこなのぉ」

河原の石をひっくり返しては
何やら探していた
まーちゃんが突然立ち上がったと思ったら
おいらの元へ駆け寄ってきた

こ ....
きょうだってこんなに
台風、とおり越して
こんなに晴天
なのに
ほほ笑む気もちになれずにいる
血のかよう
太いライフパイプラインがほしい

トンネルがあれば(ゆめの)

手当てした ....
海のきぬ擦れが耳を攫う

だれかに名前を呼ばれた気がしたから
水の色が碧から黒に変わるころに
海豚のやさしい瞳を胸に抱えて
こっそりと{ルビ宙=そら}に顔を出してみた
鳥の嘴が白の甲羅を遠 ....
左手の
見えなくなり始めた傷
手首の辺り
親指の辺り
よく探さないと見つけられないほどの傷
もちろん痛みはない


この手を噛んだ犬は
今頃どうしているだろうか


人間に飼わ ....
こんなそらは
ボクには痛い

優しすぎて

こわくなる

抱きしめた感触
サヨナラのすべて

思い出して

こわくなる

こんな
羊雲は
すべてを
守るために
命を守るために

君は
戦う
君は
英雄
かっこいいね
心壊れた
大切なものを
踏みにじられた

悲しむことも
知らない
己が
汚されるのも
恐れない

奴は
悪魔か
死神か
刃物で
人を斬り
滴る血を見て
薄く笑う

 ....
誰も
信じたくない
誰とも
話ししたくない
顔も見たくない

全てが
うそ臭く
見えて
全てが
きたなくて
大人というものが
信じられない

傲慢に見える
卑怯に見える
 ....
ゆっくりと赤ん坊に返る
その人をわたしは知っている
夫の祖父だ
わたしを、「大きな女だ」と言った、祖父だ
いつも戦争の話をする、祖父だ
布団の上でお絵かきをしていた、祖父だ


初めて ....
あなたは
この道を
ふたりで歩こうと
言ってたのに

嘘つき

でも
嘘つきは私

そんな日がくるなんて
信じてないのに
微笑んで
頷いたのだから
ここが好き
机と本棚の少しの隙間

すっぽりはまって
ほっくりゆったり


ここが好き
縁側に干した布団の上

ぽかぽか陽気に
閉じたまぶたで
視界はオレンジ


ここが ....
自分に向けた
自分を壊す 自分を穿つ
攻撃的な感情


首からさげた
危ない正義 追い込まれてく
後ろ向きな感情



勇気が足りなかった
 ....
ただ星が瞬くだけ

それだけなのに

ほろろん ほろろん

君が泣いているかのよう

僕も瞬くよ

ほろろん ほろろん
黄昏色の空の果て
ひとりっきりの帰り道
誰を待っていたのだろう
誰を探していたのだろう
電信柱の長い影
淋しいようと風の吹く

黄昏色の空の果て
家路をいそぐ鳥の群れ
どこへ行くとい ....
その夕方は
台所のテーブルに
向かい合って座り
母は
きんぴらにするために、ごぼうを
笹がきに削いでいた
わたしは、その灰汁で黒くなった指の先、手を
目の中に映し撮りながら
小窓か ....
憎しみはとうに消えた…


生まれたときからずっと一緒だった
風は今も冷気をたたえ、凍えそうにして
私は待つ あなたを待っている

かつて野を覆った炎の残骸
黒く、さらに黒く焼け焦げた ....
着古したスーツに袖を通し
素知らぬ顔して電車に乗る
むかし嫌悪した満員電車
今ではそれすら感じない

仕事ばかり上手くなって
順調にマシンに近づいていく
利益と効率化が行動原理
また君 ....
明日、青い鳥が
素敵な未来が待っていると告げても


私は、信じない


だってキミには羽があるから

気が変わったら
どこかへ飛んでいってしまうでしょう?


だからといっ ....
なだらかな坂道を
だらだらと歩いている
なさけない言葉たちを
だらしなく発しながら
なまめかしい誘惑には
よだれを垂らしている

なよやかにしおれているふりをしている
なんとなく日 ....
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