欲しいもの
手に入れられず
泣きじゃくる
子供のような
私の回路

この想い
ないものねだりと
わかっててもなお
きみ想う

初夏の雨降り
相合い傘

公園の子供に
草笛 ....
うちが一度は惚れたあんたや

男やったら一生守ってみせて

彼女は、うちのダチやから
 「骨音」

 その森の中のまぶたは
 たいへんうつくしい

 背骨を失った世界よりずっと

 まぶたに広がる昼下がり
 湖のほとりで
 老人は 骨を拾う

 露の輝く草を分け
 ....
今千年の眠りから
獣達が蘇る。
古から伝わる太鼓の音
焚き木の光

僕達にも生きる権利があるんだ
よそ者に乗っ取られたくない。
アボリジニはそう呟いた
羊なんかに土地は譲れない!

 ....
外の芝生で
ダンボール片手に
滑って転んで
でんぐり返し

楽しいぞ!
嬉しいぞ!
カッコいいぞ!
頭いいぞ!

タメが必要だ。
あせらずに
じっくり
ゆっくり
可愛くタンツェン
小さなお嬢さんも
小柄なお婆さんも
愉快にタンツェン

早く、そして
ゆっくりと回る。
そして軽快に
決める。

額が汗でシットリ
イケメンにうっとり
勝負で ....
 親分が死んだ
 翌日は
 空がどんよりしずみこんでいて
 さかんに落ちる公園の黄葉たちをみていた
 車内の
 十月


 か。


 なやまされていた
 か。
 ....
目覚めの弱い朝
濃いめのブラックコーヒーと
アーモンドチョコレート
苦みで潤される喉をなぞるカカオの甘さ
寝ぼけた体が整えられていく

今日はどうやら天気が良さそうだ

もうすっかり冷 ....
雪だるま作って
カマクラ作って
みかんを食べて
ケーキを食べる。

笑いながら
話をして
ポインセチア
ながめる。

窓に好きな{ルビ娘=こ}の
名前を書いて、にやつく
湯たん ....
科学では命を
解明する事は出来ない
それは神の領域である。
一線を越えてはいけない
境界がある。

高慢な人類は滅びる。
理性を失った人間は
命を大切にしない。
人を不幸に陥れる。
 ....
幽霊の出る町
墓場が沢山ある。
寂しい場所
重たい空気

そこは生き物の楽園
人間が蔓延っていなかった
人口1千万人の江戸時代。
今は12倍人が多い。

そんな今住みにくい都会
 ....
 トゥクトゥクの傍らで赤い夕日を待って
 犬は
 なにもしていない真昼
 なにをしているのだろう、そこで
 みずからの首に首輪をつけ
 ひもをつないで

 犬って
 なにも ....
 母が私の靴をはいて出てしまった。
『せちがらい世の中です。どうか探さないでください』
 朝起きると母の書き置きがあった。あまりにも淡白なセンテンスだった。私は泣きながらトーストをかじり、泣きなが ....
ぽにょぽにょ
弛んだ
腹の肉

ギュギュッと
ベルトを
締める。

不思議な御伽の世界
走り出して止らない
おねえちゃん〜待ってー!

無視をして
拒否して
逃げ出して
 ....
もうお前の人生は
終わりだ
死がふさわしい
最後の願い事はなんだ
金か女か名誉か
そんなものくだらない

人生ゲームではない
真剣勝負
一度きりの大舞台
いかに人に感動を
与えら ....
天はどこまでも
果てしない
地はどこまでも
底がない

起き上がれ
勇者どもよ
立ち上がれ
賢者どもよ

一度きりの人生
有効に生きよう
ではないか?
人を愛そう!
古来から、憎い相手に呪術をかける一大メジャーといえば、『丑の刻参り(うしのこくまいり)』

毎晩 毎晩 真夜中 丑の刻
白装束に身を包み、髪を乱し、黒くした歯に櫛をくわえ、
3本のローソク ....
私が死んだらどうか
庭には一面青い花を植えてほしい

春にはシラーとアリウムが
夏にはマツムシソウとラベンダーが
秋にはクジャクソウとリンドウが
冬にはミスミソウとヒヤシンスが
それぞれ ....
「ばかものよ!」

なんて言い切れるなら良いのだけどね

「もしかして」

そんな枕ことばで思いの丈をごまかしたり
まるで何事も無かったかのように
飼いはじめたばかりの小鳥の世話を焼い ....
楽しく笑いましょう
悲しく泣きましょう
口角を上げて
目尻を上げて

誰かが私を呼んでいる。
悪魔には魂は売らない。
主に心を捧げます。
良い事をしても
決して威張らない。

誰 ....
仕事に生きます。
料理に生きます。
勉強に生きます。
苦悩に生きます。

修行の旅に出ます。
遊びを一切絶ちます。
骨皮筋衛門になろうとも
途中で諦めません。

人間関係を再び断絶 ....
笑ってごらん
泣いてごらん
自由にして良いんだよ

怒ってごらん
叱ってごらん
誰も止めないよ

君は自由なんだ
人に迷惑を掛けなければ良い
空だって跳べる。
海だって走れる。
 ....
黒塗りの雨が心地良い

静かな夕立
水びたしの街

揺れ惑う灯りだけ
ひとりぼっちの僕を見てる

光が洩れた
バスルーム
子供の声が
はねかえる

ファミレスの奥で 語り合う ....
「人を否定してはいけない。」
「でもしかは言わない。」と
昔の上司が言っていた。
今分かった。
相手の言葉を繰り返す事を
「〜なんだね。」
「〜そう言う気がするんだ。」
やんわりと言う。 ....
ストレスが溜まり
怒りっぽくなった
空気を抜かなくては
しかし金がない。

スポーツしたいが
する暇がない
我慢をするしかない
精神的にどんどん
追い込まれていく
逃げるところはな ....
荒野を走り行く
彼は救世主か壊し屋か
世の中に訴えかけ
革命を起こす。

正しいことをする。
快楽をさける。
苦しみと遊び
死んだように寝る。

1000年の夢も冷め
地獄へ落ち ....
宴もたけなわをぬけだした
ネオン、信号さんも律儀だね
女子のきらびやかで背中を見せるファッション多し
なんてまやかしな

挨拶もそこそこ
引き出物は右手
キマってみえるだろ

あなた ....
虚の場所
 


                  こくりこと 霊。

(青空、)
墜落が 必然であった か
錐揉み乍ら 再考している…


(集落、の)
仮構された 中 ....
     時計が 針をやすめ 
     静寂が風を
     宥める彼方 
     あの遠いところで
     たえまなく
     枯れた葉を、振り落とす
     木 ....
(私はいつも仰向けで寝入り
 決まって仰向けで目を覚ます)

その日天井のしみは、妹のクラスメイトの顔だった
昼下がりに学校を早引けしたきり妹は姿をくらました

(私はいつも仰向けで寝入り ....
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