闇の中に光を見いだせるのか




そのしなやかな旋律の調べは


木々のざわめきを語り


小川のせせらぎを歌う


繊細な指先から放たれる色彩


鼓膜を通して描 ....
わたしには
こうこうせいのおねえちゃんと
おかあさんと
おばあちゃんがいます。

「おねえちゃん、どうしておけしょうするの?」
「きれいになりたいからよ」
「どうしてきれいになりたいの? ....
雨に打たれて考えてみた
意味とか理由とか

例えば私が
消えて失くなったとしたら

あなたは泣いてくれるのかな?
それとも
笑っていてくれるのかなぁ?






 ....
蜂蜜舐めよう
口紅つけよう
花を活けよう
茶を入れよう

太陽が一杯
お日様一杯
忘れ酒一杯
音量め一杯

私を信じるの諦めないで
僕の胸に飛び込んできて
輝ける未来が待ってい ....
大好きな果物の
味でもしたのだろうか
モノレールの銀色の車体に
君の歯型がついてる

先ほどまでは
玄関の無い所
スリッパと同じ格好をして
スリッパを並べていた
今は肩を丸出しにしな ....
アサガオを育てていたはずなのに
大きなヒマワリが、ひょこっと生えてきましたよ
「あれ、どうしてこんなところにヒマワリが」
って
あなたのおどろく顔がおもしろかったから
ヒマワリと一緒に
わ ....
君がいるから 何もいらない
君が笑えば 何もいらない
嘘じゃないよ ほんとだよ ホントだよ


ポケモン全部集めたよ
うちでのこづちも見つけた
だけど、君がいるから要らなくて いらなくて ....
詩を書くって

一行の想いを百行に
百行の想いを一行に

あるいは

簡単な事を大袈裟に
大袈裟な事を簡単に

ふとそんな事を
思いながらの言葉遊び
忘れたくても
忘れられない思い出の中には
必ず忘れ物があるの

気付かずに落とした
忘れてはいけない何か

いつか拾いに来てくれると
ずっとずっと待ってるの

忘れたくても ....
早く寝るんだよ。

お話しの続きは夢の中で。


夢の中へ、
君の大好きなミッキーマウスと キムタクも連れて行くから。

早く寝るんだよ。

ちゃんと早く眠ったら、おまけにウエ ....
五月晴れの匂う
青い空の下
潤いの粒がキラキラ光る
生き生きとした緑の葉っぱたちが
風に揺られて
カサカサと何かお喋りをしていた
何だろうと聞き耳を立てても
わたしは人間なので
うまく ....
露草色の空を
のどかな雲が流れて行く
いつか見た雲が白い蝶をかたどって
私の頭の上を
風に吹かれて飛んで行く

どこへ行くのと手を振ると
今度は白い子馬となって
東の空へ駆けて行った
 ....
私たちは互いを必要としながら
それぞれの場所で夕陽を眺め
明日の湿度を欲しがり飲み込む振りをする

あなたと私は
埋もれてしまったいつかの夏に
栞を置いたままかもしれない
そ ....
裸足になって詩を読もう
どこか不思議と
目に入ってくる言葉が
そのまま受け入れられる

気持ちがこもった
言葉なのだから
肩を張らずに
裸足のままで
そのまま読めばいい

純粋な ....
 硝子の靴の落ちる音。
 振り返った君の瞳に
 今は、悲しみが見えない
  ・・・安堵するにはまだ早いけれど。


 朝日の落ちたリヴィング・ルームは
 持ち主のいないティーカップを浮き ....
幼い頃
誰かに見つめられて
動けなくなったことがある
逃げるので精一杯だった
不思議な目だった
そんな記憶を思い出しながら
公園のベンチでうたた寝をする

家でちゃんと寝ようと思って
 ....
境界のあやふやな 一日は
爪の間から 鱗が生えてしまう

空をつかむ その指には
退行の刻印のニキビ跡

  夕暮を透かして 茜色
  山の稜線が
  青く 遠のく
  空に雲は置か ....
どちらを向いても なぜかいつも向かい風

「宿命なのさ」と笑う君

つないだ手さえ「宿命なのさ」と笑う君

向かい風にも ふたりで行こうね
ビルの
濡れたところと乾いたところ
海岸通りによく目立つ
あの一枚岩のビルが
晴れ間の舞台に立ち
静かな雑音と共生しはじめたばかりの今
まるで定規で測ったような岩壁のところどころが
濡れ ....
誰かを好きになって
結婚して
こどもを産んで

ごく自然ななりゆき
なんだけど
それを人間らしさと言えるのだろうか

赤ちゃんを抱いた
お母さん
しあわせそうに見えるけど

割 ....
   一  アンタレス disk1


君と夜の海辺を散歩していた、
はずなのにいつのまにか
空を歩いていた

頭上に、海
でも今日はよく晴れていたから
涙の一滴も落ちなくて ....
 ひどく僕の指先が透明になる気がした


 記憶の中の君は後ろ姿ばかりで
 どんな表情だったかも思い出せない
 ぼくは少しぬるくなったコーヒーを飲みながら
 君がいつ帰ってくるのか、こっそ ....
名付けたいひかりの先に
やさしいリビング・ルームがない


一握りのたましいが
あかるみに美しく滅んでいる


並んで有機物が芽吹く
動とも植とも
青とも赤ともつかないまま

 ....
ウニを食べながら
酒を飲む至極の時
構って貰っている内が


ジャズバーでくつろぐ
ブランデーを飲み
お金がなくなり


ダンスホールで
蝶のようにエスコートして
我が身を ....
秘められて
冷ややかな 驟雨に
浄化の断片は 陽性を示す

振幅の激しさは
吉祥の香
雨の甘き 音

又 驟雨 来ぬ

ヒイラギの曲線 美に
閉じ込まれた 世界 雫

垂れて ....
道に数々の華が咲いて
   水たまりに輪が広がってゆく


 外に降る雨は
    私の{ルビ心=なか}にも しとしと降る
   そんな時は 心も身体も凍える


  雨 雨 雨・・ ....
       1

ひかりは、不思議な佇まいをしている。
向かい合うと、わたしを拒絶して、
鮮血のにおいを焚いて、
茨のような白い闇にいざなう。
反対に、背を向ければ、向けるほど、
やわ ....
月に咲く花は
彩をもたないの

透明は何にも
染まりはしないから

儚げで
それでいて凛として

月の花は
誰にも見られずに
ひっそり咲き誇り

ひっそり散っていくの ....
ポイントなんていらない。
ポイントなんて、いらねぇよ、初夏。
ポイントなんて どうでもよくない? よくなくなくなくなくセイ イェーッ!

、、、嘘です!
ポイント欲しいです!
ポイント入れ ....

初夏の山は
いいにおいをしたものを
たくさん体の中に詰めて
まるで女のように圧倒的な姿で
眼の前に立ちはだかってくる
たまに野良仕事をしている百姓が
山に見惚れていることがあるが
 ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
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