会社をたたむと決心して以来
もののたたみ方に注意するようになった
これまで自分でたたまなかった布団を
たたんでみたりするようになった
いつもはそこら辺に放り投げている
パンツや靴下もたた ....
君にとっての世界

それはこの部屋のなかがすべて

出かけてくるよ

君は寂しげに小首をかしげ

ドアをあける気配に

まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む


 ....
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** いつものイタリアンレストランで **


今日の昼食には
初夏の香りと笑いのレシピ
笑い声を集めて作る
レシピは初夏の匂い

 ....
朝日はね
特に良く晴れた日の朝日はね
そりゃあもう別嬪さんで
たったひとりで見ていると
もったいないような
独り占めできてうれしいような
不思議だね おれは
新しい朝と結婚したくなっちま ....
雨が降る
涙が出る
もう君を離さない
もう君を逃さない

いつも一人ぼっちで
君とパンを分けた事がない
一人で全部食べたけど
満たされない

増やさない
奪わない
貯めない
 ....
微笑む君の手をとって
一緒に歩く
楽しくて
嬉しくて

僕を見ると
飛びついてくる
ハンカチを貸して
一緒に歩いてゆく

もう会えなくなる
もう見えなくなる
もう歩かなくなる
 ....
人に愛され
必要とされ
役立って
誉められる

幸せなんだろうけど
満足していない
心にはポッカリ穴が
開いている

寂しい
悲しい
空しい
苦しい
手紙の最後に
P.S.と記す

ああ、そういえば
思い出したよ
とでも
いうような
そぶりで
P.S.と記す

白状すると
本文は
この追伸を
書くための
助走

その ....
は、「蝶」だった。

彼女は、彼の血が殆ど「白い花」であることなど知らなかった。

また猫を被った「砂漠」の似非民主主義の下に隠された
支配と、からくり仕掛けの国体そのものが
火と硫黄の燃 ....
思い出の箱を
春の野に
夏の朝に
秋の鳥に
冬の霰に隠してる

栗鼠のように
大切な食料

びっくり箱のように
色彩が溢れないように

暗証番号つける
秘密のファイルのように ....
題 桜吹雪
    トロピカル・ウェイブ作

夜まで
桜の木の下で
お花見をしている

とても
大きな
桜の木

風も少し吹いている
夜空に舞う
桜吹雪
うららかな春の日は
たおやかに花も咲く

吹く風に窓辺はふくらみ
まどろみをさます冷ややかさ
夢見るような空気の揺らぎ
闇をもはらむ光にあふれる

沈黙が
しなやかに這うようで
 ....
上り坂が続く

坂道が
「ごめんね、坂道で」
という

ギアなんてついてない
ママチャリですので
傾斜が上がるたびに
スピードが落ちていく
ペダルが
どんどん重くなる
後悔が
 ....
焼夷弾爆撃によりアメリカは10万匹の天使つくった / 
「君だけを幸せにする! お返事を待っています♪」とメール爆撃 / 
繰り返し画面に映る商品は眼から脳への爆撃である / 
爆撃機ふたつ購入 ....
世界の最果ての部屋で
無音のテレビが瞬いた

鬼が私を探しに来る
緋色に染まった夜の海から
シルクの魚雷に跨って

鳥は巣で寝返りを打ち
子供は母に抱かれて眠る
青い瞳の中に
沈みかかる方舟

手を振れば
手を振り返す
遥か彼方から

震えた体を
異人の言葉が抱きしめてくる
温め合う心と心

黒い瞳の中から
ありったけのサンキューを
 ....
君は最後の彼女
君は僕のワイフ
君はロンリーハート
君はたった一人の女

はなさない
逃がさない
はなせない
あわてない

君に求めるものは
大きな乳房
美味しい料理
会話の ....
寂しさを通り越して
感覚が麻痺すると
人は寄ってくる
面倒臭くなる

勉強せにゃあかんと
思う反面
遊びたい
夢心地

夢でイカ入りの
ホワイトシチューを
食べる。
皆の為に ....
やっと人のネットワークが
できてきた。
網に掬われ
落ちないでいられる。

皆に愛され
皆に慕われ
皆に必要とされる
皆に大切にされる

他人とめしを食うと
関係が深まる
外出 ....
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おいらは鈎にぶらさがったあんこうさ
口からいっぱい水を呑まされて
ぶらさげられて
身を削ぎ落とされる

皮も
鰭も
胃も
腸も
 ....
四月病ってあるらしい
さりとて年度替りの初々しい賑わいとは
とうに縁遠くなっているのだから

花散らしの雨もあがり葉桜と化した桜並木を
これでよいのだと独りごちながら歩む




 ....
デートの日 興奮してて 朝目覚め

良いことも ストレスになり 疲れはて

机買い 家中箱で ごっちゃごちゃ
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った

あぁ、なんて心地よい

名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ....
{画像=120414154847.jpg}


春に向う

眠りから覚めるがよい。
若者よ目を開けよ。
口を少しく開けたそのけだるい表情こそ
生得の感覚。
風を感じるがよい。
足の ....
いくつもの
さみしい
たましいが
夜のツバメさながらに
ひらひら
とびまわる

生きている
人間は
なぜに
あんなにも
桜、桜と騒ぐのだろうと思い
やってきて
白いはなびらの ....
新しい暦が生成している
遠い国で洗い上がったシャツの匂い
ためらいと高揚
背中に触れる唇の温度
インディゴに溶け込むマゼンタ


梢たちを過ぎて
吹き下ろす視点から
 ....
時折 背負った荷物をすべて下ろしたくなる
 そしてまぼろしの中の風のように
 異邦人たちの衣を揺らしながら
  何も持たずに消滅したい

時折 鳥となって旅路の終わりへと飛び去りたくなる
 ....
破滅は近い
人間収束をしよう
発散は嫌だ
人間が生きて良かった
話を作ろう

良い事をする。
人の為に働く
心の純度を高める

死後は安らかに眠ろう
何の心配もなく
笑顔で楽し ....
奇想天外
愛されたければ
愛せばいい
Give&Take だ

人はエゴのなす技
自分の事しか考えてない。
自分の得にならないと、
人は相手にしなくなる

Destroy
破滅を ....
放射能に怯える夢を見て
逃げ惑う毎日
時限爆弾のように常に不安

喉をえぐりとられ
胃をとられ
癌になる
白血病になる

禿げて
爛れて
不妊となる
この先20-30年苦しむ
 ....
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