人並みに
ほど遠い日日

ただ野に咲く
すみれであれば
良かったと
わたしたちの細胞は
毎日少しずつ
死んでいる
そこには
痛みもなく
悲しみもなく
怖れもない
どんなからくりなのか

思えば
自分の身体なのに
知らないことだらけだ
いや、違う ....
すこし太った と
しわだらけのあなたが言う

たしかに 
しわの数はへっていないけれど
わずかに 浅くはなっている
一年ぶりに 団地にUターンしたのが良かったのか
また 
独居 ....
わが一歩 一応は一歩進む
道に穴だ 二歩さがる
すこしずらして 一歩進む
空気がない すごすご引き返す
しゃがんで一歩 こっそり出す
いきなり水の中だ 鰓がなくて溺死

科学は日進月歩  ....
軽い手荷物で降り立った
六月の駅
梅雨の晴れ間
見あげると若い鮎が
翼を休めていた

炎上、
前の雰囲気のなかで
穏やかに営んでいる街路

山羊のこどもに
みちをたずねると
右 ....
{画像=120624184853.jpg}


突然の雨に読みかけの新聞を掲げ
歩き出すと
ポタポタ
新聞紙に残る雨痕は
不思議に一定方向に跳ねが伸びて
跳んで
僕は誘われて歩いて行 ....
間違えて泣いている
六月に北西風が泣いている
迷い込んでしまって
六月の森で困っている

仲良しのいない
寒い、隣には
ふと子猫が
寄り添ってきた

北西風は怖がらないよう
気を ....
月面に地球がのぼるのを見たことがあるかい

虹彩異色症の奥菜惠ちゃん デビッドボウイ

片目が金目でもう片方が銀目の猫

ちょっとだけちがうものが無数に存在するが

有限個ならば統計学 ....
勉強で右の手首が痛くなる  ゆきちゃんは あさ
 かさをさし 長靴をはいて
 雨のなかの花にあいさつする
 話しかける
 おじぎをする
 おはよう さようなら
 きょうなにたべるってたずねている

 ....
整ったものが
好まれるのだという
篤い信仰のもとに
整えられたツツジよ

応えなくて良い
そのままで

答えてごらん君の
生きてきた軌跡を
どんな色の刃が
君を好んできたのかを
 ....
一人だったころは
素敵だった
宝石の眠りを
奔放に
貪っていられた

永遠は実在しない

一人だったころは
淋しかった
路傍で気づかれずに
一輪の君にも出会わずに
慟哭できたほ ....
日本人
  比べてばかり
    顔色を
  アメリカ人は
    個性の文化
日本の若者は自分の意見を
持っていない
持ったとしても発言できない。
理論整然と説明できない。

暗記ばかりの勉強をして
骨抜きにされる。
答えのあるものしか解けない。
反抗できない。 ....
君死んでくれないか?
ナイフを持って立ってた
ドブネズミのように
もっと欲しい。

世の中めちゃくちゃ
くだらない漫画読んで
時間をつぶし
ギャグの一つを考える。

ダイエットしに ....
あなたの
ひと言ひと言に
眩暈するんです
月並みでしょうか

やわらかくどこか
秋の落ち葉のような声を
聴くたび
バイオリンの絃のように

わたしは驚きます
そしてそのままのここ ....
かなしみの夜だ
風が湿ってきた
知るために
自転車を出した

灯りの白さに
この町の
貧しさを悟る
ほら

あの遠いビル
オレンジ色の
たいそうなこと

燈されている
ゆ ....
愛する雨 自由を解釈させる雨

掘り下げても 憂鬱になんてさせない 自由を解釈させる

愛する雨

問えない芸術が化けてる細胞の核 

幸い瞬きに 遅いと感じる瞳

愛する雨 物語 ....
慈悲深い
  女によって
    助けられ
ほっとなでおり
深く反省
今の会社に9年所属している
障害児から始まった
ご飯を食べさせる事ができず
すぐ外された

特攻隊の生き残りのおじいちゃん
フレンチトーストが好きだった
思い出が沢山ある
当時介護のバ ....
たいふういっか

台風一家だと
思い込んでいた頃

台風が去った朝
通学路には
一家が遊んだあとが
残されていた
なぎ倒された空き地の草
折られた柿の枝
おしゃかになった傘
 ....
潜る
深い深い思考の中
深海魚みたいに
やさしい言葉はかんたんにでるのにね
ほら笑ってるそばから
胸がいたい
自分のことが好きですか
深い海のそこから
あたしは泳ぎはじめる
好きです ....
日傘を差した女の影が


歩道の凹凸を滑って行く



            踵を返す青い熱帯魚
            フルートの鋭い閃光
            アイスピックを ....
またひとり
  味方する人
    減ってゆく
苦しみを通り越し
恍惚となる
意識が朦朧として
死を覚悟する

思いだけが駆け巡る
世の中が分からなくなり
悲観的になる
色恋はなくなる

体は疲れ果て
モルヒネを打つ
死に水 ....
 
思い出の国に目覚める眠り姫

映画を観たり、キスしたり、

その度、僕の胸はキュッと痛くなる



 
資金集めに
企画
人集めに
場所の確保

会報に
郵送
勉強会
相談

個人的付き合い。
アンケート
説明会
総会


結構大変なんです。
あるところに
猿がいた
檻に閉じ込められ
外に出たかった

いい子にします。
自由をくださいと願った。
散歩に出された。
そして曲芸の練習した

いつも首輪をしていた。
ある日首 ....
{画像=120616222037.jpg}



季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ


季節の風は
確 ....
雨の日に
西瓜をノックすると
入ってます、と声がする

ぽこん

西瓜まるごと持つと
かなりの重量感があるのに
成分はほとんどが水なんだってね
ふうん、そうなんだ
果物を食べると
 ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8217)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
すみれうた- もっぷ自由詩212-6-25
貸し家- そらの珊 ...自由詩1012-6-25
M_2012- たま自由詩35*12-6-25
無駄な一歩か否か- 木原東子自由詩19*12-6-24
六月の駅から- もっぷ自由詩612-6-24
雨にあるこう- beebee自由詩25*12-6-24
その時に呼んだのは- もっぷ自由詩312-6-24
地球照- 梅昆布茶自由詩2212-6-24
ほんとかよ- ペポパン ...川柳5*12-6-23
ダウンズタウン_is_freedom- 石川敬大自由詩17+12-6-23
ツツジ- もっぷ自由詩312-6-23
ことの次第- もっぷ自由詩112-6-23
日本いぬ- ペポパン ...短歌3*12-6-23
未来のない日本- ペポパン ...自由詩2*12-6-22
美しくなりたい- ペポパン ...自由詩4*12-6-22
- もっぷ自由詩512-6-22
午前三時- もっぷ自由詩412-6-22
雨連なる- 朝焼彩茜 ...自由詩15*12-6-21
頭上がらず- ペポパン ...短歌3*12-6-21
ホームヘルパー- ペポパン ...自由詩6*12-6-20
台風のあとで- そらの珊 ...自由詩3012-6-20
オチテユク海のそこ- じじ自由詩19*12-6-20
白昼夢- ただのみ ...自由詩25+*12-6-19
失言- ペポパン ...川柳4*12-6-19
DEATH- ペポパン ...自由詩6*12-6-18
眠り姫- 殿上 童自由詩20*12-6-18
団体の長- ペポパン ...自由詩3*12-6-17
猿山- ペポパン ...自由詩3*12-6-17
通り過ぎる春に_/_駅裏の空地で- beebee自由詩25*12-6-16
雨の日に- そらの珊 ...自由詩17*12-6-16

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