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机の上に
飾られた花が
あの子の代わりに
水を飲んでる
だからこの手で
花瓶を洗って
新しい水を
届けたかった
もっと生きられた
はずなのにという
あの子の居場所に
投げ ....
八段目をうまくクリア出来ない
こんな毎日を誰が見てるの
時計の針が正しく刻んでる
薄明の月も少し笑って
命を更新していく放課後
持たされたランドセルを跳び箱に
超えていきたいマーブ ....
命はいつも燃えたフリをして
シャツの襟に黒い灰を残す
戦ったばかりの今日でさえも
明日から見れば練習の日だろう
夕陽とゴールが重なるまでに
どれだけの汗を流して来たのか
果てなき夢 ....
空と海の色が同じになると
星が綺麗に見えるから好きだ
孤独な人が失くした明日を
ポケットに入れて渡せたらいい
心で感じる自由がなければ
優しくすることはできないよね
虫一匹の命が重 ....
ハイヒールで潰して来たのは
缶ビールと誰かの靴紐だ
すれ違う瞬間に与えられた
不安定なバランスを生きるまで
目標に向かう足元を見ると
スニーカーの人には敵わない
若くて尖った勢いの ....
白いホールケーキのような町に
シャベルで切れ目を入れたとしても
真新しい粉が空から降って
思い出を挟む間もなく積もる
傘も差せずに動いているなら
髪を白く染めてゆく雪の精
何十年も先の ....
三つ編みの中に隠したボタンは
あなたの制服の二番目だった
ネズミにかじられたりしないように
私は一等席を用意した
黒いおさげが光の加減で
緑になるのを気に入っている
重たい髪が ....
IDカードをぶら下げながら
コンクリートのビルに出入りをする
飼い猫の首輪が軽くなるのは
見上げた空に星が浮かぶ頃
明日もまた胸にメダルを掛けて
僕の心と月光の温度が
凍て付くような冬の海岸で
あの場所へ連れて行って下さいと
シリウスを指差す誰かの声が
真っ直ぐに空へ伸びて響いた
内に秘めた強さはきっと何か
目指すモノがある ....
同じ雨を見て
ブルーになったり
好きだと言ったら
赤くなったり
君と僕を映す心の色は
鮮やかに染まる白だと思う
一度結ばれたら二度と離れぬ
蜘蛛の糸で作られているらしい
るるりらさんのミナト 螢さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
公式
-
ミナト ...
自由詩
2
19-3-22
跳び箱
-
ミナト ...
自由詩
2
19-3-3
ホイッスル
-
ミナト ...
自由詩
1
18-6-24
夜ノ声
-
ミナト ...
自由詩
4
18-6-4
万華鏡
-
ミナト ...
自由詩
2
18-5-16
北国の朝
-
ミナト ...
自由詩
10
18-1-12
森の詩
-
ミナト ...
自由詩
3*
17-8-2
プライド
-
ミナト ...
自由詩
2*
17-5-16
海を見ていた
-
ミナト ...
自由詩
4
16-6-1
法則
-
ミナト ...
自由詩
1
16-5-17
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