川の上の詩人
朧月
流れの早い川の
真ん中ほど
石のうえに立つ鳥がいる
あれは
波乗りか
あれは詩人か
首をわずかにかしげ
未来を憂いている
橋の上にいる私に
尊い詩人が予言した
今のままではだめだよと
自由詩
川の上の詩人
Copyright
朧月
2014-03-27 18:21:39