なんだか祭りが始まっている。といってもなんて言うか、たいしたものは書けやしないのだが、要するに「鑑賞文」の断片を私的メモを公開するようにひとまとめにしておけば、僕が好きだなあと思ったり、もっと触れて ....
そっといじけたような光でいる
まるくまるくなでられたいのに
そっぽをむいて目を閉じて
大きな花の実を食べている
ずっとむずがゆく思っている
ときどき次の次がほしくなる ....
昨日靴ぞこが半分はがれたー!
アロンアルファでくっつけた
がー!またトレタ
歩きにくいー
片足を引きずる。もうどこいきゃいいの?
ぼくの育った街の
素敵な駅前でー!
ああ ....
出口がない
そう感じたら
潜れ
潜れ
水死体みたいに
朝の空を流れる
昨日の夜
大阪環状線で
車両事故
ムナシイ
家と反対に
生まれた方へ
帰る
夜をとおりゃ ....
[唇がはなれてことばを、すべりだす。昼過ぎのガラス窓に緑色がぼやけて逃げる畳の、角に埃、ふわらふわら舞う。涼しく吸い込み、からだの中を撫でて回るやわらかな無が、人たるぼくのこめかみの先まで届くらしい。 ....
詳しく書き始めたい。
自分の体に異変が起きたのは、高校2年の頃である。
自分は剣道部員で、それは真面目な部員であった。(その時はねw
しかし、小休止の時に面を外すと、頭皮が痒い。たまらん。
....
小さな円にあふれる花
雨の朝の鳥と痛み
夜の網の無音と光
午後に横たわるひとのかたち
置き去りにされた灯と灯の間で
光は踊りつづけている
みんな
何かに乗ってい ....
青空は世界の王である午後にやきそばパンを買いにゆくとき
みとれてるあなたの美脚やきそばの麺の細さを味わうように
屋上であなたとふたり風に似る高鳴る胸の火災報知機
焦がれて ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=17661
なみさんは同じ傾向の詩をよく書く。
空気が似ているので、
見慣れない人はみんな同じように見 ....
いつものナレーションから。この文章には、『スター・レッド』のネタバレが含まれている。批評というものはネタバレなしには不可能というのが私の持論、この持論に不満がある人はここから先を読まないように。
....
あったかい
あなたは そう言った。
すき
そんな あなたと
ああするのが。
あの日着ていたコートを今年はまだ着てない。
....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ
いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
わたしは柱があるとぐるぐる回る 倒すと橋になるが渡らない 担ぐと重たい 渡るべき川など存在しない 柱を引きずることは法律で禁止されているようだ もとから切り離さない チェーンソーがあれば刃先を土に埋め ....
カナリアン マドリガール
チョコレート に溶ける
黒い葉
伏せた
雪おち の 月光
塞ぐ ひかり に
さらされる 望み
ささやく 言葉は きこえない
カナリアン マドリ ....
はじめにお断りしておく。この文章には、『スター・レッド』のネタバレが含まれている。結末がわかってしまったら物語を楽しめないと思う人は、ここから先を読まないように。もっとも題材が萩尾望都なのだから、結末 ....
音はかたちに
かたちは音に
震えあう声
見つめる光
会話 滴 滴の石たち
つづく星
つづく星の水の輪たち
緑衣の子が帯をとき
首に二回三回と巻き
残りを胸の間に ....
幼少の頃は、よくハーフと言われるほど、可愛かった。
きっとジャニーズ出してりゃ、間違いなく受かった。
事実だ。今、俺が見たってそう思う。
なんて可愛い奴なんだ、こいつわ!
3歳の俺が、法被を着 ....
雨が嫌いだ
校門でしか会えない
君の顔
今日は
半分だけ
蒼い 空に とけ込むように そまっていった 雲が 届けようとした 白い 水晶
いたい
風は さすように それを 運んだ
*
西の空の片隅で眠る冬は くぐもり
風の花 ....
かたやま なごる くれた つき
ふさがる やみの さする かみ
とほうに さとす ひかる あさ
つづれぬ えふで かこう むね
ねむいのに ねむれないよるは
せなかから こごえている よる
あくびだけを つれだって
とけいの はりと おいかけっこ
しん、とした よるのなか
すきな おんがく ならしてみる
やみの ....
あなたが徐々にしなり
あなたの腕がしなやかに湾曲し始め
それが良いことであり
あるかのようにあなたの腕の湾曲を
私のここから私は俯瞰する
キトキト、糸の車
からまりほつれ
て ....
穏やかな平行の視線
温もりのすき間に
優しい花を飾って
大きさの違う手のひら
重ねても埋まりきらない
埋めなくていい
近付いて
震え
離れては
響く
声も
色も
匂 ....
さまよってたのではなかった
新しいダウンに袖を通したとき、包まれた、温もりに
軽くて安くて
チャチで大切な
千円の
この瞬間
わたしの迂回や迷妄は
大切なひとの
消えていく ....
最近、英詩で二連作。どちらも内容は
「I hate you」的ものである。
何が嫌いか、と言われれば、俺はまずこう言うだろうよ。
「やたらに英単語を使う馬鹿」
俺、こーいった奴が凄く嫌い。 ....
ひらひらと迷い込む木の葉
切り株で一休み
「こんにちわー!」なんて何も知らず
暖かい微笑みで
「十分休んでおいき」と言った
切り株の声、コントラバス
奏でる物語に聞き惚れて
切り ....
なんと呼ばれる鳥なのだろう
石段の不揃いな傾きに
しっとりと煙る霧の中
コードの巻かれた掃除機は
底辺の視界を黙々と追っている
ガラガタリと小さな車輪を回し
苔を舐めるように登って ....
〔3月の風〕
風上に向い口を開ける
口の中を短い鼓動で回流する風は
粘膜を乾かすことをやめようとしない
〔幼少の頃、〕
「この子は他の子より唾液が多いみたいで」
母は決まっ ....
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う
けれど、今日の君・・・
今はなん ....
巨大な象に踏まれた早朝のグラウンドで
石灰で描かれた白いラインを挟んで
きみとぼく こんなに遠い
舞い上がる砂埃につつまれて
ほどけてゆく朝陽が
冷酷なやわらかさで広がってゆく
ここにきみ ....
ふるるさんのおすすめリスト
(5844)
タイトル
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カテゴリ
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日付
【批評祭参加作品】■シロン、の欠けラ(1)
-
川村 透
散文(批評 ...
10
04-12-13
ノート(午後の尾)
-
木立 悟
自由詩
5
04-12-13
主語はオレの日
-
石川和広
自由詩
5*
04-12-13
環状遊泳
-
石川和広
自由詩
6*
04-12-13
そうしてぼくらは止まらない話を
-
nm6
自由詩
7
04-12-13
漏れが美少年だった日々(対アトピー戦記)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
12*
04-12-12
白と黒
-
木立 悟
自由詩
3
04-12-12
若者的最高峰
-
本木はじ ...
短歌
12
04-12-12
(批評祭参加作品)詩人のスタイル_—せまいみち、よりそうあわ ...
-
いとう
散文(批評 ...
6*
04-12-12
萩尾望都私論その8_私の赤い星4「生むヨダカ」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
3*
04-12-12
寒い寒いうんと寒いその日に。
-
ひびき
自由詩
3
04-12-11
十階の家族
-
たもつ
自由詩
101+*
04-12-11
ニュージーランドは存在するか
-
黒川排除 ...
自由詩
3
04-12-11
ひいな_の_ついばみ
-
砂木
自由詩
2*
04-12-11
_萩尾望都私論その7_私の赤い星3「生めないクロバ」
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
4
04-12-11
緑衣の子
-
木立 悟
自由詩
3
04-12-10
漏れが美少年だった頃(対アトピー戦記)
-
虹村 凌
散文(批評 ...
11*
04-12-10
雨が嫌いだ
-
月山一天
自由詩
11*
04-12-10
冬の便り_-_7編__-
-
ひより
未詩・独白
6*
04-12-10
あびる_ほし_に
-
砂木
自由詩
6*
04-12-10
ねむれない_よる
-
玉兎
自由詩
2
04-12-10
湾曲
-
たもつ
自由詩
10
04-12-9
和音
-
さち
自由詩
8*
04-12-9
柔らかい夜に
-
石川和広
未詩・独白
1*
04-12-9
Go_fuck_your_mam_boy._You're_p ...
-
虹村 凌
未詩・独白
8*
04-12-9
森のコントラバス(追悼:武力也さん)
-
木葉 揺
未詩・独白
6
04-12-7
掃除機
-
湾鶴
自由詩
4
04-12-7
風だった
-
たもつ
自由詩
18
04-12-6
「さてと」
-
もこもこ ...
自由詩
4*
04-12-5
I_can_speak
-
本木はじ ...
自由詩
3
04-12-5
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