押し出されてゆく
   押し出されてゆく
   波打ち際を
   海へ
   風が背中を押す
   バルチック海ではない
   鎌倉の海でだ
   実朝が幻の建造船を ....
サンボール
煌く窓辺
髪が頬にかかり
数本は口元まで寄りかかる
白壁のビルが空と一枚になって
雲は遠慮がちに薄い
揺らぐ陰まで淡く香る
ペチコートカーテン
ひらり
青いスニーカーが似 ....
ふと気が付いたら もう2日もシャワー浴びてねぇんだな
頭痒い痒い痒い がりがりがりがり

がりがり勉強なんてしてませんよ 全くもってしてません
ごめんなさい父さん母さん 最低ラインに俺は立って ....
かかっていた淵が
木の内側から
咲き 産まれ

飛翔と
知る時間もおかずに
闇のまま 飛び立つ

雲は まだ眠る
陽は あちら側

凍結した 雫が
おちない 純情
 ....
忘れてる憶えていない僕たちはいつからここにひとりでいるの


真っ二つに裂ける桃です落下して蟻がたかって朽ちてさよなら


この場所からもっとも遠いところとはたとえばあなたの微笑むところ
 ....
この背中に
烏のような
黒い翼
つけて下さい…


気が狂いそうな
激しい歌が好きで さぁ!
でもお前には聞かせてやんない
俺の大好きな歌 だよ

生きている事が
楽しくて仕方 ....
若く情熱があり頭の回転の早い人たちは、はやく自分が何者であるかを定義したがる
早く世界に出て自分の態度を説明しようとする
どれだけ自分が一人前であるのかを社会に認めてもらおうとしている
分かる、 ....
もう一度白い世界さ何もない何もないのさすべて以外に


聴こえるかい草原をゆくぼくたちの忘れたすべての木々のざわめき


もぎ取った翼を売ってぼくたちは生まれたのだときみに言われた

 ....
城に迷う
古城
朝から

指が動きにくい

触っている感じが薄い朝
遠い朝

朝の雲の城
飛竜、城を囲む朝
巻かれてタバコの煙
指がすきとおり、幻想界から
想像階へ、ふるえ ....
          1.後進としての「私」

http://www.ittsy.net/academy/instructor/sumio2_1.htm
発達心理学の浜田寿美男氏の文より ....
愛しんでいるのか
こわしてしまいたいのか
このからだ
誰のからだ
ある、からだ
だ、からだ
涙が感情とずれて
頬を官能的に滑っていく
私が悲しいなんてことは無い
ただ、からだの構造上 ....
朝から、青い陽に、
波シブトガラスが
割れそうもない節理を抱いて
泣いているぞ
かあハア

丸山薫よ

くあーっ

轍の臭いだ
草の遠く
それが、銀河より遠く
発泡スチロー ....
私は眠る
掛け蒲団の左右を身体の下に折りこみ
脚をやや開きぎみにし
両手を身体の脇にぴったりとつけた
直立不動の姿勢で
寝袋にくるまる旅人のように
防腐処理を施され
身体中を布で巻かれた ....
何でそんなにがんばるの? 何か、ひとつ書いたらテンション上がってしまった。
腹も減った。米を水にひたしてる間に、もうひとつ書こうと思う。
日本人シリーズ、行くぜ!

知っている人は知っているが、現在俺は英語圏に住んでい ....
  ぼちぼち本を読もうという気になった
  うつ症状からの脱出だ
  現代詩手帖2005年の年鑑
  拾い読みしていたら
  昔の仲間がこぞって
  2004年代表詩選に選ばれていた
   ....
先日、女の子と喋っていたところ、意外な事を言われたのだ。
「男の子って、みんな外人好きなんだと思ってた」

この発言を受けて、本日も逝ってみませう。
リョウちゃんのー!独り言コーナー!!パフパ ....
その道は
街灯の小さな明るみの中に
白く浮かび上がっていた

様々な思いが通り過ぎていった
その白い舞台の上を
今日は
消え残る足跡がひとつ
闇の中に後ずさる

風が
粉雪と共に ....
丸山薫の詩を声に出して読むとたのしい。
なかなか他人の詩を声に出して最後まで読み通すには、自分の体力だけでなく、相手の詩にも
言葉を口にするのに「恥じなくていいよ」という「一押しの力」が要る。
 ....
 田村隆一は太平洋戦争後の荒廃した社会を的確な詩語で捉え、戦後詩壇を代表する存在になった。と、日本の詩の歴史ではそういうことになっているらしい。僕は言うまでもなく戦後生まれ、それも高度経済成長の真っ只 .... かかしに たよる
おお ばか さん

あおっ ちろい
まるの かむり

いがぐれた
いびき

はい びじょん かざる
たくましい たけのぼう

の あしもと
ころがっ ....
だれか ひとりのひとを
すきになって すきになりたいんよ

だけど 遠距離でも つづくコじゃないと あかんなぁ

純粋に 恋 がしたいんよ
あい やのうて 恋 がしたいんよ

それ ....
よる は ふしぎ
いえないことが
するん、と
すべり おちる

よる の ふしぎは
あまり しられてないし
おしえて あげられない
ひみつを しりすぎると
あさに かえれなく ....
風が 開いた

土の 群れ
巻かれて
上がる

梳いた


はぐれゆく
胸に

破 削り

天陽
流し込む
誰かが線を引いているのは知っている
何処かで誰かが見ているのも知っている
死にたくねぇのに 死ぬかもしれないのも知っている
死んだらそれまで サヨウナラだってのも知っている

誰かを愛する事 ....
石川和広さんの作文中にあった言葉を見て、何かを思いついた。
それを、したためてみようと思う。
少し、真面目に。

「愛と平等を否定する」と言う言葉。
俺も否定している。愛も平等も、基本的にあ ....
染み一つ無い真白な紙を埋め尽くす
白い詩の燃え尽きた詩人よ
家中のペン先が折れ曲がる筆圧で
描く 角張った情景
放り出した原稿のマス目から
飛び出す遊び文字を拾い集めて
茹で上げる アルフ ....
振り向けば見慣れぬ田園地帯からぼくに似たきみ空を呼んでる


青空を描き続ける画家としていつでも眠るときも仰向け


ゆびさきに雪のひとひら落ちてきて京都は違う明日を生みます


落 ....
今日もまた水平に生きてしまった
床に零れた水のように
だらりと二次元に広がる憂鬱
その中で私は
音楽のような殺意を胸に秘めて日常に微笑む
空に観察されている
私は何者でもない

冬の山 ....
千人斬りか。大言壮語したもんだなあ。いいなあ、若者は無鉄砲で(笑)
しかし、さすがに一人ではシンドイと泣きが入ったので、三人で百人ずつ交代でやることになりました。いやしくも他詩を斬るからには、みずか ....
ふるるさんのおすすめリスト(5844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海は快感だった- 天野茂典未詩・独白605-2-25
日和- 湾鶴未詩・独白505-2-25
汚詩- 虹村 凌自由詩4*05-2-24
かたゆき- 砂木自由詩3*05-2-24
恋愛焦土- 本木はじ ...短歌405-2-23
背中(せな)の翼- 虹村 凌自由詩7*05-2-23
若い人に捧ぐpoem- 馬野ミキ散文(批評 ...4505-2-23
洪水反射- 本木はじ ...短歌3*05-2-22
朝の雲の城- 石川和広自由詩1*05-2-22
◎自分をいつくしむとは?—身体と、ことばの育みについて___ ...- 石川和広散文(批評 ...2*05-2-22
はてなミクス- 石川和広自由詩2*05-2-22
カラス薫る、越え- 石川和広自由詩3*05-2-22
夜毎の木乃伊- 岡部淳太 ...自由詩11*05-2-22
限界- ポンテク携帯写真+ ...10*05-2-22
日本人の英語について- 虹村 凌散文(批評 ...34*05-2-21
現代詩手帖よ- 天野茂典未詩・独白405-2-21
日本人の女の子についてーその利点と欠点ー- 虹村 凌散文(批評 ...13*05-2-21
冬の旅人- ダーザイ ...自由詩22*05-2-21
「一押しの力—丸山薫の詩を声に出した日」- 石川和広散文(批評 ...4*05-2-21
田村隆一(その詩行のかっこよさから語る)- 岡部淳太 ...散文(批評 ...30*05-2-20
そもそもそ- 砂木自由詩4*05-2-20
おもちゃのへいたい- 虹村 凌自由詩8*05-2-20
よる_の_ふしぎ- 玉兎自由詩1005-2-20
きざし- 砂木自由詩7*05-2-19
21番目の弾丸_(即興詩)- 虹村 凌自由詩2*05-2-19
きれえごと- 虹村 凌散文(批評 ...6*05-2-19
雪紙マイナス五度上の白詩人- 千月 話 ...自由詩8*05-2-19
夢中遊行- 本木はじ ...短歌4*05-2-19
私たちの空- 岡部淳太 ...自由詩9*05-2-19
三匹が斬る〆_現代詩フォーラムランダム道中千人斬りの巻__其 ...- 肉球マニ ...散文(批評 ...1205-2-19

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