青空は世界の王である午後にやきそばパンを買いにゆくとき


みとれてるあなたの美脚やきそばの麺の細さを味わうように


屋上であなたとふたり風に似る高鳴る胸の火災報知機


焦がれて ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=17661


なみさんは同じ傾向の詩をよく書く。
空気が似ているので、
見慣れない人はみんな同じように見 ....
いつものナレーションから。この文章には、『スター・レッド』のネタバレが含まれている。批評というものはネタバレなしには不可能というのが私の持論、この持論に不満がある人はここから先を読まないように。

 ....
あったかい


あなたは そう言った。




すき



そんな あなたと

ああするのが。



あの日着ていたコートを今年はまだ着てない。

 ....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ

いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
わたしは柱があるとぐるぐる回る 倒すと橋になるが渡らない 担ぐと重たい 渡るべき川など存在しない 柱を引きずることは法律で禁止されているようだ もとから切り離さない チェーンソーがあれば刃先を土に埋め .... カナリアン マドリガール
チョコレート に溶ける

黒い葉
伏せた
雪おち の 月光

塞ぐ ひかり に
さらされる 望み

ささやく 言葉は きこえない
カナリアン マドリ ....
はじめにお断りしておく。この文章には、『スター・レッド』のネタバレが含まれている。結末がわかってしまったら物語を楽しめないと思う人は、ここから先を読まないように。もっとも題材が萩尾望都なのだから、結末 .... 音はかたちに
かたちは音に
震えあう声
見つめる光
会話 滴 滴の石たち
つづく星
つづく星の水の輪たち



緑衣の子が帯をとき
首に二回三回と巻き
残りを胸の間に ....
幼少の頃は、よくハーフと言われるほど、可愛かった。
きっとジャニーズ出してりゃ、間違いなく受かった。
事実だ。今、俺が見たってそう思う。
なんて可愛い奴なんだ、こいつわ!
3歳の俺が、法被を着 ....
雨が嫌いだ

校門でしか会えない

君の顔

今日は

半分だけ
蒼い 空に とけ込むように そまっていった 雲が 届けようとした 白い 水晶

いたい

風は さすように それを 運んだ

*

西の空の片隅で眠る冬は くぐもり

風の花 ....
かたやま なごる くれた つき
ふさがる やみの さする かみ

とほうに さとす ひかる あさ
つづれぬ えふで かこう むね
ねむいのに ねむれないよるは
せなかから こごえている よる
あくびだけを つれだって
とけいの はりと おいかけっこ

しん、とした よるのなか
すきな おんがく ならしてみる
やみの ....
あなたが徐々にしなり
あなたの腕がしなやかに湾曲し始め
それが良いことであり
あるかのようにあなたの腕の湾曲を
私のここから私は俯瞰する

キトキト、糸の車
からまりほつれ
て ....
穏やかな平行の視線
温もりのすき間に
優しい花を飾って

大きさの違う手のひら
重ねても埋まりきらない
埋めなくていい

近付いて
震え
離れては
響く

声も
色も
匂 ....
さまよってたのではなかった

新しいダウンに袖を通したとき、包まれた、温もりに
軽くて安くて
チャチで大切な

千円の

この瞬間
わたしの迂回や迷妄は
大切なひとの
消えていく ....
最近、英詩で二連作。どちらも内容は
「I hate you」的ものである。

何が嫌いか、と言われれば、俺はまずこう言うだろうよ。
「やたらに英単語を使う馬鹿」
俺、こーいった奴が凄く嫌い。 ....
ひらひらと迷い込む木の葉
切り株で一休み
「こんにちわー!」なんて何も知らず

暖かい微笑みで
「十分休んでおいき」と言った
切り株の声、コントラバス

奏でる物語に聞き惚れて
切り ....
なんと呼ばれる鳥なのだろう
石段の不揃いな傾きに
しっとりと煙る霧の中
コードの巻かれた掃除機は
底辺の視界を黙々と追っている

ガラガタリと小さな車輪を回し
苔を舐めるように登って ....
〔3月の風〕
風上に向い口を開ける
口の中を短い鼓動で回流する風は
粘膜を乾かすことをやめようとしない

〔幼少の頃、〕
「この子は他の子より唾液が多いみたいで」
母は決まっ ....
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う

けれど、今日の君・・・
今はなん ....
巨大な象に踏まれた早朝のグラウンドで
石灰で描かれた白いラインを挟んで
きみとぼく こんなに遠い
舞い上がる砂埃につつまれて
ほどけてゆく朝陽が
冷酷なやわらかさで広がってゆく
ここにきみ ....
少女は 赤い靴がお気に入り
でも
滅多に履くことはありませんでした

ぎゅうぎゅうの つま先の靴は 痛くって 歩けません
けど
それでも どうしても歩きたい時がありました


母さん ....
きみにまた会ってしまったので
電線に止まった小鳥たちが見守る午後
長い髪に停止する空気たち
声はもちろん言葉みたいだけど
やぁやぁ、鋭い距離でぼくらスルー、そしてスルー、スルースルース ....
空のくちびるのまわりを
たくさんの魚が泳いでいる
曇の奥の曇に染まり
行方は次々とひらいてゆく



涸れ井戸を囲む湖に
金属の破片が降りてきて
細い道のあつまる道に
 ....
夕暮れ時のトイレで俺は
花子を殴る
ドリフの大爆笑のオープニングテーマを高らかに歌い
俺は花子を殴り続ける
だって、お化けだぜえ、恐怖だぜえ、恐いんだぜえ
俺は花子を殴る
花子は微 ....
割れてしまった小指の爪が剥がれている
転調の兆しとしての赤黒い血が、一滴
卵黄のように盛り上がったまま凝固している
そして今夜も
別れの言葉はさよならです
別れの言葉は
こんにちはではない ....
                    124時 @ハト通信

だあれも
とおらないみちを
ひとばんじゅう
てらして
なんにちも
なんかげつも
てらしつづけて
きれてしまった
 ....
粒の柱が降りてくるころ
銀はかたちを変えつづけ
ほどけるようでほどけずに
そろえた両手を羽とは逆に
ゆっくりゆっくりのばしている



惑いは惑いにはばたいて
飛び立つことさ ....
ふるるさんのおすすめリスト(5744)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
若者的最高峰- 本木はじ ...短歌1204-12-12
(批評祭参加作品)詩人のスタイル_—せまいみち、よりそうあわ ...- いとう散文(批評 ...6*04-12-12
萩尾望都私論その8_私の赤い星4「生むヨダカ」- 佐々宝砂散文(批評 ...3*04-12-12
寒い寒いうんと寒いその日に。- ひびき自由詩304-12-11
十階の家族- たもつ自由詩100+04-12-11
ニュージーランドは存在するか- 黒川排除 ...自由詩304-12-11
ひいな_の_ついばみ- 砂木自由詩2*04-12-11
_萩尾望都私論その7_私の赤い星3「生めないクロバ」- 佐々宝砂散文(批評 ...404-12-11
緑衣の子- 木立 悟自由詩304-12-10
漏れが美少年だった頃(対アトピー戦記)- 虹村 凌散文(批評 ...11*04-12-10
雨が嫌いだ- 月山一天自由詩11*04-12-10
冬の便り_-_7編__-- ひより未詩・独白6*04-12-10
あびる_ほし_に- 砂木自由詩6*04-12-10
ねむれない_よる- 玉兎自由詩204-12-10
湾曲- たもつ自由詩1004-12-9
和音- さち自由詩8*04-12-9
柔らかい夜に- 石川和広未詩・独白1*04-12-9
Go_fuck_your_mam_boy._You're_p ...- 虹村 凌未詩・独白8*04-12-9
森のコントラバス(追悼:武力也さん)- 木葉 揺未詩・独白604-12-7
掃除機- 湾鶴自由詩404-12-7
風だった- たもつ自由詩1804-12-6
「さてと」- もこもこ ...自由詩4*04-12-5
I_can_speak- 本木はじ ...自由詩304-12-5
赤い靴- ひより未詩・独白5*04-12-5
スルー- 本木はじ ...自由詩504-12-5
音の轍- 木立 悟自由詩504-12-4
トイレの花子- たもつ自由詩1704-12-3
化石- 本木はじ ...自由詩304-12-3
しょうもう- アンテ未詩・独白8*04-12-3
銀と柱- 木立 悟自由詩304-12-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192