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最新の動物が目を見張る出来で
暗い夜のネオンサインに目を光らせている
ある並行世界のあったかもしれない新宿で
客引きのタキシードの皺が川の流れのようで
ぼくは田舎の水面にゆらめく波紋を思い出し ....
  ノイズ
ゆびさきが触れるすべてのものから
  ノイズ(遠くから)
愛のようなものを
  ノイズ(破裂)
すいあげる
  ノイズ(低め)
骨と血管によって
  ノイズ(低め)
あた ....
たくさんの魚が、ほとんどのそれらが虹色で、真夜中の信号機が赤だというのに、ずっと点滅したままの赤だというのに横断している、横目に見ながら、触れそうで触れない手が魚のそばで踊っている手を、高校生とおぼし .... ハロー、マチルダ
カビ臭さが紙の匂いだと思っていた古本の
ひさしぶりに太陽とすずしさの午後
公園では、抱えた小脇に
ひとつ大きななにかが終わるのを願っている青年と
ぼくが彼女に薦められた物語 ....
フリーダム。
自由は、雨あがりの蛍光灯にぼんやりとしている。





コツコツする足音、地下鉄のホーム。に、つるり鮮やかな緑色の椅子立ち並ぶミニマルな夜は、終電の少し前に酔ったような ....
宵にまかせてヒートアップして散々の
暗い今日の芸術とやらなんとやら
パラシュートが美しいと思ったきみはどうですか
ここんとこ
エスカルゴ、巻いて

ガムラン、さよなら、どうしてかこの心の中 ....
ぼくにビールをくれないか
嘘もへったくれもないカタルシスなんだ
爆音イット・セルフの洪水の渦中なんだ
さあ、

夜はブラックで
朝は切り裂くようなホワイトがラメのように
まるでインテルが ....
 
 
1.
ハイスクール・ボーイなりの事情でひきのばしたまま、と、自身の怠惰らしき怠惰な事情を知りつくしたまま、で、まったくアップテンポな27歳その年にして彼は、初めて煙草を口にした結果かどう ....
 
 
 
いつのころだったか、わすれてしまったし、どこからきたのだったかも、はて、となってしまった。体温のようにそこにあった、ぬくぬく、や、ぬるまゆ、や、ぬめり、にみられる、ぬ、的なもの。それ ....
コード類の滝がフローリングの渓谷に叩きつけて
ゆったりと迂回する河を身体の外側に滑らせる想像と
いつかのきみに
ルーム・サーヴィスが落雷のようにやってきて
落ちていった記憶思い出し笑うような冷 ....
感嘆符が飛びだして夏

焼き鳥の串をあつめて五線譜
パラライカ、とか言って意味はよくわかってないのだけど、響きがいいのでピープル・ナーバス。なんでみんなそんな?なんでみんなそんな?と繰り返してグラスの中のラムを「ラム酒」とか言ってみる。ナーバス。が散ら .... ぼくを飲みこんで黒く星めいてしまった
午前2時の
愛想笑いがすずしく響く夜に
夏がぼくらを均等に汗ばませてからかった後に
もやもやとやるせない断崖を絶壁するのです
きみはあたかも宇宙のように ....
午前6時まだ昨日、サンシャイン滑り込む部屋も瞼の先は夜。換気扇がぬるい空気を吸って吐いてを同時に行っている。冷蔵庫の存在はとどまるところを知らない。電球はエジソンが発明した。ぼくのバランスは崩れまいの ....  
 
 
 
その人はヒビコレ
彼に別れを告げられることのほうが
彼が死んでしまうことよりも
つらいといった

渋谷のヒビコレ
町でいちばんの
愛することばが流れてしまって
 ....
ボディ冷、ホワイト息ですれ違う季節来たる挨拶。深夜に予感ぼくらをひっかけるフック。通りを抜ける救急車近づいて頂点遠のく。光るコンビニ。通過するその頂点で光るコンビニ。残響く/回転る、してゆ .... 春、という5月の
光って市ヶ谷の駅の光って階段の小さな窓の
(その駅は、黄色い線の入った電車が水のほとりを走るところの)
ちいさい音楽を
グレーをつつみ隠す太陽色の平行四辺形が4つに
手のひ ....
とても美しいことを書けそうだと思って
さわりかたをそっとしたりしてみる
きみへ続く空中はゆらいで白く
物理学の本ならばたとえば
ペットボトルの曲線をなぜて
やわらかに跳ね返っている
春先の ....
寒波ならキレキレの夜冷蔵庫ふるえるきみかふるえる空か

前方の窓に窓らにアクセルの踏みつける後に拭ききれぬ痕に

黄信号まんまる月の注意なの前へ進むの右に曲がるの

対向車無数の街灯無数の ....
チューズデイ・ラブ。朝、目覚めれば彼女はパティという名前だった。お母さんはパーマがうまく巻けないし、お父さんの口臭が嫌いだった。そして階段を軽やかに滑り落ちる。今日は太陽ごっこよ。太陽ごっこをして遊ぶ .... いつか(ラ)数えることをやめてしまった
ピンク色の蜜柑がつぶれたような
きみの、空の


ざ、わめく
風の木に暮れた(ラ)流線が振り落とされて
ふ(ラ)、としたときの
苦くつぶれた顔を ....
渦巻くのは散々だ。ひとつ通り越せば円形の日々がまたたく前に振り落ちてくる。ゴーイング午後。そしてその先から、定規で引いたような白線が舞い上がり、先走る道をただただたどたどし、く、たどり。ただその、嘘。 .... 渦巻から
定規で引いたような白線をたどり
ところで湿らせる肌に槍のような陽光で
金色の
昼という昼に
ぼくらはいつも空に浮かんでしまって
いつも雲が撫でられない
だから夢のように酔え
 ....
そんな恋は、落雷みたいなもんだ。遠くのほうでピカリ、と、気づいた頃には、サングリアのワインと果物のような関係でいたい。それで、ぼくらは届かない空も君も何もかもを見上げて仰ぎ、ピース、と言って逃げる。平 .... 透明はいよいよ流線型に歪み
ところで季節も
そろそろ夜がいいではないですか
 
 
 
 
夜闇。暗さに光線、たとえばただアスファルトの隆起したひとかけらを照らしている。点は(このままだよ)とささやき、いつしか光の粉をまいて。すふすふと積もり、埃のようにけむりながら少 ....
あ、あー、あ。
ニューステージでは、悲しいこともあるよ。


雨振ればバラバラでもう元に戻せない、けれど今日、暗い夜の丸い月の射し込む光、そして負。ぼくらの足音はひどく響いて ....
 
 
 
ぼくたちはときに、ひややかな空をうっすらと着て夜闇の蛍光灯の照らす端で立ち止まる。「ん」とか声にならない音で喉をきしませて、まず見るのは足元の靴だ。重力がぼくをきちんと踏みしめている ....
脱ぎ放した靴下のフォルムは流線型だった
2つある


手のひらの皮が剥けていく
郵便局の先が乾燥して
弓のようにゆする足で蹴忘れてしまったことを
シャワーを浴びずに行くべきなのを

 ....
ぼくはよく考えるということをしようと思って
正座をして
ジーンズが電気ストーブで焦げないようにして
冷めた珈琲をすすり彼を真似る


素敵なことが起こってきたので
このまま勘で行こうと
 ....
ふるるさんのnm6さんおすすめリスト(48)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ライフ・ゴーズ・オン- nm6自由詩511-10-19
愛のようなものを- nm6自由詩411-1-31
トワイス・アップ(トワイライト)- nm6自由詩509-5-19
本とマチルダ- nm6自由詩708-9-10
フリーダム/アーキテクチャ- nm6自由詩8*07-11-30
パラシュート/ラヴ・ラヴ- nm6自由詩1007-11-26
ウィンター・フォール- nm6自由詩707-11-16
ハイスクール・ボーイその後- nm6自由詩407-11-8
カルネヴァーレ- nm6自由詩1207-10-14
ルーム・サーヴィス- nm6自由詩307-7-10
!!!!!- nm6自由詩307-7-3
ピープル・ナーバスが散らかる部屋の隅- nm6自由詩607-6-19
きみはあたかも宇宙のように- nm6自由詩207-6-18
ピース・ピース・ピース・ピース・ピース- nm6自由詩607-6-11
ヒビコレ- nm6自由詩806-12-12
(b)o-de-lay- nm6自由詩706-11-22
迎春- nm6自由詩906-5-3
春先- nm6自由詩806-3-3
セブン・ピース- nm6短歌505-12-20
知ったかぶりパティの火曜日- nm6自由詩9*05-9-3
ゆれる、とびきりの算数のように- nm6自由詩11+05-8-16
金鳥(リプライズ)- nm6自由詩805-7-23
金鳥- nm6自由詩405-7-22
水蒸気のような、消えていない- nm6自由詩1105-6-28
ぼんやりと思い出すのは夏のことばかりであることを- nm6自由詩1205-6-24
妖精にもどる- nm6自由詩1705-5-27
ニューステージ- nm6自由詩905-5-9
白夜- nm6自由詩1505-2-12
ビープ- nm6自由詩505-1-28
旅は、その程度の- nm6自由詩1105-1-18

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