傾いて
その周囲に小さな
豊穣を張り巡らせながら
季節の同調を軽んじてゆく
絵の中の成果
熟れすぎたくだもの
(あるいは くだくもの)
裂かれるために実る
歯のいのちの前でおびえるもの ....
ぼくは詩を書きたい

変化は気づくか
気づかないかであり
常に必ず何か変化している

今日もまた

朝の散歩をしていると
薄雲に出会いました

空の中を
ゆっくりと通り過ぎてい ....
ぼくは詩を書きたい

流れの速い人の世
だからこそ
人に流されない自分がある

今日もまた

朝の散歩をしていると
早瀬に出会いました

曲がった川の外側を
勢いのある流れを見 ....
もっと言葉に まみれよう
ぼくらは いのちが
水から うまれた道を
混沌と清純をつらぬいて
原初の呼吸まで さかのぼる魚です
あたしが、こうやってうだうだと、
まとまってもいない意見を手軽に公表できるのは、インターネットのおかげなんですね。

で、あたし、ちょっと前まで、インターネットの中にいて、
中ってのは、インタ ....
お人形と
お気に入りの
絵本を
雲間で
読み終り

障子に透ける
西日の淡く
映るところへ
夢想の焦点残照と
お散歩?
お部屋をくるぐる旋回
お話をお人形のお早うへ

あな ....
詩の眼差し
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=76500

高野五韻氏の文章を読んで、ポイントは入れませんでした。
なんでかな。よくわからないんだけど ....
薄い眠りの表層に
愛しい物語が広がる
つかみどころのないストーリーを
諦めたくなくて
覚めてしまいそうになる自分を
何度も呼び戻す
せつない私

恋のようでもあり
思い出のようでもあ ....
砂浜で小さな砂山が削られている
誰かの作った小さなでっぱりだ
波は届いたり
届かなかったり
白かったり黒かったりしながら
砂を暗い海に流そうとする
流れていく流れていく
泡のような名残に ....
奥さん 塩ふいてますよ
台所に立つ妻の あらわな肩を
愛情表現のつもりで ぺろり
なめたら いやというほど 
ぶん なぐられた
近くに小さな森がある
魔女も赤ずきんちゃんもいない
妖精も小人もいない
むろん南方熊楠もいない

サワグルミの木がある
トチの木がある
両手をまっ黄色にしながら
固くて苦いトチ ....
ちょっと、いちれんの投稿を読ませてもらって

どうやら

ものすごい気合を入れて詩を書いている人
趣味でてろてろ詩を書いている人

が、いるのね。

ものすごい気合を入れて詩を書いて ....
{ルビ柔毛=にこげ}の緑
色のない炎の雲
渦を巻き
渦を吐き
世界に染み込む
ふきあがり
かがやく糸になり
世界を失う



青い灰の夜のはかなさ
遠くと近くの言葉 ....
駆け足だったあの頃
{ルビ躓=つまづ}くたびに零れた
ぎこちない音も
こうして、つないでみれば
いつか、優しい旋律

奏でられる音階、の隙間
置き去りにした、いくつもの溜息
そっと、触 ....
風は 吹いたり 止んだり
心地にまかせて それは ゆくようなので

空には ほかり ほかり
忘れてしまいそうな それは みているようで

遠くに 近くに 咲く花は
心地の風に 吹かれて  ....
すべてのたましいが
リンになって
夜を燃える

海は
黒く世界を閉じて
ちゃぽん
何処かで魚が跳ねる


泳げないから
たぶん沈んじゃいます
ずぶずぶ、って

そういって ....
水底に置かれて
屈折した空を見上げては
ただの黒い点となって
あぶくを吐きつづける私は

その蒼に抱かれながら
浄化という名のもとに
この躰を満たしながら
還りましょう 雨に

 ....
見える水音
見えぬ水音
草を伝い
草を描く


影を避けて
水を歩む
雨のあとの
浮き沈む道


おぼえられ
わすれられ
名前は鳥のようにすぎる
地は蒼い
 ....
梅雨の晴れ間を狙って
そっけなく届いた封筒が愛しい

きみが指を強く押し付けたはずの
テープをもどかしく剥がす、剥がす
剥がすと

草色の便箋に並んだ文字が
少し潤んだ懐かしい声に変わ ....
ヒトラーの「わが闘争」を
いつもポケットに入れていた
まるでサリンジャーの小説の
脇役のようなH君から
十二年ぶりに電話がきたのは
二年まえのことだった

十二年前H君は中国人の留学生に ....
森の貝をとり
水にひたし
透きとおるのを待つ
巨大な草の{ルビ族=やから}の
息つぎを待つ


湿った土
霧が告げる鳥
岩をしめす手


声 匂い 熱
姿以外の緑 ....
月の燃した小雪が
小さな風に産まれて

寝ている黒い土の上の枯れ枝に
微笑んで 触れて行く

土は 春を育むから
そのままでは いられないけれど

幾千億の時間の 今だけ

枯れ ....
天分のまずしさを
逆さに かかえて
ぼくは たまゆらの
ゆめの 背理から
つばさもなく飛ぶ
ぼくは詩を書きたい

耳を澄ませば
自然の歌と心の響き

今日もまた

朝の散歩をしていると
自然の組曲に出会いました

それは夏の朝とともに始まる

どこからともなく風が吹き ....
笑顔は大事です
職場の花たれ
何かおかしいことがあったら
上司にすぐ伺いをたてましょう

あ、 蠅
課長、お家から連れてらっしゃったんですか?
ペット


学習は反復です
教育は ....
散り散りと 舞い降りたのは
白い蝶々

風の中に 突っ立っている
加減のわからない 眼に

身ひとつで 超える
天辺から 乞うてくる

切れたものは また生まれて
避けたものは つ ....
因果応報ってあるでしょ。
アタシの今の姿が前世の報いだとしたら
アタシの前世はきっと絶世の美女だったにちがいない
で、寄って来る数多のオトコを食いものにして
ずいぶん泣かせたんだろうな ....
ぼくは詩を書きたい

自分の創作は
自分が作るもの以上でもなければ
自分が作る以下のものでもない

今日もまた

朝の散歩をしていると
画家に出会いました

いつも綺麗な風景画を ....
手作業が大事です
自分との戦いです
バーストしたあとの
むなしさのたびに
大人になります
 高野五韻さんが今日現代詩フォーラムで、すばらしい散文を発表していた。(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=75981)以前ブログで発表していたので、読んだこ ....
ふるるさんのおすすめリスト(5844)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
死物- 岡部淳太 ...自由詩10+*06-6-1
ぽえむ君−薄雲−- ぽえむ君自由詩6*06-6-1
ぽえむ君−早瀬−- ぽえむ君自由詩6*06-6-1
そろもん(歴史的現在の話)- みつべえ自由詩706-5-31
よいしょ・こらしょ・どっこいしょ- 宮川三太 ...散文(批評 ...306-5-31
お二人- こしごえ自由詩13*06-5-31
詩の地平- 青色銀河 ...散文(批評 ...406-5-31
夢の匂い- さち自由詩9*06-5-31
流砂、風ではなく波に- たりぽん ...自由詩1006-5-30
そろもん(セクシャルハラスメントの話)- みつべえ自由詩9*06-5-30
Into_the_Woods- yo-yo自由詩5*06-5-30
良い詩・悪い詩・普通の詩- 宮川三太 ...散文(批評 ...506-5-30
三華遠__回転徨- 木立 悟自由詩206-5-30
初夏がまわしたオルゴール- 佐野権太自由詩15*06-5-30
こんなひは- ひより自由詩3*06-5-30
Horizon- umineko自由詩14*06-5-30
夕顔- 落合朱美自由詩31*06-5-29
午後と熱- 木立 悟自由詩806-5-29
トパーズと六月- 銀猫自由詩12*06-5-29
鳥人間コンテスト- ZUZU自由詩1306-5-29
遠霊鏡- 木立 悟自由詩306-5-29
小さな土の唄- 砂木自由詩10*06-5-29
そろもん(墜落の話)- みつべえ自由詩306-5-28
ぽえむ君−組曲−- ぽえむ君自由詩6*06-5-28
退職- 山内緋呂 ...自由詩21*06-5-28
含まれている- 砂木自由詩7*06-5-28
末に摘まれし花- 落合朱美自由詩14*06-5-28
ぽえむ君−作心−- ぽえむ君自由詩9*06-5-27
そろもん(自慰の話)- みつべえ自由詩606-5-27
つれづれに思う詩の世界- 石川和広散文(批評 ...11*06-5-26

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