〜 〜 〜     
     〜 〜 〜     
     〜 〜 〜      ....
ぼくたちを結ぶ機会を握ってる獣は未だ箱舟の中


辿り着く場所はどこだかわからないゴタゴタしてる神様の庭


迷い込む羊の群れのただなかできみとよく似たガラスを探す


抱きしめるガ ....
校長は絶好調!俺は田舎侍、
辻斬りするの、ザウルス
すべからく太もも弾け、
今日は良き日であるの、ザウルス
あっぱれ、俺は因数を分解する、
分解し続ける、ズシン
が、因数は俺を ....
桜色の花びらが、黄土色した池に散った。
三匹の亀がいっせいに昼寝した午後に
冷やされたソーダが飲みたくなった。

鋭い花びらはなくなって、柔らかな日差しが透き通る
昨日の約束を殴り書きした電 ....
切符を持っておられますか?
差し出してきた手は恐ろしく

何処までゆかれるのですか?
こんな私には判らないのに

掌に握った切符で
何処まで行けるのかも判らない
私は彷徨うだけなの?
 ....
{引用=
「簡単に言って、料理とは単に舌先だけで味わうものではなく、また弄ぶものでもない。耳から、目から、鼻からと、様々な感覚を動員して、「美」と「味」の調和を楽しむものだと思う。色どり、盛り方、取 ....
映画のポスターが貼ってあって
黄色い文字で
 「瀬戸物の縫い目を飲みほして」
って、うわぁ、どんな映画だろう

楽しいことはまだあって
お父さんの真っ黒い名刺
とか
公園の植え込みに倒 ....
{引用=
「童心というのは、人間はみんな平等だという心ですね。白人の子も黒人の子も、小さいときはいっしょになって遊んでいる。決して差別しない。いやがらない。童心というのは、ものを知らない、ということ ....
水鉄砲でピューピューと首のあたりに当ててからかって
でもだんだんムカついて来たからコップの水をバシャッとかけてやりたくなってきた
やっぱりバケツの水を遠くから助走を付けて浴びせかけてやりたい
そ ....
ハジメ
空から
電波

によると
によると
よると
よるとに
よるとにい
よるとにいち
よるとにいちゃ

夜とにいちゃんがたたかって
たたかっているにいちゃん負けながら
負 ....
ファンタでカップ焼きそばを作る(半笑いで)
嗚咽(孔雀のような)
キニーネが効く(肩に)
勃つ(旅に)
白い肌に憧れる(3点)
赤い髪、青い髪、黄巻き髪(口内出血)
デッサンが変(脳内出血 ....
(月が3mm近い夜(水もちょっと(月の下で(
部屋で独り(一人(グラニュー糖を(啄ばんでいた
(グラニュー糖だけ(じゃない(プリン(を(
バニラやミルク(使用(作っていた(カルーアを
(ちょっ ....
紺色の制服を着て
学校帰り
電車の中で何かが抜け落ちてゆく
 
降りるはずの駅をやり過ごして
いつもかよった
県境を流れる江戸川の河原

ただ
空が広くて
ただ
風は流れて草の匂 ....
{引用=

「どのようなエクリチュールも、最終的には、言葉を知らない、コトバ以前の感覚的な、感性的な存在を、コトバによって、ということは同時に法によって貫かれた倫理的な世界へと、〜ある決定的な痛み ....
 一週間も社会にでていれば金曜の夜には心がカチカチなので
 硬くなった心をすこしでも揉み解そうと長くお風呂に入って
 みる。電気を消してずずっと湯船につかって口と鼻との間に
 水面がくるよう ....
{引用=
「詩とはなにか?−この問いに対する答えは、詩の方法的、形式的側面からなされるのが普通です。しかし、形式的規律をもたない自由詩以後は、こうした側面からこれに答えることは、全く困難になってしま ....
さよなら、ブラジャー
白くて
可愛い布切れでした
もう誰に着けられることもなく
誰に脱がされるわけでもない
ブラジャー
風に吹かれて
善光寺参り
夏の夜
夏の海

砂、砂

そっと手に掬う
一粒、ひとつぶ

祈る、祈るのは
誰のため?誰かのための

作りかけの自分
少し、すこし傷に砂を入れたい

自分が変われるのか
 ....
こわいんだ 塗り絵の世界 はみ出るの {引用=
「詩学は詩の屍体解剖である」  高村光太郎


○まえがき:

 
   はじめにことわっておきますが、私は「詩学」について全くの無知です。はっきり言って、「詩学」が何たるか ....
バカ男、お腹すいたー
お腹すいたよお
バカ男、お腹すいたってばー
お腹すいたよお

ええっと、誤解のないように言うと
二回目と四回目は
オウムのピー君が言いました
ピー君は他に ....
牧場は、今日も晴れるや。
山の向こうまで続く青空に
ポツリ、ポツリ 綿雲
良く乾いた干草が ホロホロと
風に浮かびそうな具合で
何となく 美味しそうだと思うのは
雑食動物の脳内変換 ゆえ
 ....
毎日見慣れた部屋の中で
いつもと少し 
違う私になって見ようなんて
時間も いつもとは
少し違う角度で流れて


早いうちに片付けも終えて
それも気が向いたところだけ


テレビ ....
風呂上りの一杯がうまいと言った父は二度と出てこなかった


キリンが大量発生した日は知らないものに名前を書いてた


「呆気なく過ぎ去っていく春」と落書きされた犬が可哀想に

 ....
不安げに緑を歩む鳩の目がふと振り返り鴉になるとき



手のなかの鳥の器に降る震えこぼれゆくままこぼれゆくまま



いつわりの光の模様の窓をゆく姿を持たない鳥たちの列
 ....
自転車をこぐと水車の音がする流れを馳せる冬と春の背



午後の陽の光と音のお手玉が言葉に変わる冬と春の手



こぼれゆく言葉は道にかがやいて見つめつづける冬と春の目 ....
星砂の手紙を
ひとに送ったことがあります

便せんを折って
さらさらと封筒に注いで

指先かすかに潮と日差しの匂い


やがて返事が来ましたが

便せんにささっていたとか
ぶち ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=257400 先生、
ぼくのお兄ちゃんが
このあいだ死にました

ぼくのうちは
3人兄弟です
全員男です

まん中のお兄ちゃんが
死にました

名前はゆうごです
ぼくは「ゆうごちゃん」と
 ....
   {引用=バージェス化石群のうかぶ
地底の暗がりで
水晶の音を聞きながら
ねむっていた
あなたへ

拝啓}
東北本線の夜行便が
山沿いの陸橋をちいさくわたり
けわしく青らむ空の奥 ....
ふるるさんのおすすめリスト(5744)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
箱式- 槙田雪自由詩705-4-13
僕たちの行方- 本木はじ ...短歌1105-4-13
ザウルス- たもつ自由詩605-4-13
ソーダが飲みたくなった- チャオ自由詩1*05-4-13
片道三七〇円- シギ自由詩105-4-12
【家庭の詩学】_#4_「味*素」のはなし- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-12
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【家庭の詩学】_#3_感動はどこから来るか- 043BLUE散文(批評 ...8*05-4-11
水かけ論- マスイジ ...自由詩6*05-4-11
によると- 石川和広自由詩8*05-4-11
右脳のバカ- ピッピ自由詩505-4-11
水の月- ピッピ自由詩605-4-11
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何度目のさよなら- たもつ自由詩1005-4-8
体がないから文字を与えて存在させます- 完食自由詩8*05-4-8
境界- ねいやん川柳4*05-4-8
【家庭の詩学】_まえがき- 043BLUE散文(批評 ...10*05-4-7
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裸のマリー- 千月 話 ...自由詩10*05-4-6
君のいない休日の午後- さち自由詩4*05-4-6
ファミリー- バカ男短歌11*05-4-5
ノート(鳥)- 木立 悟短歌705-4-5
冬と春- 木立 悟短歌5*05-4-5
星砂の手紙- 小池房枝自由詩5*05-4-4
羽化するものを- 小池房枝自由詩12*05-4-4
かきフライ- 043BLUE未詩・独白34*05-4-4
風景観察官の手紙- 朝倉キン ...自由詩23*05-4-4

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