ひかりのわっかが ゆらゆら

おどっているのは だれのこころ

そのこころ ふりかえらずにはいられなくて

くちびるからも おどる

かさなる わっか

きらきら

そのうでに ....
あなたはすごい雨だろう。茜空さえも私は嘆いた。こんな理解の仕方で、でも私は一人だ。あなたは降ってくる。キラキラしたものも濡らす。今日のあなたは晴れた空に酷く不恰好だ。私は動物の目からすれば雨ざらしなの .... 雨の日 音は海辺を描いた
さまざまな色を塗り重ねた
色はどれも少なかった
月や花からわけてもらった



銀と灰
黒と金
もっといろいろ描けたのに
ずっと待ちくたびれていた ....
  


  ジャック・デリダが/
  が/
  死んだ日/
  チベットのモーツアルト*は/
  差異のユートピア/で
  ざわざわ/
  ざわざわ/と
  さわ蟹に/
  囲 ....
 太いものはいろいろあるが、
 みんなどっしりとしているわけではない。
 たとえば、ジャンケンの強い
 太一君。
 こいつはふぁ〜として、とてもじゃないが
 横綱のオーラはなんかはちっともで ....
 漠然とした不安。芥川龍之介は37歳で自殺を遂げる。遺書には漠然とした不安と書かれていた。
 私は今年の九月に大学をやっとの思いで卒業し、今現在はバイトと就職活動とに勤しんでいる。在学中は、毎日実験 ....
牛乳が必要だ

牛乳が必要だ 皆さん
通り過ぎるうしろの自転車灯も
コンビニの袋も
皆 白いじゃありませんか

愛する人に会ったのは 夏


キンモクセイの花びらが
オレンジに ....
玄関の扉を開く真白いてのひら
その直前に十月の金木犀の香りに包まれて
ふと立ち止まるあなた
かなしみの胎動を青空に聴くことができる巨大なこすもすが咲いている森で
倒れゆく木々
その生前のざわ ....
潮の流れをぬうように 群れなす背黒 秋のうお ひと竿

ふねより なにより 活きに優る二の 腕にきかせて ふた竿

秋 味を 竿に捕らえて 父 にんまり

笑み 食卓へ み竿の 飽き ....
誰もが安易に描くことの出来る草原の断片をひろいあつめて
籠とゆう籠のそとがわを不安定している
蝶の羽根越しに開かれた冬へと
踏み込む
回転するはばたきはすぐに閉じ
巨大な雪山に遭難する
吹 ....
立ちあがり立ちあがっては 階段のその先に続く 段階に酔う

消えてしまうという現象の真実味 味わうことなく消えたかったの

ドーナツを頬張る 珈琲をすする 手  皺 血管にも覚えた愛しさ

 ....
地図を書けない花は
恋しと小石の違いを
伝えられないのです
昆虫を描いてばかりいる少年が
今日は汽車の絵を描いた
たび
と口にしてみる
えい、やっ
気持ちをくしゃくしゃに丸めたい気持ちになって
余白にひどく不釣合いな
一匹のノコギリク ....
俺は推敲していた
つまり、ちゃんと書こうとしたところや詩っぽくしようとしたところを省いた。
くだ のばし
風 渡る
皮膚

二枚に 別れた 
黒 と 黄色

とじれば

の 上
ささやかな いたみを ともなった ささくれ
きっと きずかない

きもちに みあった じかんで
きもちの こもった きすを

へいきなかおして そのすきまを
とおっていくのは やめて
ある朝、母は出社前にわたしに言った
「お前を精神病院に連れて行きたいよ」
午後3時に建物の外に出ると
ひとっこひとりいなかった
というのは冗談で
こんな大雨なのに
腕を組んでいる二人組がそこら中にいる

かくいうあたしだって
日付が変わるころに
お酒に飲まれ ....
黄色い線までお下がりください
下がってますよはいはい
車掌さんいつもありがとう
風の強い夜
電車は黄金色に煌々と輝き
静かにわたしの前に滑り込む
ドアが開く

乗らないでいると
後ろ ....
遠く
かなたの星で生まれた光
降ってくる
ガス雲をぬけて
いくつもの星団とすれちがって
ちりや小惑星をかいくぐって
小さな青い星に突入して
大気に散乱されながら
ようやくここまでた ....
わたしの靴を捨てないでください
底が削れて ヒールが丸くなっても
それはわたしの足






わたしの毛布を捨てないでください
綿がはみ出していても
それはわたしの ....
午前3時33分33秒になったら
こっそりと本棚から
辞書を取り出してごらん
 
99頁と100頁の間に
もう1頁できていて
そこにはとても大切なことが
書いてあるから
 
で ....
公園のベンチで
よだれをたらしているひとが
木星に廃屋を建てていた
1.

シナ子

今、列車に乗っている
田舎に帰る
トンネルに入るとヒューィって音がこだまするの
それは列車の車輪の音
昔よく吹いていた草笛にも
車掌さんが切符を切る音にも似てる
 ....
一度切りの湾曲をとうに終え
錆び果てたガードレールは死んだように安堵している
その影に紛れた舗道の一部は黒々と陥没し消滅している


その上空を傷付ける有刺鉄線、私ではな ....
そのうち 夜は突然やって来るのだろう
こんな日々に
白夜が恋しい、、白夜が恋しい、、
と 唱えてみても
彼方の国の出来事で
暗闇に透明な涙も光りはしない


今 高い声で鳥が鳴いた
 ....
「スネアヘッドってつまりすね、ドラムの一番こうなんていうか、つまりすね、基本的なリズムを刻むってか、つまりすね、そんな感じのやつをスネアドラムっていうんすけどね、つまりすね、その表面の皮のことなんすね .... 肌寒いことよりも大きな雷の方が気になるの
落雷による停電の場合
コンピュータに深刻な影響が出ることがあるらしいので
お仕事は終わりましたか
二度寝の罰はお昼寝にしてください
二階建て文化住宅の
一階の端に住んでいた
雨の日は軒下で遊ぶ

家中の傘を持ち出して
白い塗装の 錆びきってぼろぼろの
鉄階段を カツンカツンとのぼっていく

赤い無地の
カサカサ音 ....
どこまでも続くこの空は 徒然

それぞれの 秋 思いを乗せた 雲は 流れて行くそうな

明日といふ日を追いかけもして

夕暮れに 辿り着く あかね色に染まりながら

伝えて

 ....
ふるるさんのおすすめリスト(5744)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひかり_の_わっか- 玉兎自由詩204-10-11
ハレアメ- ピッピ自由詩504-10-11
雨の季- 木立 悟自由詩504-10-11
現代思想は何を問題にしてきたのか?- 天野茂典自由詩304-10-11
- 湾鶴未詩・独白2*04-10-11
証明(アホの戯言)- Tシャツ散文(批評 ...2*04-10-11
白色恋唄- 山内緋呂 ...未詩・独白1004-10-10
閃光- 本木はじ ...自由詩7*04-10-10
それぞれの_秋- ひより自由詩8*04-10-10
- 本木はじ ...自由詩404-10-10
想い彼方- 吉原 麻短歌2*04-10-10
緑のしっぽっぽー- 砂木自由詩7*04-10-10
一日の終わりに- たもつ自由詩1504-10-10
推敲について- 馬野ミキ散文(批評 ...1004-10-10
- 砂木自由詩8*04-10-10
ささくれ- 玉兎自由詩404-10-9
- 光冨郁也自由詩4*04-10-9
左半身の濡れかた- 吉原 麻自由詩7*04-10-9
黄色い線の内側- チアーヌ自由詩704-10-9
聞こえますか- アンテ自由詩6*04-10-9
歩行- フユナ未詩・独白7*04-10-9
辞書をめぐるお話_第1話- たもつ自由詩15*04-10-8
2835年(弥勒17年)- 本木はじ ...自由詩604-10-8
シナ子- 嘉村奈緒自由詩37*04-10-8
あるカーブで- A道化自由詩3204-10-8
発光する体- 千月 話 ...自由詩5*04-10-8
モビーディックの永久回帰体操(remix)- nm6自由詩6*04-10-8
脇道で- 385自由詩2*04-10-8
思い起こさせるもの(1)- 385自由詩6*04-10-8
それぞれの_秋- ひより自由詩9*04-10-8

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