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{引用=草っていうのは
好きなことばのひとつです

あといくつか好きなことばがあるのですが

そこに石があってもいいし土も
あるだろうし水たまりもあるし
雨がふっていてもそれはそれで
 ....
  
  http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2009/0510/index.html
  (NHK日曜美術館のページ)
  昨日新日曜美術館の再放送でパウル ....
わたしの
話が終わる前に
あの方は去って
いかれました


あの、途中なんだけど
と言いかけて
わたしの話に終わりなんか
ないだろう

でもね
もしかしたら
勝手に
うまく終われた
かもしれぬよ


 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=182801

睡蓮さんの文章を読んで思ったことを書いてみます。
なるほど。セルフ・マスキャリズムについて、勉強になり ....
論争スレを読んでいて思ったことを書きます。

私は自分が男しかやったことないので、異なる性の気持ち、存在状況とかそういうのがわかるといったら嘘だとは思う。
けど、どんなジェンダーにいてもね、欲望 ....
悪戯がからだに忍び込む
その悪戯がうるさいのだよ

うるさいのは…なんというか
空を満たす透き通った布切れだとか
電気の波だとか
話し声
それらに押し流される私の意思
意思なんかカケラ ....
夜になったらねむくなるのはすてきだ
きもちいいだるい感じなんだ

もしイライラして空気がビリビリしているなら
そのささくれがしおれるのを待つことだ

ただそのささくれが治まらないなら
そ ....
 白井さんのまどみちお論のところでずいぶん息巻いてしまった。あれこれいってはいるものの僕のいいたいことはシンプルです。
 まず、自分でいいなと思ってしまうことはいったり、やったりしたほうがいいという ....
さびしさにふたをした
余計にあふれてきた

ふたをしろよ
もっとふたを
漬物石
がいい
いやもっと軽くてもいい
わたがし
和紙
金箔
めでたくなる

重さなんか
なんでもいい


自分でふたをすること ....
毎日をさかのぼる

一瞬があらわれない
そう出て来ない

さかのぼるから
には、そこにみなもとがある

けれど
ららら
ちょっと歌っていたら
買い物を忘れた
買い物も買われるも ....
 作品を提出するときに、やっぱり自分だけではこれがいいものかどうか、とても心もとない気がいつもしています。

 僕はおうおうにして物知りのように大きく語るわけなんだけれど、何となくいいものだとい ....
 

 エリック・クラプトンの『レプタイル』http://wmg.jp/artist/ec/WPCR000011100.html。これは愛する伯父にささげられているようだ。レプタイルは「ろくでなし ....
けっこうそれは近いのだ
もし呪いだとしたら
あまりにも空白であり
ところで私は充たされているのだ
あまりにも空白であり
公園の側の枯れた並木を通る
あまりにも空白であり
ところで私は充た ....
*講談社文芸文庫版「腐敗性物質」http://www.amazon.co.jp/%E8%85%90%E6%95%97%E6%80%A7%E7%89%A9%E8%B3%AA-%E7%94%B0%E6%9 .... コーヒーカップの横に、本がある。
『「待つ」ということ』 そう本がささやいている。
私の心に問われた。私は何を待っているのか?
コーヒーをかきまぜてみる。
耳が頭がカラダがざわざわしている。
 ....
気になる
気にする

木になる
木にする

おなじ「キ」なのに、「木にする」はおかしい
何を木にするのだろう
あの人を木にすると魔法使い
ぼくが木になるとお友だち
知らない ....
 高野五韻さんが今日現代詩フォーラムで、すばらしい散文を発表していた。(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=75981)以前ブログで発表していたので、読んだこ .... 「悩んでいます」という場所の
奇妙な安定感 
むさぼる後ろ向きの安逸
それらに苛立つ
しかしそれははじまり
冷たい風がふく
ゆっくり歩いている
スタンバイする
内観する
飛行へ

 ....
歩く すきまだらけのからだに
すぐさま
圧倒的に
言葉の貝がらが入ってきて
それは ひとのにおいがして
たいそう悲しい春先の光となる

光だけだと寒いから
あなたは空と ....
車いすを押して歩いた
そんな日があった
Oくんはひざかけをして
「石川さん、こんにちは」と云った

「こんどな お父さんと…奈良いくねん」
寒い道だ
空が透明な血のかたまり
 ....
いのちの外れをふらついて
月が見える窓にもたれる

二月の終わり

ねむいは深い深い深い

ベッド
指先がまくらの影をつきさして
おきあがれない
おきあがれない

芽が ....
帰るから
もう帰るから
といいながら
帰らないでいる
ひとりの男
夕陽眺めて


空は大きい
空は小さい
どちらだろう
飛行機がきりとる空
ロッカーから見ている

 ....
いのちだもんね
乱れるもんね
明るいもんね
光と葉っぱ
うねる赤ちゃん
バス通りのサイレンス

突き破っちゃったよ
人の中
無防備なまま
完全に狂ってるよ
そう
いのちが
い ....
電車の中で
立ち上がる女の人
意識は遅れて到着する
駅を降りるんだ
立っているわたし
気付かず
立ち上がる女の
すいません
という

肩が押し上げられる
そして気付く
女 ....
考え直しても
考え直しても
土は崩れ
不意の後悔
ぼくのからだは
安定を失いながら
考えないことにたどりつけないまま
うごめいている
まるで
イルミネイションを顔に受 ....
夕飯を食べたあと
タバコを吸っていると
ささと風がふいた
まぼろしにささやきかけたように

近くでおんながくしゃみした

僕の物思いの雨の中を
通りすぎた
あれら透明な命はなんだった ....
頭の線がからんで
かゆい明日がある
かもしれません

右へならえ

ならえません

今日パソコンを買いました
使い方がまるで
象の鼻みたいに
ふりまわされて
もっとからまって
 ....
いつまでも
置き忘れられたような
宿題のような生活だ
いつまでも焦っている
逃げるように眠る

鳩が鳴いている
静かにメスを入れられる時間
過去はえぐりだされた

歌います
感情 ....
ここにちかよってはいけません
きれいなはながみえているでしょう
もうとりかえしがつかないですよ
かんぜんにはまだ
わたしはこわれきっていません
うつくしいおんなをもとめています
し ....
ことばは
しずかに
すべりおちていく
せなか
まるく
じてんしゃを
あめのなか
こいでいく

だいぶたいりょくがついてきた
さかをのぼる
としょかんへいくんだ

しはまいにち ....
ふるるさんの石川和広さんおすすめリスト(105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どこまでもどこへもどこでもなく- 石川和広自由詩1109-5-20
頽廃芸術と呼ばれて—昨日NHK日曜美術館をみました。- 石川和広散文(批評 ...4*09-5-18
さみしさ- 石川和広自由詩4*09-4-20
人が自由を奪われるってのはね、生きていても生きている感じがし ...- 石川和広散文(批評 ...5*09-4-9
忘れたらなんか困ること- 石川和広散文(批評 ...4*09-3-30
さがしつづけてしまう- 石川和広自由詩4*09-1-21
ささくれがしおれるまで- 石川和広自由詩6*09-1-21
その痛みや嘆きや喜びや想いに優先権を与えないと。- 石川和広散文(批評 ...5*08-11-21
門で- 石川和広自由詩6*08-7-22
ねがい- 石川和広自由詩14*08-6-22
批評祭参加作品■砕かれていること- 石川和広散文(批評 ...5*08-1-28
批評祭参加作品■走るレプタイル- 石川和広散文(批評 ...4*08-1-28
風塵- 石川和広自由詩8*07-12-18
■批評祭参加作品■田村隆一の「腐敗性物質」について少しー初期 ...- 石川和広散文(批評 ...11*07-1-8
昼下がりのテーブル- 石川和広自由詩12*06-12-18
ふたつのキ- 石川和広自由詩11*06-6-13
つれづれに思う詩の世界- 石川和広散文(批評 ...11*06-5-26
飛行- 石川和広自由詩8*06-3-29
三月- 石川和広自由詩9*06-3-6
それぞれの時間- 石川和広自由詩5*06-2-27
手のひら- 石川和広自由詩8*06-2-24
やめない- 石川和広自由詩5*06-2-10
曲がり角- 石川和広自由詩3*06-2-4
わたしは通路- 石川和広自由詩5*05-12-19
イルミネイション- 石川和広自由詩4*05-12-14
夜の透明な命- 石川和広自由詩12*05-9-21
ひとでなしつうしん改- 石川和広自由詩4*05-9-19
逃げる眠り- 石川和広自由詩11*05-9-18
ひとでなしつうしん- 石川和広自由詩8*05-9-14
すべりおちていく- 石川和広未詩・独白7*05-9-11

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