ほんじつ
ちかりょこうへ
ごどうこうさせて
いただきます
ガイドです
よろしく
おねがいいたします
みなさまと
おもいでに
なるような
りょこうに
したいと
おもっておりま ....
どうしたらいいのかよくわからない
ので
眠れるように激しく
どうか
お願いします

はりねずみをなでなでしてくれる
奇特なひとはいませんか
手のひらが血だらけになるかもしれないけど
 ....
理不尽なことが多すぎる
どこまでを正当防衛としてくれますか、そうなる前に完璧なマニュアルをください
ため息の液化
5番線に電車が入ります白線の後ろまでお下がりください
エラ呼吸に切り替える
 ....
夜空にパンチ。


その紙くずは

目覚めの頃に

見つかるだろう。


薄水色の

明け方の空に。
 手が届きそうな低い空を
 逆光に輝く雲が流れる
 私は何か恐ろしかった
 歩く犬の眼が不吉だった


 堤防の道を愛想笑いで
 私は歩いていたと思う
 濁った ....
実家に帰った妻から電話があった
私はその時一人で部屋にいた
お互いの今日の無事を確認した後
私は巨人が広島に負けていると告げた
長距離電話
他に話すこともあるだろうに妻は
清原の調子はどう ....
僕と君の不思議は
彼方の記憶が知る

いつか逸れた僕ら
ひとつのタマゴ


長すぎるお昼寝で
何度も星を廻り

やっと見つけた
出逢いに行くよ


そらぞれが欠片だと
 ....
深緑の
深くなる光を
鉄筋コンクリートの箱の中から
眺めています

時計の針は
ここを刻むと
それ以上は動かなくなるのです
取り残されるように
私と空間は


どこか
こころ ....
苫小牧の少女が一篇の詩を書き上げる頃
渋谷の未成年たちは今日の居場所を探す
小さなハコで鮨詰めになって揺れながら
沖縄の夜の珊瑚礁を思う
糸井川の漁村の少年は
明日の朝の漁を邪魔 ....
ふうわり 心地よい うたは
ふと めをつむり 眠くなり

つらぬくような つらい詩は
ぼろぼろ 泣けて 目が霞む

胸のあたり に くすくすと
笑える詩 には 逆らえない

 ....
もう何年も前のこと
ある夜のブラウン管の中
孤高のステージで
赤毛を振り乱して歌う{注ジャニス=アメリカの歌手}

夭折した彼女の生涯を
ナレーターが語り終えると
闇の画面に
白い文字 ....
ぼくのいえの
おとなりさんは
おれんじの
かべで
ほそながくて
みどりの
かみのけをした
かぞくが
すんでいる
あらしのひ
かんばんが
あたまに
ごつんって
あたって ....
不意に
あたし窓と
繋がってしまう

鉛筆で
描かれた
教室の

田の字のあたし

とても
赤い空が
あたしの中
震えてて

どんな
ちいさな欲望も
残さず
きれ ....
この庭を今
黒猫が横切りました
急ぎ足です
影だったのかもしれません

向日葵は私を追い越して
手探りで空へ
夕暮れの角度を真似して
ちょっと斜めに傾いてみると
向日葵と空が
一緒 ....
ぎざぎ ざ 
の はーと

小骨 を トッテ は
陣取る 

いかれた ピアの ん

かき抱く 絶望 
抜ける 髪

あんたは つまり 正しくて
嘘 は つけません 
 ....
今日はいつもより嬉しい事があったので、
僕の乗る総武線は、
両国あたりをすぎる、
軽快に。
遠くの景色はゆっくり
近くのものは素早く
そんな当たり前の遠近法さえ、今日はなんだか
(ああ、 ....
母方の祖母の雪江さんは
70歳くらいでガンで死んで
お通夜の次の日に突然生き返った

その時なぜか僕1人しかいなくて
雪江さんは自分の死化粧を見て
「えらい別嬪さんやなぁ」となぜか ....
ストーン・サークルで君が
ウチューと繋がった夢を見る時
僕は君のために
何が出来るか考えた。
煌めく星座の下で
丘に萌える草の息吹と
立ち並ぶ石の冷たさを感じながら
僕は君のために
何 ....
逮捕される前に
一緒に暮らして
外で
立っても歩いても


電車を降りると
豊島園駅は広い
花りが走りまわる
「くるくるまわるー」って
急行所沢特急所沢普通西所沢
改札を出ると
 ....
黒板の歴史について
君と議論する放課後
誰もいない教室の花瓶から花びらが落ちるしづかに
いつの間にか
窓から忍び寄る夜の気配
僕と君だらけの教室に
天使たちの無音のやりとり
聞きながら
 ....
さざなみは 群れをなし
幾人かは 手をつないでおります

光が噴水を照らし

さざなみは一気に羽ばたき

けれども
いくつかの水泡は遅れて真珠の旗を振り
あの辺りでは
協力して大き ....
二人で地面に小石を並べる
ひとつ、またひとつ
やがて円の形となり
収束していく始まりと終わり
夏の日
暑いね、という言葉だけが僕らだった
何故だろう
あんなにも
世界がありふれ ....
木々から 溶けていく
生命線 の から傘

涼しげ な 場所で
やけている 氷は

春 のすべてを 呪い
遙 だけに 往きたくて

のばされた風に 溶けて
みつめる ....
きみ の 入った
ゆで 玉 コ゛

殻 と うすいもの
取って

確かめてもいいかい
黄色 の 熟成に

ツイ テ
 

呑もうとしても呑めない
コップのなかの氷
それは
自分の指の影だった






音が止まってしまったのに
映画はまだつづいていて
あたりを見わたすと
席に ....
ゆら

ゆら 男が現れ くしゃみする
丸くなる背中 男 ひとり
ゆら ネクタイが 飛ぶ
男 引き上げられる 皮靴

会社へ 行きたくないと
取り払う 背広 ゆら 名刺
雲雀の羽 離れ ....
満ちる空に逢おう
欠けたままの自身で


雨や雲や雪や風の子供として
ボクは歩き歌い眠る


隠すものも
隠されるものもなく


ボクは今宵も
欠けたまま

満ちる

 ....
女は
胎内に新しい生命を宿したら
「母親」になるというのに

男は
新しい生命が誕生してから
「父親」になる権利を得る
のだろうか

それは
目の前に細く頼りない道が一本
 ....
覗いた世界は
薄汚れていた

彩りを失くした街は
希望も失くしたようで
それでもまだ
笑っていた

だから僕も
つられて笑った

彩りを失くして
希望を失くして
それでもただ ....
夜の手のひらに
背中を押されて
チラチラと散らばる
港の明かりを見下ろしに
いつもここへ来る


デパートの裏の階段にすわり
わたしたちは
寄り添ったり
ときどき 無口になったりし ....
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タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
へんてこ_りょこう- 玉兎自由詩9*04-7-7
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長距離電話- たもつ自由詩904-7-6
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うた- 砂木自由詩11*04-7-4
白い文字- 服部 剛自由詩12*04-7-4
ぼく_の_いえ_の_ごきんじょさま_へ- 玉兎自由詩3*04-7-4
春の火- 青色銀河 ...自由詩704-7-3
この庭- 霜天自由詩1104-7-3
みに_好運_機- 砂木未詩・独白5*04-7-2
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雪江さん- いとう未詩・独白3804-7-2
ストーン・サークルは僕が- まいきー自由詩6*04-7-2
ホーム- 山内緋呂 ...自由詩12*04-7-2
CHOKER- 本木はじ ...自由詩704-7-2
風日の深緑- 湾鶴自由詩604-7-2
ストーン・サークル- たもつ自由詩1004-7-1
こおる_影- 砂木自由詩6*04-7-1
オー_サラ_ダ_- 砂木未詩・独白4*04-6-30
ノート(白連符)_- 木立 悟未詩・独白504-6-30
ゆら- 湾鶴自由詩6*04-6-29
ミチル- 松本 涼自由詩8*04-6-28
入学式前夜- たもつ自由詩35*04-6-28
万華鏡- 鈴本 蘭 ...自由詩204-6-28
跡白波- 望月 ゆ ...自由詩15*04-6-28

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