松の枝みれんみれんと撓むなり

ほんとうのせかいがわかる病気です

どちらかの指が多いか少ないか

にんげんの水位を上げる遊びする

野の首を焼いた野火子のみがわりに
ひとつずつ気づいてゆきたい 気働き 新しい芸術とは、本来、違和感が伴うものだ、なぜなら、私たちが、見慣れている既成のものから、逸脱している部分が作品上、多分に見られるからだ。それを言葉にすれば、欠損および不足、過剰、単調、複雑、奇妙な美 .... 数年前のことであるが、東京・新宿の某所で
在る人道主義を標榜する学者の講演があり、僕は、たまたま聴く機会があった。
そこで講演者は、「人間はうまれる時は、一人ではないのである、少なくても、 ....
読んでない人は







面倒でごめん













要参照な



 ....
僕たちは見ていた
星を
  夜の
    空の
それぞれの 星を
見ることで
何かが晴れ渡るわけではないけれど
僕たちは星を見ていた

夜の暗さのどこにも
それぞれの気持ちを投影す ....
さっき
セックスをしながら
メールをうってて
いきそうに
なったときに
「イク」

送信
して
しまった
ことが
ある人とは


ひらいて
話しを
しても
いー ....
{引用=
中途半端な気持ちで
ハウ・ドゥー・ユー・フィール?
と問えば
こぶしがかえってきた

涙が流れ出る夏
涙があふれる夏

みんなからだがおかしい
脳のどこかもおかしい
 ....
鹿沼公園 梶ヶ谷第一公園 あさやら公園 じゅん菜池緑地
こうえんらはその下で ゆるく手をにぎってつながっているという

きょうも
ひとりの女(ひと)がだまってベンチに座ったままだ
こうえんは ....
コンクリートが濡れていた
僕は朝からの買い物でせわしなく移動していた
掌で抱えた袋には
甘い匂いのストロベリーがたくさん入っていた
老婆が向こうの道路で
子供の手を引いていた
子供は小さす ....
高速道路からみえる
一番目立つ集合住宅
おそらく
ここは
八王子あたり
名前を
つける

マツリハイツ

窓のひとつ
ひとつに
すき 
きらい 

はりつける
頭だけ ....
{引用=

今、なんとなく、デル・シャノンがハンク・ウィリアムスを歌ったレコードを聴いている。
だからタイトルは曲名のもじりだ。
意味は特にない。
でも気分は、怖いほどに共通している… ....
ねこを見てると眠くなる
ねむねむねむねむおねむのまほう
ふわふわの
お腹のお毛毛をなめている
おねむの国に行く前の
おねむの前の身だしなみ

 あたしはそんな風だって、頭をひと振りするだ ....
 
 
公園の水たまりに小さな魚が一匹いた
海水魚のようだった
昨晩の雨に迷って
ここまで泳いできたのかもしれない
このままでは水が干上がってしまう
魚は少しずつ弱っているように見える
 ....
さわやかに生きるには魚たべすぎた ミンミンと鳴くこともなく
たまたま出会ったセミは
コンクリートの駐車場に
ただ しがみついていた
生きているのか死んでいるのか
さわったら ジ っと鳴いた
逃げることもしないので
ひどく ....
夕立に西日がさす
顕れた私の表皮のように

小さな個室にて
スチールと硝子の板が
点と点で結ばれてゆくのを聴いている
白いシャツの青年が
自転車で脇をゆく
ずぶ濡れの帰り道には
明日 ....
「織姫、彦星」

一、

年に一度の逢瀬の日だと地上が先に盛り上がってしまい、天上の二人は今ひとつ盛り上がれない。


二、

毎年「あの時の子よ」と織姫は子供を連れて来るが、ど ....
湿った風 追い風 まとわる

体中すいこんだ わたしたち

早足で 砂浜のような 濡れた アスファルト

バスを 待つ余裕も なく

霧雨は 小さく崩れて 銀色 とけあう熱気

あ ....
明るい空から
さわさわと緑の雨が降るから
おまえの誕生日は
いつも濡れている

水色の
ローラーブレード
畳の上で
肘あてや膝あての
具合を確かめている
それは
おまえを守るため ....
巡るとせ土星と怒声やかまし輪



ただひとり飲んで騒いでただひとり



木星のあばた無いからどないやねん



うるさくて寝てられへんがな太陽系

 ....
紙面に筆を入れることで、そこは詩の場所になる。
その場所から立ち現れる言葉を、詩人は「詩」として掴もうとする。

書かれた言葉から「街」という「詩」の、(こういって良ければ)「意味」までに登らな ....
√/石畑由紀子
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=212759


空に√をかざす まだこたえはない

尾翼灯でもいい 君の名を三回


空 ....
きえぬ線きえよきえよと斜線ひき

ふる里の地蔵が飲んだ水を飲む

鰤炊いてシャガール展は明日まで

山茶花をのぼっていく末期の水

人間をひとりにしない基底材

家族総出でロバのパ ....
 
すがすがしい挨拶ばかり大陸棚


ベランダで行方不明になる半分


よく隠れ過ぎたあと泣きながら帰る


石を轢いても花を轢いても軌跡


ちちははの流れていった月経夜
 ....
とまどったかたつむりたち目の前に信号がまだ青にならない

くちびるの荒れぐあいさえ忘れてる降り叩く雨呼吸の中に

いたむのは見とれすぎた胃ぶくろで蒼ざめるのはあなたの番だ

以上を持ち ....
この映画の胸騒ぎ、ドキドキする感じとは何なのだろうと考える 「作者の考えだけではないという感じ」が意味するものとは・・・・・それは話の筋に靄(もや)のように横たわっている〈偶然 .... ナギと呼んで空に心をのばす
心は手になり私になり
ナギに届くと思うのだ

思うのだと思うほど信じてはいない
チチチ と鳴きながら近くを飛ぶのは
警戒の意味もあるのだと
私は警戒にあたいす ....
桃破壊する少女/ふるる
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=212364


 春の風草食動物月面へ

そよかぜが草原を渡り、そのままふわっと浮き上 ....
娼婦(パスミルダ)に憧れる少女を今まで見たことがなかった 少女は年上の男たちを可愛いと思えている 援助交際して稼いだお金を友だちとのヨーロッパ旅行へと積み立て、思いを馳せる こ ....
ふるるさんのおすすめリスト(5744)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほんとうのせかい(習作五句)- 古月川柳2*10-10-10
地味だけど- Wasabi 川柳410-10-2
新しさと、詩と__mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...11*10-9-28
死について___mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...4*10-9-17
要参照- TAT自由詩1+*10-9-10
星を見る人- 岡部淳太 ...自由詩910-9-7
「イク」- モリマサ ...自由詩2810-9-5
みんな、おしまい。- 真島正人自由詩7*10-9-4
公園の手- 乾 加津 ...自由詩10*10-8-30
天使ちゃん1回100円- 真島正人自由詩5*10-8-29
148歳- イシダユ ...自由詩2110-8-23
渋谷HMV閉店に寄せて〜ロングゴーン&ロンサムブルー- 真島正人散文(批評 ...6*10-8-23
おねむのまほう- salco自由詩17+*10-8-22
下り列車- たもつ自由詩1310-8-10
_- sh川柳2*10-8-1
セミ- ベンジャ ...自由詩9*10-7-31
水球のリズム- たちばな ...自由詩1110-7-9
七夕祭- 明楽自由詩18*10-7-7
消えてしまおう- 唐草フウ自由詩6*10-7-3
水色の車輪- 佐野権太自由詩21*10-7-2
星と腹- 木立 悟川柳410-6-26
Let_the_people_play——The_Game. ...- 葉月二兎散文(批評 ...5*10-6-24
【句評】_√/石畑由紀子- 古月散文(批評 ...3*10-6-24
わたくしごと(習作十句)- 古月川柳2*10-6-23
- 石畑由紀 ...川柳7*10-6-22
うう- 唐草フウ短歌10*10-6-21
キム・ギドク監督_『サマリア』_〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅_ ...- ヨルノテ ...散文(批評 ...3*10-6-20
ヒキナギへ- 砂木自由詩13*10-6-19
【句評】_桃破壊する少女/ふるる- 古月散文(批評 ...4*10-6-17
キム・ギドク監督_『サマリア』_〜〜ヨルノさんと詩を巡る旅_ ...- ヨルノテ ...散文(批評 ...310-6-17

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