昨日が、夜の中で解体されていく



肉体だけを、濡れた風がばらばらにして
過ぎ去り、それでもまだ鼓動は 宿る



わたしが必要としているものは
わたしの内部の、底辺にあって
 ....
スーパーカーより速く走りたいのさ
どんなメロディーよりも速く
鉄条網に寄りかかってジンジャーエールを飲みながら
セブンスターに火をつけてそんな事を考えたのさ

鈍色の錆びた鉄条網につかまりな ....
笑ってくれていたらいいな
そのほうが一日の変わり目
にじまないでいられるから

吠えるCALL
急いで階段等を
駆け降りるぼく
残した夜に進化

キャッチして明日の手
前後に揺れて ....
マグネチックスピーカー 分解・修理・試聴


                              2008年10月17日07:40
分解
眺めていても始まらないので、昨夜、コ ....
マグネチックスピーカー
                       2008年10月15日20:27

  先日、秋葉原で求めようとしたが、お店には無いので、やむを得ずネットオークショ ....
2008年10月09日20:06
  先日秋葉原にマグネチックスピーカーを買いに出かけた。
マグネチックスピーカーは第二次世界大戦中までの普及型ラジオ受信機に広く使われていて、ハイファイとは言い難 ....
 
不燃ゴミです、と取り除かれた祖父のペースメーカーてのひらに、来る





解剖しても誰にも見つからない場所で君よ、一緒に暮らして、ください、
 
 
石積みの朝
陸橋はその歪んだ影を
路面に落とし
昨日までの工程を語り終えると
あなたは静かに
最後の生理を迎えるのだった
 
+
 
足音が擦り切れていく
あなたにとっ ....
きみが帰ってこないあの日から
砂時計の砂はさかさまにこぼれて、こぼれて、
しだいに、ちいさな子供になってしまう、夜
遠くで、つぶやくきみの言葉が、わたしの名前だといい


そんなふうにして ....
{引用=
吐き出したい、吐き出したい。
不安を全部、吐き出したい。
のに、あたしには口がない。
}
この口は、よく動く。
ほらね、
上下の唇が、くっついたり離れたりとせわしない。
よそ ....
生まれる数十年昔の、
日用品の、
生活の、
ごく普通の、
静かな生活の、
影に、
それに
出会いたい







 ....
とんぽとんぽ、とん

排水溝へおちてゆき
プールの中へおちてゆき
海水の中にまぎれてゆき
バラバラになりました
わたしは 雨です。
いいえ、雨でした、
ともだちも形をかえ
知らない所 ....
じわりじわりと 人の肩にそっと触れては
血をにじますように
わたしは、雨です。
ともだちは
長い針を射るはやさでおちていき
アスファルトにクラッシュしました
両親はずっとずっと厚い御空のふ ....
まったくおまえは屈託ない奴だ
食べたと思ったらもう笑っている
もう少し味わえばいいのに
笑い声、雲に吸い込まれ
雨が降ってきた

銀色の滴
みみずくの神様のお出ました
厳かに神 ....
ひき肉を買った
何だか退屈な日常を少し変えたくて
冬のわりには暖かく
スーパーは少し込んでいる時間帯で
特売ってわけでもなかったけれど

料理レシピのサイトでふいに思い立ち
ひき肉 
 ....
口語の時代はさむいがその寒さの中に               ※2
自分の裸をさらすほかない時代
ひとつの恐ろしい美が生まれた                  ※3
三角さん、錯覚しなければ ....
どうも。俺、今度高校進学することが先日の6日に決定致しました。

…だからといって皆々様には精々「ふぅん」「へーあっそー」くらいにしか思えないでしょう。「だから何?」ってね。でも公開自慰( ....
            00/03/02



ダークグリーンのMTM三連が
ぐんぐん坂を登って行く
軽快なモーターの唸り
DT12Aの台車は得意げに
片意地張って揺るぎも見せず
堂 ....
あなたのライナスの毛布は
目には見えない形のない
責めることのない想い人
誰にだってある。あってほしい
毛布がわりに
こころからやすらぐもの
かぼちゃ大王を信じているライナス
母性をくす ....
霜が降りた
歩道の黒い縁石に
雲まで忍び寄る電柱の背中に
今朝のしるしが重なる

雲ひとつない冬空の下を
花嫁が歩いていく
黒地に赤い花を揺らして
うなじに笑顔の雫を落として
半月前 ....
すかすかで
ふっとんだ、ヨタ
しょっぱい木霊がかえる空気より
真空の宇宙のほうがいい
なにもかにもが
ちりぢりと
ぶちまけられて
なんにもどれも
だれもかれも
ひとつたりとも帰ってこ ....
堅い梢から
白い気泡がぷつぷつと生まれて
二月の空に立ちのぼる

それは
君の唇からもれる
小さな温度に似ていて
僕の尾ひれを
とくん、と春へかたむける

ふらりと現れて
はな先 ....
こおり
あたたかい
しらない
あたたかい
わからない
みんなつめたい
ならんでつめたい

あたたかいって
なに.



やさしい そのて
さわらせて
やさしい 、こと ....
母さん
今日僕は
洗濯板の下に
すごいもみあげを見つけました
ふさふさとした
最近めっきり見かけなくなった
天然ものです
しかも
もみあげをかき分けてみると
中に子もみあげもいました ....
1という字のように立ち 一という字のように眠れ 孤独な無限



0なんて発見するからいつまでも君の不在が消えないままだ



ON/OFFのあいだに広がる宇宙にて親指は祈る メール、 ....
ヘルシーな雨上がり
放牧地では羊たちが虚ろな目をして赤い紙を食んでいる
牧羊犬は発情して走り狂っていて
牧童は掘っ立て小屋のなかで下半身はだかのまま既に死んでいる
天使の梯子を伝って天から
 ....
二人の時間をはかるために
砂時計がほしい
と、君がいうので

硝子の器に閉じ込める砂を探し
砂丘に鳴き砂を求めてみたけど
どの砂もしょっぱく湿っていて
完成しないのです、砂時計は

 ....
同じ図書館は二つとないね
どの図書館も違う

引っ越したあとも使っていた
利用者カードの期限が来て
今度は更新できない

一度別れてしまった恋人の手や髪や唇には
二度と触れられないよう ....
白梅も微睡む夜明けに
あなたしか呼ばない呼びかたの、
わたしの名前が
幾度も鼓膜を揺さぶる

それは
何処か黄昏色を、
かなしみの予感を引き寄せるようで
嗚咽が止まらず
あなた、との ....
ふゆの匂いがする

ほわり、
冬のお喋りをしよう

たくさんのきらきらするものが
眠たそうに待っているのは、きみの春
あの頃の小さな息吹が
ほわり、と手さぐりしながら
追いかけてくる ....
ふるるさんのおすすめリスト(5744)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
リ/バース- 望月 ゆ ...自由詩31*09-2-25
鉄条網の向こうを走るあの長い列車が通り過ぎるまで- 虹村 凌自由詩3*09-2-25
日付変更線- 唐草フウ自由詩5*09-2-25
並四日記_その2_マグネチックスピーカーの分解、修理、試聴、 ...- あおば散文(批評 ...5*09-2-25
並四日記_その1_マグネチックスピーカー- あおば散文(批評 ...4*09-2-25
並四日記__その0_終戦の詔勅- あおば散文(批評 ...5*09-2-25
_____- 石畑由紀 ...短歌7*09-2-25
工程- たもつ自由詩2209-2-24
いくつもの、夜を越えて- さくら自由詩29*09-2-24
口がない。- 百瀬朝子自由詩5*09-2-23
浪漫- 榊 慧自由詩3*09-2-22
雨の子(2)- 唐草フウ自由詩9*09-2-21
雨の子(1)- 唐草フウ自由詩6*09-2-19
神託- あおば自由詩6*09-2-18
ひき肉- かんな自由詩17*09-2-18
満足厳禁- 大村 浩 ...自由詩28*09-2-16
桜のつぼみもふくらみ、- 榊 慧散文(批評 ...6*09-2-15
三両連結- あおば自由詩5*09-2-13
ライナス- 唐草フウ自由詩6*09-2-10
花嫁のうた- オイタル自由詩4*09-2-8
ふっとんだ、ヨタ- 構造自由詩609-2-6
置き文- 佐野権太自由詩26*09-2-6
- 唐草フウ自由詩8*09-2-6
母さんへ- サトタロ自由詩3*09-2-6
number- 石畑由紀 ...短歌33+*09-2-3
はくめいこうせん- サトタロ自由詩2*09-2-1
はかれない、すなどけいでは- たりぽん ...自由詩18*09-1-31
さようなら図書館- 小池房枝自由詩1009-1-29
美しいひと- 銀猫自由詩29*09-1-28
きらきら- さくら自由詩18*09-1-26

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