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{引用=縄梯子少女はおりるどこまでも夢の終わりへ釦は落ちて
                 こもん}



stay to the end of June目の前に降りしきる雨数え終えるまで ....
{引用=無季}

救済の鐘はどこかで鳴るだろう朽ち果てたまま何を祈ろう


防音の音楽室で外見つつ鳴らない雨の音を奏でる


待ち合わせ場所は月面公園で浮き立つ心も足も体も

 ....
幻聴が聴こえる視界がゆがむ・・ガガ・・・剃髪されて気付くナンバー



数世紀後に発掘されてああ、これは何だと問われるミシン



にんにくは嫌いだってさ人とゆう文字を憎むと呼ぶような ....
パレードの喧騒にわかに散ってゆくここから遠いこころを想う



思い出す前のぼくらは幸福で雨雲は必ずしも雨を孕んでいるのだろうか



マタニティブルーできみは海の中ほんと ....
ガラス片きらきら光って散らばって交通事故のような廃園



少年と少女が逃れ身を隠すセイタカアワダチソウのひとむら



抹茶ラテ、おいしい夢をありがとういつでも不安が全財産の ....
ヘイ!般若、おまえのしかめっ面に落書きをしていたガキだった頃



浴室に溢れる涙どんだけの悲しい嘘を喰らったのだぃ?



今さっきあんたと会った夢の中?いやいや夢の中ぢ ....
日だまりに停車してある軽トラできらきら光るホットサイダー



おじいちゃん早く渡りな大丈夫道路は三途の川じゃないから



祝日に国旗を掲げる家なくて家主の世代交代思う
 ....
{dl}
{dt}本木はじめ [19:23:13]{dd}こんばんは。現フォのみなさん。
{dt}本木はじめ [19:23:52]{dd}この後、19時31分より『第6回短歌祭品評会』を開催します ....
リセットと書かれたインターフォンを押す顔も知らない恋人の笑み



はじまってしまう毎朝第一話今日も繰り返しましょう昨日



着実に春は予感を追い越して気づけば葉桜ばかりの恋 ....
黒と赤まとって白いこんにちは 音は存在してるとゆうの?


高低の激しいおんがくだだっだだっぴろいのはらに吹きぬけて冬


階段を転げ落ちれば痛いけどマンホールはどこまでも暗い

 ....
花束を車内いっぱい敷き詰めて水没してゆく春の陽とひと



野の花や少年少女の髪揺れる風泥棒が口笛吹けば



集まればいつしかはなれてしまう春むかしどうきゅうせいと来た海
 ....
{引用=始めませふ 安易な位置づけ
       
               椎名林檎『真夜中は純潔』}








{引用=デイストオシオン}


うねりゆく夕空 ....
ハーモニー、櫂のしずくに呼応する空が茶色に透過する午後



目という目、口という口あつまってAの会合ひらく廃村



風の影みつける蝶やカーテンのおおきく呼吸している窓辺
 ....
もう誰も修復できぬ美しい傷痕だけが星空のごと



カラフルな性の模様にいろどられ少年少女の白は泡立つ



いつまでも高原鉄道錆び付いたままの列車を包む真緑



沢 ....
かつていた冷凍都市を思い出すような小説書いている初夏


再放送されてる温泉番組を観ているぼくを見ているかか氏


転校生だったあの子は元気かなどおんどおんと胸打つ花火


 ....
木は風に揺られて危機と告げている台風前夜の窓辺のふたり


完璧な雨に降られて澱みゆく河を見ている仔猫とあなた


水田の水面に雲は流れゆき徐々に満ちゆく夏の青空


帰り道 ....
真夜中にせんたくものを干すきみの着ている服も濡れている手も


立ち直りかけてるきみに悪いけど闇を失くしたきみは抜け殻


伸びる影のびないひかりの集う朝みえない牧師が祈りをサボる
 ....
フライングベッドが再度あらわれて深い眠りを焦がしてしまう


4ゆびをテーブル上で交差するあなたの朝が美し過ぎて


アーサーが来てたわよ アーサーってだれ?たぶんお母さんのそうぞうじょう ....
水彩の絵の具ま白き画用紙にぜんぶぶちまけようよ六月


自転車の後ろで団扇を仰ぐきみ見ていた海に落っこちるまで


ゆかた着てきみが来るからあの駅を思い出すたび朝顔が咲く


い ....
黒蜜の氷菓和尚が食べるとき観音扉の奥のまばたき


猫みたいな声を出すから燃え上がる火事にみとれるひとみをなめる


無意味だと思うぼくらのやることは星と星とが抱き合う夜に


尾& ....
如月や黒いソファーに横たわるあなたの影も微笑んでいる


ゆく船のゆくえわからぬまま岸でぼくらが録音されていた夏


ケイタイを缶コーヒーのように振るきみはまだまだ宇宙に鳴れる


 ....
太陽は誰が奪った洪水のようにまばゆい詩歌たちいづこ?


ゆうえんち、どうぶつえんにすいぞくかんみんなほろびてしまえきみとか


ぼくはもう崩れてしまう塔の上きみの手首を紫にして

 ....
限界を越えてもしくは臨界を越えてあなたに会いにゆくゆめ


水槽に金魚は泳ぐぼくたちの裏切りさえも刻めよ螺旋


ファルセットヴォイスできみが歌うから胸が鼓動ではじけてしまふ


 ....
どれくらい寒がりかって?靴下は履いてお風呂に入ってるけど


高校生二年の僕とすれ違う冬の深夜のゆめのさかみち


爪はなぜあるのだろうかマニキュアを薬指だけ塗って出かける


薔薇 ....
かつてこの瞳の奥に刻まれしひとを想えば暮れゆく夕陽


岐路そして岐路、岐路、無数の岐路がありしばらく雪にみとれる窓辺


在る。ことでとわにみらいはうつつゆめ描くと同時にほろびてゆくわ
 ....
きみが目を閉じても風は草原を夜空を海を旅してまはる








涸れてゆく泉にきみの瑠璃色の絶唱とわに不滅の予感


雨の駅、雨のバス停、雨の庭。きみが ....
{引用=ことばを生気づける、死でもって。
                          こもん}


隻眼の雲雀ただよふおおぞらのもとより暗き世界を孕み


やさしさは午後のひかり ....
{引用=さっき見た夕暮れさえもほんものか千年あっても知るすべは無く
                                ETOILE}


木漏れ日の揺れる街路でまばたきの ....
{引用=光に向かい その光で自分たちの闇を照らす
   私たちの音楽だ すべては私たちの音楽だ
               by JEAN-LUC-GODARD『NOTREMUSIQUE』}
 ....
いつの日か宇宙の塵となることを夢見るロケット技師と甥っ子


少年は星の名前でしりとりをしている少女は欠伸をしている


フラフープ棄てる少女に土星の輪なくした土星のごときさみしさ

 ....
ふるるさんの本木はじめさんおすすめリスト(128)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
_stay_to_the_end_of_June- 本木はじ ...短歌517-7-3
廃屋で待つ- 本木はじ ...短歌415-10-17
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decadentlyautumn- 本木はじ ...短歌508-10-12
石を継ぐ者- 本木はじ ...短歌6+*08-4-10
思春季- 本木はじ ...短歌2208-4-5
第6回短歌祭品評会〜第一夜〜- 本木はじ ...散文(批評 ...1*08-3-24
【短歌祭参加作品】第一話たましいリセット水たまり新しい笛さよ ...- 本木はじ ...短歌1208-3-21
ゆくえふめう- 本木はじ ...短歌5*07-12-27
春形見- 本木はじ ...短歌1407-4-7
NOISE_FLOOR- 本木はじ ...短歌1107-3-7
白彼岸- 本木はじ ...短歌806-10-4
灰殻散歩- 本木はじ ...短歌1006-8-17
【短歌祭参加作品】あしたも夏でありますように- 本木はじ ...短歌14*06-7-3
新茶- 本木はじ ...短歌1106-6-24
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ぬるい夏- 本木はじ ...短歌806-6-12
【短歌祭参加作品】contre_le_sexism- 本木はじ ...短歌9*06-3-6
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灯台に棲む夢を見たんだ_- 本木はじ ...短歌12*05-10-31
NOTREMUSIQUE- 本木はじ ...短歌1405-10-25
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