夜にしか会えないわたしたちだった合わない靴を無理して履いて


クラクション鳴らすあなたの矛先はわたしと彼女のちょうど真ん中


コーヒーを投げるあなたの手の平は薬指から冷めてゆくのね
 ....
毎年この時期は、白神神社の奉納だ。
家々の軒には細縄が張られ
白い紙のお札が下がる。
それは
家々を超えて渡される。

学校。
コンビニ。
クリーニング屋。
古いアパート。
ラブホ ....
めをとじて
いない いない

でも いないことを まだ
かくにんしたくない

せんしゅうの おわり
あなたと あって
こんしゅうの おわり

めを とじて
いない いない

 ....
酔いにまかせて産み落とされたたまごたちが
そこかしこでひしゃげて身をよじっている
主人の子宮に戻れるわけもない
ばつの悪さと気恥ずかしさと
タクシーの排気ガスで満ちる街に陽が昇るころ
ぬ ....
生徒数ふたりの村の学校の日直いまだ解かれざるまま


箱舟に辞書を積み込み忘れたがために無数の言葉も消える


ソドムとゆう街が滅びたときでさえどこかで恋が芽生えただろう


「カイ ....
まずはURL、
チアーヌさんの書いた詩「かわいい匂い」は下のリンクから読める。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=20788

 それからお断り、私の ....
いくつかの部屋は音もなく連結した。触覚を結ばれた虫達は手足を麻痺させた。苦しむことの自戒は書ごと焼き討たれた。その日からあらゆる喫煙が禁止された。
今、歯車は轟音を立てて回り始める。台座は細かい亀裂 ....
ゆれているので
こっくり こっくり
あいずを おくった

しんぱいっていう わすれものを
とどけたり とどけられたり

いっしょに いない
きもちと きもちを つないでいくために
お ....
私は素手で土を掘った
逆さ剥けから血がにじんだ
さらに掘り進むと爪が剥がれた
赤土は血を吸いながら悦んで湯気をあげた

肥ってはいるけれどゆがんだ芋虫が
私の掘った穴から這い出し ....
(ア、ア、マイクテス、テス、本日は晴天なり。)
がぁーん チャペルの発声
ほとばしる 薔薇 バラの花びら
ひゅうひゅうと襲われる

トレーシングペーパーで透かしても
バラの雌蕊は包まれて  ....
朝と別の朝はつながり
声や水を憶えている
光や傷を憶えている
頬をかすめゆく小さな 小さな
見果てぬもののかけら かけら
定まらぬ世界をゆく定まらぬもの



水色と銀色
 ....
もじれつ のはいれつに
ふるいに かけられた
おでこーろん 

さややかに よこにも
つるきん たてにも

とろく とろ とこ
ちいちゃな いしは 
はじきとばし おー

お ....
与作さんやーい
こっちだーよー

元気をだして
いこうよわっしょい

気持ちのいい汗を
かこうよわっしょい

よっしゃー


よっしゃー


のってきました与作さーん
 ....
9月27日からの
朝からの、
おとなの時間では沸かれない
とぉっても短い一日は
犬なの 猫なの  その仲間
なのかな。

じゃなく ぼく
未来の夢をみた

そらパノラマ知りたくない ....
先端。ひねくれたぼくらは、落として割らないように気遣う手つきなので。鉛筆を眺めていると、とがっています。触れる表面のことを、甘美に思い出します。肌身でぼくを揺り動かすのは、電話帳を眺めればいくらかの人 .... 春の日
お山の桜は ほのかな彩りを添えて どなたかの お口へ赤い実を届けなくては と 咲いておりました。
けれども
みんな みんな 通り過ぎて行かれるばかり 切なくって ひっそりと 小っちゃ ....
 僕は最近、自分の事を「岡山の白い豹」と呼ぶのに凝っている。
 と、言うのも単に白い車に乗っているからである。

 …昔から僕は物事を大げさに言うと、よく言われるが、この年になっても治らない。
 ....
どうしても空を飛びたいらしいので
象が踏んでも割れない筆箱をあげると
「二郎さーん!」と言って地面に投げつけた

私は冷や汗をかきながら
「確かに弟ができたら二郎と名付けるつもりでした」
 ....
お月さま沈まず
だんだん長く待ってくれる
私が眠るまで
空にいてくれるだろう
それも
満ちるまでの少しの間

お月さまだって
事情がある
そうそうやさしくもしていられない
だけど
 ....
ちさ とり わけ た
ちせ ゆく ほほ に

まわす ひばな のの
まざる ひざし やや

さと せぬ から な
くり ゆく みや や
沈んでゆく まま
煙る 山の稜線に

つながれた 足首
舐め 影 さすり

行けども 喰らえない
案山子の ぼうふらに

低く うめき ひそむ
まだ 試した事のない

 ....
今回の台風で人が死にました
前回の台風でも人が死んだにもかかわらず今回の台風でも死にました
僕は事前のニュースで、前回の約4倍の規模の台風が来るというのを聞いた時点で
「今回も何人か死ぬだろうな ....
コラージュ中心?
http://members.at.infoseek.co.jp/kuro725/deathnote-log.htm
プリントを握り締めて
廊下を駆け抜けた

ひるやすみ  二十分

あぁ あの先生のところに書類を取りに行って
それから放送もしなくちゃ
合唱の練習
ポスター貼って あ 筆記用具忘れた
 ....
貞子先生は蓄膿で

昼休みや
授業中も突然居眠りを始めて

じっと見ていると
貞子先生のとがった三角の鼻の先から
鼻水がポトリ..落ちた

先生の思い出は
いつも穏やかな晴れた日
 ....
あしたという じを なぞっても
とけない なぞだらけ

ゆらゆら ゆれる
ここよ ここにいるわ

てより かくじつに ふるえる
たましいの こどう

しって しってほしいの
わかる ....
瞳孔が広がってきたな
俺も一生廻りあえないほどの汚ぇ顔してんだろう
金があっても無くても奴らからのモノはいつもカルキ混じりだな
ったく、口の中が臭くなるんだよ

ケイなんでそんな楽しいの
 ....
船の停泊しない
図書室には
匂いがない

ブラインドの隙間から
斜陽
カウンターに落ちた
向こうで
司書が背中の羽を
二度動かす

白い付箋のはられた
いくつかの椅子は ....
はめこまれた
月 太陽
けれど 遠い所の土地だ

体でいけない場所だから
波おこして 乗るように
向かう

まわるカレンダーの
赤い丸は 
ボタンになっていて

指先から舟にな ....
                  「メリーゴーラウンド」 12

  ごめんね

見覚えのない人たちが
みんなわたしのことを知っている
という状態が
こんなに落ち着かないなんて
想像 ....
ふるるさんのおすすめリスト(5755)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Wicked_Child- 本木はじ ...短歌9*04-10-28
白神大祭- umineko自由詩204-10-28
いない_いない_ばー- 玉兎自由詩404-10-28
たまご- 石畑由紀 ...自由詩504-10-27
starlessandbibleblack- 本木はじ ...短歌8*04-10-27
チアーヌさん「かわいい匂い」に関する私見- 佐々宝砂散文(批評 ...31*04-10-27
自白- 黒川排除 ...自由詩104-10-27
きょうが_いく- 玉兎自由詩1004-10-27
赤土の唄- 佐々宝砂自由詩1104-10-26
ウエディング- 湾鶴自由詩904-10-26
かけら- 木立 悟自由詩604-10-25
かおんのしゅっぽっぽー- 砂木自由詩13*04-10-25
おーい与作さん_その2- 不老産兄 ...自由詩104-10-24
「ふらすと」- パール子 ...未詩・独白304-10-24
さきっぽの、夜- nm6自由詩704-10-24
さくら_ものがたり- ひより散文(批評 ...3*04-10-23
白い豹- 藤崎 褥散文(批評 ...9*04-10-23
飛行訓練- 木葉 揺自由詩24*04-10-23
月のある頃- 蒼木りん未詩・独白4*04-10-23
みや_の- 砂木自由詩5*04-10-23
- 砂木自由詩9*04-10-23
今回の台風で人が死にました- span未詩・独白6*04-10-22
「デスノート」ファンの方々へ。- いとうおすすめリ ...1004-10-22
文化祭前- anne自由詩2*04-10-22
貞子先生- 蒼木りん未詩・独白2*04-10-22
ひとり- 玉兎自由詩204-10-22
汚ぇ顔〜18才・冬- 純太自由詩404-10-21
図書室- たもつ自由詩3704-10-21
しずく_の_まどろみ- 砂木自由詩9*04-10-21
ごめんね- アンテ自由詩6*04-10-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192