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アナタはアタシに名前をつけてくれた
だけど、アタシがついてたウソのせいで
アタシにつけてくれた名前はどこかに行ってしまった
アナタがつけてくれたアタシの名前
そらなのか
空な ....
じゃぁまた と
また最初から
アタシの中の世界を変化させる
小さくて狭いから
色んな事を知るたびに
色んな事を見るたびに
色んな人に会うたびに
どんどん ....
アナタはフェンスの向こうに行ってた
フェンス越しにアナタの赤いマニュキュアをした指を
顔を
風になびくスカートを
アタシはしばらく見ていたらなんだか凄くチュウがしたくなって
....
虹のように孤を描いていた
その雲を辿っていけば
どこか遠くへ
どこか探している所へ
どこかへ行ける気がした
雲の道は儚げで
本気で本気で走らないとすぐにでも消えてしまいそう ....