サクランボ
まーつん

  

  のばした指先の向こうに
  サクランボが揺れている
 
  それを
  掴むことができる

  噛み 食んで
  味わうことができる


  幸せが揺れている


  泣きたくなる程
  近いところで







自由詩 サクランボ Copyright まーつん 2013-04-18 19:06:03
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