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              130331




回転体の慕情と怒りが大震災を引き起こすのだと
新聞紙上に描かれたイラストをトレイから溢れた汚水が消してゆく
絨毯ごと売ると猿が断言す ....
                   111111



まがじんがらになせられたら、がらんだりんぐらんぐにんぐみんくしんぐりんぐやんぐ、まんぐりにんなにのんぐりみまらりんぐり、たらまんがら ....
              110810




わたしのだいすき
わたしのすきなわたし
だいすきなわたしがわたした
わたしがすきなわたしは
 わたしもりがすきなあめんぼう
 ....
              110116


誤解を恐れず
界を恐れず
カンマの威力と
中点の躊躇
きれいな顔に
泥を塗る為体
(テイタラクと読む)
記号辞典を開き
記号の読 ....
             101107


ほぅ
ほぅ ほっほっほぅー ほっ!
漏らさず隠さず支える覚悟の
中身が漏れた尖閣の映像
ほっほっほっとエンジンを吹かす時
頭上にたくさんの ....
                 100809




価格破壊の角笛に
トロンボーンが負ける
金属が貴重なのだと
トランペットが慰めて
バスーンも頷いて
傍らのクラリネットに愛 ....
                  100622



反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
 ....
                  090709

真っ暗な
点字図書館で
目が覚めた
真っ暗で何も見えない
見えないから
目が無くなった
触れられないから
指が無くなった
怖くて ....
           090130


既刊の本を放り投げ
テーマが古いと諦めた
未完の本が多すぎて
編集室は休む暇もなく
朝から晩まで
缶詰にされた作者たちが
コヨーテのように
 ....
              090107

90円あげると言われ
口を開けて笑っていたら
50円しかないから
明日にと延ばされた
口を開けたまま
笑ったまま
明日まで待っている
嘘つ ....
               081229

面白い

心の缶詰
煮て過ごす

口直しの
通り雨
北から南へ
蹌踉けてる

巫山戯たヤツだと
猫イラズ

銀の鉱山
お金 ....
                081129



うそをついた
ちいさなちいさな
うそをついた
ちいさなちいさなちいさなうそは
ちいさくちいさくついたうそ
どんどん大きく ....
              081119


100年に一度の津波ですと
テレビが
怖いことをおっしゃるので
海の方を眺めたら
金融危機のことだった
一人あたり12000円の定額給付金 ....
              080820




夜というのは
夜があるのは
地球人には当たり前
でも
太陽人には不思議なことで
夜なんて
何処にも売ってない
もしかし ....
         080721


空気がくれた
赤ん坊
(優しい目をして
(見つめるから
(つい油断する
(本当のことは
(誰にも言ってはなりません

空気が
足らないから
 ....
         080706


コインロッカーにはなにを入れるの
あかんぼーさ、きまってんじゃん
コインをさ
さっと入れて
その隙間に赤ん坊を放り込み
キーを掛けるのだ
(ロ ....
             080531


不足した太陽を
100匁200円で売っている
皮肉な顔の
乾物屋さんの店先で
メートル法が施行されても
小学生は驚かない
学校で習った度量 ....
                 080516




偶然と書いて
ぐうぜんと読ませる
ぐうぜんが生まれ
ぐうぜんが目覚める
ぐうぜんが欠伸をする
起きろ!
朝だ! 起きろ!
 ....
                     080416



あかさたなの春が来た
あしたの人は元気がよくて
ぱぴぷぺぽと歩いてく
あさっての人もやってきて
こんにちはと挨拶をする ....
              080404


コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
 ....
                080328



グライダーのように
空中ブランコのように
限りある人生を
ぶらぶらふらふらしていると
フラスコの悪魔に喰われてしまいます

化学 ....
               08/02/20





テレビ画面の伊勢エビは
すいすいすいと透きとおり
卵を抱いてのんびりと
海の底を歩いてる

ネズミの親子もお人好 ....
             080125




軽いから浮くのだと
信じていた
水の上の小舟
流されてたどり着いた
河口の三角州の街

軽いから飛ぶのだと
シャボン玉を躾けて ....
                  071114


月平線に地球が近づいたので
夜なのか
朝なのか
分からなくなって
月の兎に電話をしたら
声が届く前に
地球は見えなくなっていて
 ....
                  070810



意味無し芳一の日記を読んで
日記を書こうと思った
中学二年生の夏
暑すぎる日はプール
雨の日はごろ寝
晴れたら自転車に乗って
 ....
乱太郎さんのあおばさんおすすめリスト(25)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法- あおば自由詩5*13-4-1
ただいま- あおば自由詩9*11-11-11
わたしがきらいなわたしがだいすき- あおば自由詩8*11-8-11
美しい誤解- あおば自由詩9*11-1-16
頭上注意!- あおば自由詩5*10-11-7
やさしいし- あおば自由詩5*10-8-9
ピチカカ反応- あおば自由詩7+*10-6-22
車引き- あおば自由詩7*09-7-9
ひとのきかん- あおば自由詩6*09-2-1
乾物- あおば自由詩10*09-1-7
こころ- あおば自由詩5*08-12-29
寒い朝- あおば自由詩2*08-11-29
無鉄砲社会- あおば自由詩22*08-11-21
夜球- あおば自由詩13*08-8-20
仔猫- あおば自由詩9*08-7-21
コインロッカー- あおば自由詩5*08-7-7
模索する太陽- あおば自由詩9*08-5-31
ぐうぜん- あおば自由詩11*08-5-16
春眠- あおば自由詩8*08-4-16
カニバリズム- あおば自由詩17*08-4-4
春のブランコ- あおば自由詩14*08-3-28
君の舌の上にそっとネズミ捕りを掛けておきます。- あおば自由詩5*08-2-20
かるいからだ- あおば自由詩2*08-1-25
小春日和- あおば自由詩10*07-11-14
日記帳- あおば自由詩6*07-8-10

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