混ざる 朝
砂木
坂につないだ 果実の皮
無垢はついばまれ焼ける
霧の音が円の角に触れる
クロスされた糸が星宿し
かたこと 繁みが 飛ぶ
さめた雪 霜柱を 包む
自由詩
混ざる 朝
Copyright
砂木
2004-10-29 05:13:40