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今 君と離れている
遠く離れている
君の名前を呼んでも君の笑顔が浮かぶだけなのに
君の名前を呼んでみる
君の口から君の名前を聞くのに長くかかった気がする
僕がはじめて呼んだ君の ....
秋の風が冷たいね
こんな時は
君にそばにいて欲しい
僕の心の空洞を
どうか
埋めて欲しい
僕の命なんか
秋の枯葉より軽くて
たとえ消えても誰もわ ....
僕は君となら
地の果てまで行ってもいいよ
海の彼方まで行ってもいいよ
だけど
君と僕だけでは生きてはいけない
砂漠で骨になるか
海に浮かぶかもしれない
....
泣いて生きるよりは
笑って生きた方がいいさ
でも
俺にはどうしても笑えない時がある
振りほどこうとしても
俺を締め付ける
過去と不安な未来
忘れようとしても
....
夜になると
俺を迎えに来る
輝く鳥
俺はこいつに乗って
夜に
羽ばたく
月も触れそうだ
星も触れそうだ
夜の闇はそんな
できるはずも無いことを
....
僕は
心から君を愛していただろうか
去り行く時は幻
去り行く季節は戻らない
忘れたつもりだった
諦めたつもりだった
なんで
こんなに
君のことを想い出す ....
俺のラフィーネ
小さい頃は
俺の後を付いてきてばかりいた
遊んでやらないとすねた
大人になってから
お前が
愚痴を言ったり
弱音を吐いたのは
聞いたこと ....
お前は
あんなに話したことを忘れたか
楽しかった日々も忘れたか
用心深い俺は
なかなか人とうまく関われなかった
お前とは
すぐ
打ち解けたのに
お前は自 ....
生きているのがつらい
お前はそう言って
涙を一粒流した
俺だって
生きているのはつらいぜ
だけど
花をみて綺麗だと思う
月をみて心安らぐ
星をみて願いを ....
いくら待っても
きみは来ないな
約束してないから
来るわけもないぜ
きみと俺の
最初の約束
お互い隠し事はやめようって
小指と小指をからませた
そのころ ....
僕は
君の笑顔をみるだけで
元気になれた
電話番号を聞いてみよう
どの辺に住んでいるか
聞いてみよう
思い切って
食事に誘ってみよう
そんなことを考えて ....
何気なく
ぶらぶらしていたら
花びらが飛んできた
俺の気に入っている
縦縞のシャツの肩越しに
やっとの思いで
止まっている
薄紅いろの花びら
俺はそっと ....
小さな傘だけど
お前ひとりくらい入れるぜ
俺は
何も話さないかもしれない
俺は
前しか見ていないかもしれない
でも
お前を濡らさないようにする
持ってな ....
あの日
僕の夜空は燃えた
僕は君を許せず
君も僕を許せず
裏切りと涙の
炎が燃え立った
僕は酒も飲むし煙草も吸うけれど
憎悪に近い炎を
一杯の酒で流せるはずはないよ
....
僕の欲しかった
犬のぬいぐるみ
お母さんが
買ってくれたんじゃだめなんだ
お父さんに買って欲しかったんだ
僕は
お父さんを写真でしか知らない
天にいるのか
地にいるのか
....
冬と春の間に
何がある
俺の場合
別れがあった
忘れられないと
男を追う女
忘れられないと
女につきまとう男
そう
忘れるのは難しいぜ
気付 ....
春の嵐みたいな日
俺は出かける
黒い薄手のセーター
黒いジーンズ
黒い帽子
俺が
どうでもいいような所で
迷っている間に
季節は変ろうとしている
....
真夜中でも
僕のところに来ていいよ
僕は待ってるから
君は寂しがり屋で
毎日
いろんな付き合いがある
買い物 食事 カラオケ
それでも
君の寂しさは癒え ....
曇り硝子の向こうは
蒼い夜
ウイスキーは喉元を焼くのに
心を素通りする
風が唄うカフェで
君とココアを飲んだことを
ふと思い出す
僕たち二人は2度と会えないの ....
愛情なのか欲望なのか
もうわからない
世で
夢なのか要求なのか
もうわからない
世で
俺も決めかねる
自分で自分のことがわからないぜ
身長とか体重とか服のサイズは
わ ....
午前1時の暗闇の中
俺の部屋の窓から
教会が見える
十字架がネオンになっているんだ
あの教会の前の十字路で
俺はあなたに「サヨナラ」と言った
子供が学校の帰りに言う ....
ちょうど朝でも夜でもない
漆黒の闇に
夜の夢が消え
朝の希望はまだ無い
名前も無く
仕事も限定せず
さすらう旅人の
出発の時間
名前も知れず
ただ行ってしまっただけの人
....
俺は 最近
ひとを好きになった
恋ってやつだ
もう
恋なんて できない
しっこないと 思っていたが
自分でも びっくりしたぜ
なんにも 言わなかった
なんにも 知らせなかった
....
夜 二人であるくと
君はいつも星を探す
何を祈っているんだい
何を忘れたいんだい
君が時々買ってきてくれる
ビールの銘柄
僕があんまり好きじゃないのだよ
煙草 ....
僕は花屋に行ったよ
すこし
照れくさかったけど
君に花を贈りたかった
かすみ草だけの
花束だよ
ピンクのリボンをかけてもらったよ
僕は
これ以上は望まな ....
遠くで雷の音がきこえる
俺は 雷も稲妻も嫌いじゃない
雷に打たれないと
わからない 衝撃
走る稲妻のごとき痛み
雷に打たれたような
突然の出会い
突然の別れ
春の雷に
....