すべてのおすすめ
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケケケケケケ
ケケケハレケケケ
一番いい服を着て
お洒落な街へ行く
あなたに会う為に
ハレの日に晴れた
ケを蹴散らし ....
長く働きたいって言ってたのに
突然辞めるなんて
どうしたんだろう
尋ねても
「色々あって」
理由はわからない
何が起こるかわからない
ぼくの右腕
ポロリと落ちた
ぼくの代わりはい ....
午前3時
静けさの中
静かに目覚める
これからどうすれば
自分を変えてゆけるだろう
ネット上をどんなに検索しても
その答えはないよ
考えながら朝を迎えた
少しも眠くない
どこ ....
外は破壊の音がする
振動が床に伝わってくる
幼い私は眠る
ずっと幼いままでいられるように
目覚めたら大人になってしまうから
大人は戦争を発す
どうして
ひとを
ころすの
....
缶ビール片手に
火照った君と
まだ夏の匂いのする
宵の空気
今年もまた一緒に
思い出ひとつ増やす
提灯の灯りが照らす
うなじを見つめていると
不意に振り返る君
当たり前じゃな ....
網目を伝ってやって来る
放火魔は蟻の行列みたいだ
あちらこちらで炎上してる
気づけば目の前に松明かざす奴がいる
怖がる前に
砂糖水をあげようか
甘い液体の味は
燃やす快感と似ているか ....
ゼロの終わりが始まりを呼び
始まりの終わりにゼロに戻る
ずっとゼロをなぞっている
今生きてる
それも一度だけ
Y字路での選択を繰り返し
限りないそれを超えては
ゼロ地点に立たされる
....
宝を守ることが
幸せだったの
血みどろの凶器はクローゼットに隠して
やったのはママだからね
心配しないでね
って言わせたの
その時から凶器は宝になった
真実は幸せを壊してしま ....
知らない風景の
絵を買おう
違う世界への入り口
絵の中で
生きるを楽しむ
たらら
たらたらた
難しく感じる
生きてゆくことを
絵の力を借りて
やわらかくしていくんだ
....
儚いよ
過ぎゆく毎日
草臥れた帰り道
どこからか
ドレミファと
音が流れてきて
思わず見上げたんだ
ソラ
涙が出ていた
それは明るくこぼれてるから
小さな声で
シド
って呟くよ ....
遮光カーテンの隙間から
薄明かりが射し込んでいる
もう蝉が鳴きだした
命の残りをかけて
命がけじゃない一晩を過ごす
目をつぶっても眠れない
思いを巡らせるのは
もう戻らない
かつて ....
もう飛べないと
翼を外した
窓の向こう
天空の城に
辿り着けなかったこと
翼の代わりに背負って
ただ祈るように佇む
ここではないどこかに
行こうとすれば
体は重く動かない
翼は ....
8月の終わり
空の雲は秋の形で
風に吹かれている
それでも僕ら
サンダル履いている
アイスクリームで
身体を冷やしている
今の暑さも
じきに冷めていくから
ふたりの熱量に
そっ ....
血筋が守ってくれる
才能と鍛錬が守ってくれる
ふたつの光
ぶつかり合い
影をつくる
闇に転じて
地面を這い
それでも
内側にある
光は漏れて
輝く
ふたつの光
一瞬の幻 ....
わがままを言う
けれどとても弱い
一輪の薔薇のために
風除けを作った
薔薇は文句を言ったが
心地良さそうに眠った
眠る薔薇は美しくて
そっとその花びらに触れた
甘い香りが寝息ととも ....
君が送ってくれた写真
緑のアーチ
まっすぐ続く道
知らない風景なのに
あたたかく懐かしい
それは君が歩いた道だから
いつか歩いてみたい
君のいるところへ訪ねていきたい
傷だらけだと ....
女は髪が炎だった
危なくて近寄れやしない
滝行させたら変わるかもしれない
しかし滝があるはずの崖下は
水が枯渇していた
水の仙人を探しに行った
名前を呼ぶと
物陰から声だけがした
....
僕は自分で自分をつぶしてしまうだろう
社会というものが押しつぶす前に
そこから逃れる術を知りながら
がんじがらめに縛りつけ
首を絞める
だから今のうちに言っておこう
落ち着いて景色を眺 ....
夕方になれば涼しいなんて
もうそんな時代じゃないのか
熱風が気力を奪う
たった近所のコンビニまでの道
何もしなかった一日に
さようならをしてる夕日
空に滲んで
僕の心と一緒に泣いてい ....
毎年職場で書かされる
自分の強み
取り柄のない僕には
苦痛の制度だ
働いていてもなお
自分を売り込んでいかなくちゃならない
強みのある人は
どんどん昇進するのだろう
自分の強み ....
共通の敵を作れば団結する
権力増大を目論み
神の名を利用し
思想統制
異端者探し
魔女狩り
拷問殺戮
今日も無垢な命が散った
恐怖の鎖で口を塞がれ
言いなりの愚者たちが
....
調査は根気
どこが間違っているか
何が原因か
どこが間違っているかは
すぐに見つかる
悩めるのは原因
思いもしないことが
影響していたりする
疲れていると
閉ざされるひらめき ....
乱暴者で
すぐに切り捨てたがる僕に
あなたは
神は細部に宿ること
何度も子守唄みたいに
やわらかくして
咀嚼できるように
教えてくれた
僕はいまだに乱暴者です
それでも魂に宿って ....
猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい
調子に乗ったな
激しい頭痛と
目の前チカチカ
冷やさないと
水を飲まないと
調子に乗ったな
猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう
環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
子供の頃はガキ大将がいて
なんでもかんでも奪って胡座をかく
ガキ大将がそのまま大人になって
大声を出して
人々の関心を集める
そうして国を転がしはじめた
なんでもかんでも奪って胡座をかく
....
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう
丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
....
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで
だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して
but ....
いつの間にか
遊ばなくなった
あの子
何しているだろう
かくれんぼして
見つけないまま
帰ってしまって
そのまま
会わなくなった
あの時あの子が鬼だったら
まだ今でも遊べた ....
あんなに入念に
死ぬ準備をしたのに
僅かに残っていた希望と
本音が導き出した祈りが
暴風となって
計画を破壊した
肩甲骨の痛み
背中から吐き出したものは
小さな翼
首吊りのロ ....
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