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とうに終わったエピローグと
いまだ始まらないプロローグの
狭間に佇む

記憶はずっと仮縫いのまま
予感もずっと仮縫いのまま

だから
来たるべき時のための衣装も
ずっと仮縫いのまま
 ....
太陽を焦がし
月を凍らせ
空を封印する
それから窓を閉じる

君の意識が悲しみで朽ちてしまう前に
魔法が あるいは
麻酔が必要

見えない網に絡まってしまった
言葉たちを
ひとつ ....
田中宏輔さんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
衣_装__Ⅱ- 塔野夏子自由詩11*25-3-21
長い夜- 塔野夏子自由詩6*24-11-7

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