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クロとシロが交じるとき
光は放たれるだろうか
奇跡とか希望を求めるのは
夢に過ぎないのだろうか
目の前の現実と向き合っているけれど
目を背けたくなることも事実であり
思い通りにならないこと ....
目元が有村架純に似てるって
あなたに言われたとき
良かったと思った
だって先生に
そうお願いしたんだから

手術の翌日に
私はすべてのアルバムを燃やし
画像ファイルを消した
例え誰か ....
ワンイシューで
戦うのがこれからの選挙だと思う
あれやこれや
政策並べたって
一般人は高度に複雑化された
今の政治問題なんか
これっぽっちも分かりゃしないし
立候補している政治家だって
 ....
快晴に
飛行機雲一筋

圧倒的安全圏より放たれる銃弾
狙いは無差別

I wanna be killed by Something I can't resist.

If so, Ev ....
お前は煤色の赤ん坊を抱いて
焼け焦げたアスファルトを裸足で踏みしめる
サイレンだと思っていたのはいくつもの悲鳴で
雨雲に見えていたのはなにもかもが
無に還ろうと爆ぜる努力の証だった
 ....
手の甲に痣ができた
どこにぶつけた訳でもないのに
赤紫のそれが鮮明に色を放っている
そして不安を覚える
夢見心地に徘徊しているのではないかと
月も星も輝くことのない暗い空の下を
どれほど歩 ....
くしゃくしゃに
まるめた明日は
60兆のキセキ

あの日の、
これからの
まぼろし

くしゃくしゃの
わたしの
こころの
からだの
すべての
くしゃくしゃの
キセキ
なにもかもおしまいにする
口にしてはいけない
例のあいつ

わたしは疑っている
道をゆく九分九厘の人が
みんなそいつをふところの隠しにいれているのではないかと

シータとパズーの重ね合 ....
あなたの楽園へ行った人へ
帰ってこないでください

きっとそこでは、なにもかも違うのでしょう
あなたは俗世の言葉を忘れて楽園の言葉を口にする
わたしにはわからない
耳に心地よく華やかな調べ ....
生きているかぎり
食べない人はいない
だれもかれも食べている

そのありようは
そのままその人の日々を反映して

丁寧に手をかけた一汁三菜も
インスタントに湯であたためたものも
凍え ....
ぬかの手入れをし朝食を作りながら考える
誰もこんな風にはできないのだと

PCに更新をかけながら考える
誰もこんな風にはできないのだと

生活が複雑になりすぎた
多く一般人が置いてけぼり ....
洗濯物が溜まるので
夕方まで洗濯機を回す
(日差しが格別透き通る日
 遠くを選挙カーが通る)
乾燥まで回すと
匂いがちょっと嫌なので
乾燥かけず外に干す
外はもうすっかり暗いので
夜空 ....
偉大な羽生九段の時代にも
結構面白い指し手は多々あったが

指すたびに現れる
これまでにない斬新な指し手に

いつも驚かされ魅了されるのは
私だけではないだろう

人はそれを
AI ....
大通公園の花壇に面した歩道の脇にしゃがみこんでいたおれの前に男は
白昼、立ち止まり、コートのポケットからスマートフォンを取り出しておれに
差し出した。おれは手を伸ばして薄いそれを受け取った
傍ら ....
二〇一八年三月一日 「ぼくは、あなたの大きなおっぱいで終わりました。」


 きょうも寝るまえの読書は、チャールズ・ボーモントの短篇集『夜の旅その他の旅』のつづき。なんか40年とか50年まえの小 ....
{引用=習作たちによる野辺送り}
鏡の森から匂うもの
一生を天秤にのせて
つり合うだけの一瞬
混じり合い響き合う
ただ一行の葬列のため

 *

軒の影は広く敷かれ
植込みの小菊は ....
狼がやって来る
身構えなければならない
狼がやって来る
銃に弾を込めて
狼がやって来る
棍棒を手元に置いて
狼がやって来る
暖炉に火をつけて
狼がやって来る
暖炉でお湯を沸かして
 ....
とろりと金色の滴りは オリーブや椿や葡萄の種から得たもの
蓮から採った精の封を切り ボウルに張った油におとす

傷を いつくしむこと

じくじくと痛む恨みを切りひらけば
妄念の脂が現れ 穢 ....
君があまりにも傾いた樹木として
僕に近づいて来たように視えたものだから
君の大きな瞳の奥の
二三の星の連れ子を伴った
密かに見え隠れする
もう一つの月の貌を受けいれる
現実という測り知れな ....
空が青いこと
水が冷たいこと
人が笑っていること
急に寒かったり
季節が隣で
急いでしまうこと
優しさの前で
戸惑う誰かの
ボタンが光ること
細かいもの全てが
クリスマスに
飾れ ....
わたしは壁のなかに育った
壁の外に
出たことも見たことも聞いたこともなかったが
外があることを知っていた

夏、庇の下に燕がやってくる
燕は夏に来て冬に去る
燕が冬を過ごす地がどこかにあ ....
あなたが淹れてくれた紅茶
身も心もぽかぽかになった

ただ温かいだけではなく
愛情深いキラキラした何かが
私の深い部分を煌めかせる

どんなに時間が経っても
冷めない気がする紅茶

 ....
汽水域でしかいきられない乱反射は
椅子に座っても安らぎにはほど遠く
手から手と瓶のなか追いかけていた

 わたしの、わたし達の心は縛られることはない
 そんな風に真っ向から歌う事を忘れてしま ....
詩のとき 心は旅をする
命からとおくはなれて
あるものの全てにこまかくなってよりそう

愛などは 手に負えなくて
途方にくれた
炎はもう あかるすぎて
いられなかった
はじめて ....
誰かがシャワーを浴びている
雨はすっかり止んでいた
林檎を囓る少女が独り

光は妙に屈曲して
迸る水を艶かしく
向かいの鏡に映していた

今夜は早々と眠りに落ちる
明日はきっと晴れる ....
ねぇ、仕事は、永久ね。
 ねえ しごとは とこしえね


今年、年越しとしとこ!
 ことし としこしとしとこ
ああ
初々しい顔して
また夜が来た
ひんやり冷たい
風も吹く
向かいの家では橙の
灯りがともり
人影が
それは忙しく動いている
わたしは独り寝の床を整え
さっきからじっと座っている ....
とおりすぎていった♂たちの
汗はとうにわすれてしまった。
わたしのなかの♀は
くるおしいほど
あふれつづけてはいたけれど
朝早い
日の出から間もない頃

まだ
昇りきらない太陽目指し
2つの飛行機雲が

まるで
太陽を射抜こうとしているように
長くながくのびている


流れる雲より高く
気持ちよ ....
 今日家を出たら
 
 最初の信号が青の確率は

 今日最初に出会う猫が

 三毛猫の確率は

 記憶を無くすような確率は

 この地球が存在している確率

 そして今自分 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ドリーミング- 坂本瞳子自由詩1*21-11-3
有村架純- 花形新次自由詩221-11-3
自称詩人的人間を世の中から抹殺する党世界に平和をもたらすため ...- 花形新次自由詩121-11-3
together- TwoRivers自由詩5*21-11-3
野性よ、削ぎ落された地平を- ホロウ・ ...自由詩3*21-11-3
痣ができた- 坂本瞳子自由詩3*21-11-2
60兆のキセキ- 草野大悟 ...自由詩221-11-2
例のあいつ- 凍湖(と ...自由詩321-11-2
あなたの楽園- 凍湖(と ...自由詩121-11-2
だれもかれも食べている- 凍湖(と ...自由詩2*21-11-2
ハードモード- りゅうさ ...自由詩521-11-2
洗濯物が溜まるので- オイタル自由詩8*21-11-1
斬新な指し手で人々を魅了する少年- st自由詩221-11-1
まンりき- ゼッケン自由詩521-11-1
詩の日めくり_二〇一八年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*21-11-1
知らずにもとめて- ただのみ ...自由詩8*21-10-31
狼がやって来る- 坂本瞳子自由詩2*21-10-30
香油- 46U自由詩721-10-30
星星- 本田憲嵩自由詩1021-10-29
HAPPY- ミナト ...自由詩7*21-10-29
わたしは壁のなかに育ったが- 凍湖(と ...自由詩421-10-29
冷めない紅茶- 夏川ゆう自由詩321-10-29
舗装路- 帆場蔵人自由詩821-10-28
詩のとき- はるな自由詩921-10-28
雨上がりの密室- ひだかた ...自由詩421-10-27
永久仕事_―とこしえしごと―- 水宮うみ自由詩2*21-10-26
独り寝の夜- ひだかた ...自由詩521-10-26
I,_m__coming- 草野大悟 ...自由詩121-10-26
太陽を射抜く飛行機雲- st自由詩421-10-26
その確率は- 佐白光自由詩2*21-10-26

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