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「昨年の父の日には
おやじと蛍を見に行きました。
丁度、一年後の同じ日に、このように
いなくなった、おやじの偲ぶ会を開いている
なんてことは、夢にも思っていませんでした」

伯父さんと叔母 ....
この口説き文句で何人の女を口説いたんだろう。
あいつを最後の女と決めたのに、
結局目の前の女を同じセリフで口説いてしまった。

『本当にかわいいね。なんでいままで気づかなかったのか不思議なんだ ....
ちか頃では
傷ついたほうが
えらいので

みんなずたずた

わたしは
Tシャツに
「まんこ野郎」

プリントして

まちをあるく
  

  黄金の季節
  老夫婦が小屋の中で
  夕餉をはさんで向かい合っている
  アイリーン
  それはハリケーンの名
  土間には
  几帳面に並べられた
  いくつかの古い ....
『食物連鎖なんて終わってしまえ』
呪いの言葉をつぶやいて、
足元のジャリを雑草に投げつける。

ジャリを投げつけることだけが、
わたしの心と体をつないでいる。

『食物連鎖なんて根っ子か ....
ないないないと
自分の足りないをおもうのは
余裕のあるときと知る

いそいでいそいでの
時を過ごしていればどんな自分も
自分なりにやるだけ

あやまりながらも
ふと触れあった人もまた ....
あなたの額縁は とても大きくて
真っ青な世界を 描くのに 相応しい
重さも 兼ね備えている

こじんまりとした 人間の心は
時に 丸め込まれたまま 眠る
猫のように

寂しいよ ....
感情を伝える。
難しい事
中間の思い
曖昧な気持ち

でもはっきりした
意見もある。
そうして欲しい
して欲しくない。

ダブルバインド
二重拘束は困る。
おっぱいを上げる
 ....
向日葵越しの夏影
此処だけが安らぎの場

強烈な眼差しから
人見知りの私を守ってくれる
大きな体のボディーガード

ライオンの{ルビ鬣=たてがみ}が揺れるたび
あいつが怯える

キ ....
やるべきことはない
取り柄などいらない
守るべきものもない
目指す場所などない

彼岸はすぐそこにある
彼岸はここなのだから

いま僕たちが住んでいるこの場所こそ
かつて彼らが憧れて ....
We don't have money enough
But I can to be myself
彼女を思うと彼女のまえにゆけた

テーブルにまだ開かれていない新聞が置いてある

日付を見て三年後の世界にいるのだとわかった

おれはおれが死んでしまってから

三年もたった世界にもど ....
ワンツーピースv v
最後に笑えばいい
100年一昔
10年なんて転寝

永久の愛を交わし
桜が散る
酒を飲む
景色は花吹雪

約束の血判を押し
新たな日を迎える。
新たなるメ ....
 
 
壊れたヤドカリが階段を上る
その先には二階があるだけなのに
暑いと感じる人は、暑い、と言う
今日という退屈な一日
下駄屋のおじいさんが亡くなった
母を斎場まで車で送った
一時間 ....
母さんぼくは

きょう会えなくなった理由を電話で聞いた

景色の一点を見つめるようにしてそれを聞いた

大好きやけど、ずっと一緒にはおられへんやろ、会いたくないのわかるやろ、

ひらが ....
絶えないノイズが、右の部屋から、左の部屋から、そう、絶えず、聞こえてくる、スピーカーを通した、ノイズのような、ノイズが、両側から、いまいるここに、ここ、ここはつまり、じぶんのへやだった、このノイズを聞 .... 提示された書類に本人の署名がないのなら
」「 知らなかった 」「で、済ませばいいさ 。秘密は誰にでもあるように
その匂いだけじゃわからない
(いのちはある限りに
地球も回ってるんだから  ....
俺?

俺はぼろぼろになってあの街から追放されたんだ

え、泣いてやしないよ

この泥があるからこそ蓮の花も咲くらしいから、大丈夫だよ


こころの問題じゃない

脳の問題だ
 ....
I can't think work everyday.

私は毎日働くことを考えられません。
「たより」

生活に疲れた頃
きみは ゆっくりと やって来て
るすがちな ポストに
ことり、と 手紙を 入れて行く
とにかく 早く 帰りたいと
ばかみたいなスピードで
のほほんと暮らす ....
戦争を知らない子供たち
に私はとても含まれる
ただ年を取り大人になった
だけども戦争をまだ知らず

お国のために撃ち合った
徴兵された男たち
脆い理想を背負わされ
愛する ....
夏休みを、なんとか、
2日取って、
土日とくっつけて、
4連休の、二泊三日で、
軽井沢へ行った。
彼女と行った。
新幹線で行ったの。
たった1時間でつくのさ。


なんだかわか ....
風景は記憶を宿している
だから俺は
ゆるゆる
その風景に
流れ込む

いつも路地裏
猫がいて
丸くなって目を細くして寝てる
気持ち良さそうに

俺は雪駄で歩いていくだろう
そう ....
どうせだめだと言われているんだ

そうなんだ、無意識にこんなことができるほど

あなたは逞しくて美しいぼくの絶対なんだ


これいじょう傷つくのはやめとけよ

そんな時間もったいない ....
膝の上の猫
まるで愛おしい生き物でも見るような目で
わたしを見てにゃーと鳴くの

通り雨降る、夏の午後

その視線を
すり寄ってくる体温を
振り払いたくてそっぽを向いた

うっとう ....
 
あたいの心は茜色

つっかけ蹴り上げたら

明日は、きっと晴れ



 
人の顔を撮るのをつい忘れるので

フィルムが10枚くらい余ると

必ず猫を撮る

しっぽだけ黒いしろねこ



撮ることに決めていた

実際のところ

それしか撮る物はな ....
あたし3時間しか起きてないの

コアラがユーカリしか食べない理由と

眠っている理由はお互いを知らない

アル中だから

もう すこうしね

焼酎に氷を入れてツツーッと飲み干す
 ....
The sun sets on the beach,but my eyes are opened forever.

太陽がビーチに沈みますが、私の目は永遠に開かれます。
真っ白に汚れた街

未来からきた悪魔が未来のことを
すべて話してしまった

僕は祈り そして目を閉じた

すべてを忘れ
永遠を信じるために

吐き気のする
くそったれの未来は ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メメントモリ- 麦穂の海自由詩6*11-8-30
女のままごと- そよ風自由詩211-8-30
まちをあるく- はるな自由詩811-8-30
ハリケーン- 草野春心自由詩211-8-30
孤独な生き物- そよ風自由詩3*11-8-29
いまを進む- 朧月自由詩111-8-27
あなたの額縁- 藤鈴呼自由詩2*11-8-27
ダブルバインド- ペポパン ...自由詩3*11-8-26
夏影- subaru★自由詩4*11-8-26
神の国- 小鳥遊儚自由詩311-8-26
GETTING- 番田 自由詩111-8-26
おれ死んだ- 吉岡ペペ ...自由詩111-8-26
密約- ペポパン ...自由詩4*11-8-25
海の生き物- たもつ自由詩311-8-25
会いたい- 吉岡ペペ ...自由詩211-8-25
言葉によるスケッチの実験性- 中川達矢自由詩711-8-24
皆様の〇秘には蓋を被せましょう- アラガイ ...自由詩3*11-8-24
この泥あるからこそ咲け蓮の花- 吉岡ペペ ...自由詩1611-8-24
I_was_young- 番田 自由詩111-8-24
「たより」- 藤鈴呼自由詩6*11-8-23
戦争を知らない- 田園自由詩111-8-23
軽井沢へ行ったの- はだいろ自由詩611-8-23
風景の記憶- 真山義一 ...自由詩2711-8-23
やめとけよ- 吉岡ペペ ...自由詩311-8-23
愛猫- 三奈自由詩2511-8-22
明日は- 殿上 童自由詩19*11-8-21
環境論Ⅵ- ヤオハチ自由詩211-8-21
コアラ(心臓がなくなってから生きた人_より)- ヤオハチ自由詩111-8-21
The_day_in_your_summer- 番田 自由詩111-8-21
聖歌- 佐藤伊織自由詩111-8-21

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