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バカですが
時間に付いて
考えました

「今何時」
時計を見ます
「十時十分だよ」
答えます

でもね
嘘さ
私であれ
君であれ

見る
時計を
倒立した像を
写した ....
薫風が行く
あとを追うのは誰
梢にちいさないのち
めぐる季節への
地図を広げている

薫風が行く
あとを追うのはわたし
梢に君をみつけて
初夏を一緒に
深呼吸する

朝の挨拶は ....
この顔はデンマークとか何とか
そんな緯度の産
しかもダ・ヴィンチの
妖艶ヨハネが指差す方角からの下賜品
ってところ
そして色素の少ない
血色もないこの乾いた肌は
ケルトの俗謡、ドルイドの ....
突然雨戸が
何語かで話しかける どうしたの、何
小さなビスケットの家の
窓には童話色のカーテン
それじゃ無理

雨戸は不満を述べてノックする
何か起こったの、今から起こるの
小さな庭の ....
臭くて不味かった。
大きな種があった。
胃が痛くなり
腹が痛くなり

息が臭くなり
屁が臭くなる。
げっぷが出る。
もう2度と食べない。

ドリアンはアルコールを飲むのはダメで
 ....
  透明な
  大きい壷の中を
  一匹の蟹が歩いてゆく
  のすり、
  のすりと
  青空の注ぐ光に
  気難しげに傾きながら
  そして
  太陽が地を耕し
  若葉色 ....
身ひとつで悩んでいる

可憐な花が逡巡している

体の調子を整えようか

発信音、着信音

花を喜ぶ顔を見ようか

可憐な花が逡巡している

身ひとつで悩んでいる


疲 ....
毎日毎日よく雨の降る梅雨になりました。


独りよがりに恋をするのも疲れるとか


優しさの中には愛を見い出せないとか


あの人の肯定したこの想いが


肯定はされた ....
雨の日は
透明傘がいい
値段の気安さがいい
ドームの曲線を
雨が流れていくのを見るのは
誰かが
泣いているのを
見ているようで
そんな後ろめたさもいい
そういえば女優でもないのに
 ....
朧な碧い部屋で
私、夢を見ていたのね
溜息一つ、デキャンタと冷めた灰皿
白いレースで覆い隠されて
私の全てが嘘みたい

スローでムーディな音楽を
誰と聞いていたかしら?
花の名前のグラ ....
言いたいことは 隠したら 駄目なんだ
遊びの 隠れん坊にも 終わりが 有るだろう?

翌日 子供たちに 馬鹿にされる 和尚さん
アイツ、俺等が 帰宅したのも 知らなんだ

それでも ....
ランタナのつぶつぶ
少女はコンペイトウ
春夏秋冬 気ままに咲く
甘美の花言葉も知らない ランタナ

ランタナのつぶつぶ
少女は大人のアジサイに
雨季の間 憧れの感情に
無垢のまま 引き ....
雨の降る隙間に
がんじ搦めの自分の昨日を見ながら
傘を差して歩いてゆく

良いことなど無く稼ぎは
全て税金か家賃
それと借金の返済
食事代など手元には残らず
それでも生きてゆける

 ....
おばあちゃんが

広い歩道で立ち止まっている

休んでいる

キャスター付きの買物袋

それに手を預けてじっとしている

ぼくは遅い昼食をとりながら

目が離せないでいる

 ....
ポップミュージックとファックした
その次の朝、レコードは灰を被っていた
ので捨てようと思ったが
その前に空腹を満たす必要がある。
白い卵を割って目玉焼きをつくる。
白い薬缶に湯を沸かし、アー ....
 
俺なんてこんなもんだって思えたら、おめでとう

所詮、俺なんてこんなもんだ

そう、俺だけなら



 
頭のいい人は
腐るほどいる
アイデアが浮かんでも
すでに考えている人がいる
と考えるべきだ

そこにはパッションが必要だ
人を幸せにしたいと言う想い。
自分がいくら辛くても
他人が少 ....
缶チューハイが降り注ぐ夜
めんどくさい人生が酔ぱっらいのあたしに
くだをまく
だって嫌われちゃったのよ
あたしあたしがきらいになってゆく
缶チュウハイのレモンがあたしに
素直になりなといっ ....
綺麗になりたいと思って伸ばした爪に入る汚れの多さ

痒いと思って掻いた後に気付く瘡蓋から流れる血

届かないはずの想いを瓶に詰めて海に流したら届いた時の怒り

手をつないだ君との将来の約束 ....
いつかみた夢が忘れられないでいる

酔い潰れてあの人の名前を叫んでいた

原風景は理想郷でしかない事実を知らないフリしてる

遠い遠い昔私はまだ純粋だったはずだ

夕立の後 ....
眠れない夜に
涙が出た
幾粒も、幾粒も…



私の「好き」と
あなたの「好き」は

燃え盛る炎と
凍てつく氷くらい
温度差があって
決して
歩み寄ることはない



 ....
多分 静寂な夜だっただろう
いつもと変わらない日常が終わり 子供たちはベッドで眠る
大人はたちは静かにお茶を飲み 聖書を開いて神に祈る
いつになく静かな夜に 何の疑問も持つことはなく
未来を築 ....
忘れていたわ
時の砂は音も無く
ふりつむ透明な悪魔だってこと

どこへいようと
逃れることはできない
生の終着駅が死であることから
逃れることはできない

気づかぬうちに
若葉は枯 ....
誰にも触れられない場所に
花が咲いていた

切り立った崖の中腹
そこには
誰も登って来れない
誰も降りて行けない

そんな場所に独りぼっちで
花は気高く咲いていた

小鳥の囀りに ....
光の夢と引き換えに
二人は大きなものを失った

なすすべのない夕暮れ
ひと足早くここに来て
懺悔のように君を抱きしめる

光の体は思ったより身軽だけど
互いを目と目で
確かめ合うこと ....
段差段差

すらりと綺麗な人が

高いヒールでぐにゃりとごろりところげた

うしろを歩く私へ

勢いよくかかとが飛んできた

私はちょうど

小ぶりで可愛らしい

さんかく ....
山よ星よ海よ
さようなら
4畳半の部屋に
閉じこもり
することもない

時の流れに身を任せ
うたた寝をする
蒸し暑い部屋
コーヒーを流し込む

老人の尻を拭き
五穀米を食べ
 ....
 
 
物、その影は
量となり
嵩となる
影という影は
新たな影をつくり
高く目を瞑ると
擬音語のような
か細い音を立てて
雨が降り始める
わたしは先ず
折り急いだ
紙のこと ....
本当に大切なことだけ
教えて欲しい

大切なことは
ほんの少しのことだけ
人を愛し
それを喜べるということ
ただそれだけ

それだけのことが
この世の中で
どれだけ希少か

 ....
君は駄目だろう
どうしようもないだろうね
君は使い物にならない
君は人間じゃないから

・・・この世にはどこか健康で幸福な市民というものが仮定されていて
そこから一ミリでも外れたらまともに ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間と星- ドクダミ ...自由詩2*12-6-14
実在の憧憬- もっぷ自由詩912-6-13
女神の肖像- salco自由詩7*12-6-13
雨戸のうちそと- 木原東子自由詩17+*12-6-13
ドリアンを食べた- ペポパン ...自由詩5*12-6-13
- 草野春心自由詩412-6-13
きみのメルヘン- 吉岡ペペ ...自由詩812-6-12
雨の日は、とか。- 永乃ゆち自由詩3*12-6-12
雨の日は- そらの珊 ...自由詩1912-6-12
アラスカ- 智鶴自由詩5+12-6-12
インパクト・ジャパン- 藤鈴呼自由詩2*12-6-12
ランタナとアジサイ- 朝焼彩茜 ...自由詩12*12-6-12
雨の憂鬱- ……とあ ...自由詩16*12-6-12
広い歩道で- 吉岡ペペ ...自由詩712-6-12
有害であるのは- 青土よし自由詩112-6-12
俺なんて- 殿上 童自由詩20*12-6-11
愛と言う名の殺人- ペポパン ...自由詩6*12-6-11
チューハイだもの- じじ自由詩16*12-6-11
矛盾- きみのて ...自由詩5*12-6-11
夕立の後- 永乃ゆち自由詩2*12-6-11
いつ、どこにいても、あなたが好きだから…- 日向なつ自由詩312-6-11
革命前夜- 無限上昇 ...自由詩512-6-11
時の砂- そらの珊 ...自由詩1112-6-11
【_孤高の花_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-6-11
Ascension- 南 さや ...自由詩212-6-11
さんかくのかかと- 灰泥軽茶自由詩12*12-6-11
さようなら(/_;)/~~- ペポパン ...自由詩4*12-6-10
- たもつ自由詩812-6-10
レア- 渡辺亘自由詩312-6-10
駄目- yamadahifumi自由詩2*12-6-10

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