すべてのおすすめ
河の向こうにあるのは
向こう岸です
至極当然だけど、事実です
あなたは今、どちらの岸辺で詩を書いていますか
向こうですか
こちらですか
それとも、どちらだかわからないですか
一生懸命に書 ....
夜空が見せる死へ
立ち会えば
人は願いごとをするのだというけれど
想いに比べれば言葉はもどかしいだけで
現実にはそんな暇もないほど
許されている時間は
まるで人生のように短く
まばたきの ....
 さきまして

 なでまして

 めでまして

 かわいい花序

 ねずみも絶賛

 枯れると思い

 きや!!

 ピンクのお花

 撫でる手指もそぞろ

 この ....
{画像=140806203834.jpg}




タイムカプセルは誰の心の中ににもあって
開けられる時を待っているんだ
中に入っている想いは人によって違うけれど
一度開けると流れて行 ....
よくよく考えてみれば人生の半分は曇り空で、そのうちのまた半分は雨と流れてしまったかのようだけど、パール、僕が一生懸命額に汗して竹の子を掘り返しているときや、少しばかりのお札を伐りながら飛び散る蜜柑 .... いま45才だから

15の頃はまだ30年まえのこと

いまとおんなじ強さと切実さで

84才のとき

15の頃を思おう

それとおんなじように

きょう69年まえのことを思おう ....
美しいうたは書けません
美しいことを信じないから

優しいうたは書けません
優しい心を持ってないから

明日には一本の木になって
いつか伐り倒されるまで
風に吹かれて泣いていよう
蝉 ....
うまれた、てのぬけがら

まれにうまれたてだから

とりせつはやさしく
お母さまの名は 木蓮 冬の終わりをつげるのが役目
枝葉よりも先に花を咲かすような人
母は春になると つぼみのうちから 木蓮を愛おしむ
坊やの心は卵のままの まだ ねんね

坊やが 見るのは  ....
 ある少年がいた

 何処かに
 旅に出たくても

 そう簡単には
 身動きのならない
 身の上で

 金もないし
 健やかでもないし
 勇気もないし
 運もない

 ない ....
今日の日に、まだ誰にも踏みしめられていない土が香る。
私は一人、森の小道を往く。
だんだんと緑の匂いも強くなる。
ふと私には聴こえる。あいつはもう辞めさせた方が良い、と。

ああ、忌々し ....
電池の切れかけた目覚まし時計の秒針が
8と9の間で震えている
目覚まし時計はもう鳴ることも時刻を示すこともできないが
私にはどうすることもできない

目覚まし時計の側には
薬と孫の手はある ....
ごはんの時間まで家出  
あなたが連れてきたのは、雨と汗のにおい

あなたはシャワーなんてあびたりしてさ

あたいは期待とソファーに包まれるのさ


 
犬を連れた二人の男が行き会った
血統書付きの犬を連れた方が自慢を始め もう一方に
「雑種なんか飼うのは時間の無駄だよ」
ああ 好きか嫌いか別として
そんな考え方があってもいいのだろう
もっと ....
会社の帰りに実家に寄り
母を乗せて 病院に行く
入院している父に会うため
一日中 林檎畑で働いた後
母は着替えて 私を待つ

七十歳を超えて 疲れただろうに
駐車場について 歩きながら
 ....
小学生の頃から
肛門に興味があった
お母さんが夕食の支度を
している時
後ろからカンチョーして
振り向き様に
思いっきり
ひっぱたかれたことがある
中学生になると
カエルを捕まえて
 ....
  夏影を
  蛇の身がなぞる
  あおじろくつめたく
  すべての陽がきえていく
  汗が鎖成す、おまえの鎖骨
 手を付けないでおこう
 自分という作品に

 決めつけないでおけば
 何にでもなれるだけの、柔らかさが
 人の内側には、まだ残っている

 手を付けないでおこう
 描きかけた自画像に ....
黙っていることがすきだ
だれかといても
なにも言わずにいられることが
そのひとをすきだということに比例する

なにか話さなくてはならない
そう考えるとき私は急に無能になる
言わなくてもい ....
華がなければ
覚えてもらえない

名前がなければ
呼んでもらえない

色がなければ
背景にもなれない

嫌ってもらわなければ
記憶にもなれない

でも
生きている

 ....
砕かれたもの
    傷つけるもの

時代の浪間に
    弄ばれて

俄に湧き上る想い
    だが全ては白い泡のよう

摩耗して往く
    意思 手足

蒼淡く ひと欠片 ....
そよ風に負けている ひぐれ ゆるやかなひかり 
花火のか遠き子音 
あおぐ空で煙りとかくれんぼする月に ああ
そこにおるんね と あいそ笑う  
懐かしいね ともに見たあの日の火花は ほんの少しだけ本当だった 
あれは炎だ
理由も道徳も求めない炎だ
まごうかたなき赤い炎だ

怖れを知らぬ
黒い鳥が炎を目指す

命とはそういうものだ

せめて美しい君を覚えていよう
たった一日でしぼんだ朝顔
 ....
八月。

私たちの街は。少し空気が、変わる。
街宣車が増える。黒塗りの車。
スピーカーから、流れるテープ。

ツーリストが増える。
大型バイクが空気を、揺らして。

外国人が、増える ....
青い陶器瓦の下に埋もれた
記憶を掘り出してどうなるというのだ

焼け落ちた家の跡の
現実と幻想の交叉した風景の中に
私が立っていたあの日
陽光に照らし出された井戸の
湧き出る水に沈んでい ....
「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている 雹かな?と思ったけど、シラウオだった
晴れマークの天気予報が
小魚が 朗らかに ピチピチはねて
アスファルトの下で壊死していた イノチも復活

死者だって降ってきて 必死に飛び跳ねて ....
繁みの間から語りかけてくる友だち

幼いころに拾い集めたら
食べるとどもりになるよ
あの子はきっと
食べたんだよ
という子がいた

友だちの中にひとり
どもる子がいた

きみはド ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
河を渉る- たま自由詩21*14-8-6
一瞬一生- そらの珊 ...自由詩23*14-8-6
きんぎょそう- ドクダミ ...自由詩414-8-6
タイムカプセル_/_呪文の言葉は- beebee自由詩26*14-8-6
雨は降り止マズ- アラガイ ...自由詩7*14-8-6
8月6日- 吉岡ペペ ...自由詩614-8-6
美しいうた- Lucy自由詩12*14-8-5
うまれたてのぬけがら- 阿ト理恵自由詩12*14-8-5
木蓮の木の下で- るるりら自由詩814-8-5
嘘つきの星のもとに- まーつん自由詩16*14-8-5
日常(八月のとある日)- ヒヤシン ...自由詩9*14-8-5
ある終末- ichirou自由詩914-8-5
ごはんの時間まで家出- 北大路京 ...自由詩814-8-4
期待- 殿上 童自由詩21*14-8-3
詩と詩人と似非批評- ただのみ ...自由詩22*14-8-3
つれ- 砂木自由詩12*14-8-3
フクザツくん「自分に正直に生きる」- 花形新次自由詩214-8-3
蛇と鎖骨- 草野春心自由詩514-8-3
風の彫刻- まーつん自由詩8*14-8-3
黙っているひと- 朧月自由詩214-8-3
かたおもい- nonya自由詩26*14-8-3
海硝子- ただのみ ...自由詩19*14-8-2
そよ風に負けている- 北大路京 ...自由詩514-8-2
【五行詩】ひばな- 凛々椿自由詩714-8-2
夕火の温度を僕は知らない- そらの珊 ...自由詩2614-8-2
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八月の記憶- イナエ自由詩18*14-8-2
「しぇけなべいべなぁ」と書くための墨を黙って擦っている- 北大路京 ...自由詩514-8-1
「おかえりなさい」- るるりら自由詩18*14-8-1
ドングリ- 殿岡秀秋自由詩914-8-1

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