すべてのおすすめ
君は不器用だって
全部君のせいにしてきた

でも
ほんとうに不器用なのは
私のほうだったんだよ

私はいつだって
「愛される」ことが
最優先

君に愛してほしくて
「安 ....
桜が降ってくる
雪が降ってくるように

その時
人は
空を見上げずには
いられない
人は
命の終わりに
気づかないふりなど
出来はしないから

空から降ってくる
ひらひらと
 ....
ハミ出ています
「あら、何が」
ハミ出ているのです
「まあ、何かしら」
あなたのエクトプラズムが
あなたのかしこのダクトから
「何てこと!」
ハミ出ているのですよ
「どうしましょう!」 ....
男を見る目がないね、と、天使たちが囁く

本当にね、と、私が笑う


季節外れの風花
切り取ったような空は白く濁って
青い空を覆い隠す


天使たちがざわめく
嘲笑の中に温もりを ....
南へ向かう鳥達が
薄色の空に溶けて行った

きみは衣装棚から
厚い上着を出してきて
胸元に飾った小さな憧れを
そっと隠した

子犬が地層の匂いを嗅いでいる
鳥の化石に恋をしたんだ
 ....
この世にある真実のうち

死ぬまでに知ることができる

辿り付く事ができる真実は

いくつ用意されているのだろう

今あるものが実はないものだったとき

我々は生きていけるのだろう ....
{画像=120404231231.jpg }
やっとこ咲いた
桜の前で
人々は
デジカメやケータイの
シャッターを切るのに忙しい
かくして
ひとひらに宿る
いのちの姿は
小さなSDカ ....
言葉よ お前自身を解き放て
野に 空に
人々の思惑を越えて
「俺」自身の言葉の限界を越えて
言葉よ この世に一輪の花として
咲いてやれ
お前が「無意味」だとか「必要ない」だとか罵られても
 ....
あらしの夜は
あついお湯と
指を五本ずつもちよって

がたがた言うガラスにまもられながら
解体した

そとは
だんだんしずかになって
わたしたちも
きちんとばらばらになる

 ....
そらが高い日は
目は
あかるく乾いていた

とりかえしのつかない世界で

それは
神様みたいに
あかるく乾いていた
折り目をつけて伸ばした四肢の
やわらかな月日を
わたしは今、眺めている



この街にきてから買ったIKEAの羽毛布団は
君を隠すにはあまりに大きく、窒息しかねないから
わたしは毎晩 ....
いつもホカホカの晴れ男君
どこに行っても
みんなが寄ってくる
みんなもホカホカして
みんな居心地がいいみたい

いつもジメジメの雨男君
どこに行っても
みんなが避けていく
みんなもジ ....
魂が泣くとき
私は平気な顔をしている
泣いたって
なんにも変わらないことを知っている

魂が泣くとき
平気な顔のだれかを探す
そのだれかの肩を
抱いてあげたいとおもう

だけど
 ....
いかにも楽しそうに
エプロンをつけた
ふくよかなお母さんたちが
トランポリンで器用に
跳ねて宙返り
錐もみで
所狭しと回転している

その宙には
くるくる生地がまわりまわり
具材が ....
自分さえも気付かない、小さな小さな不安

それを誤魔化す様に、食べる食べる食べる…

腹は膨らみ、もう何も入らない

「人間て、性欲と食欲を近い所で感じるんだって」

ああ、だから下に ....
{画像=080320163452.jpg}


くそったれ と みそっかす


人生の不合理にコトバをあげよう

こんにちは Mr.鼻くそ野郎


そして人生の幸せに涙をあげよう ....
画廊喫茶ラバン・アジルに 
人生の四季を旅してきた詩人は集い 
Jazzの流れる店内は 
セピア色の電球に照らされ 

白髪の詩人達は 
在りし日の詩人の魂と 
いくつもの思い出を語らい ....
あの人は私をへんという
きっと、いつかのかえりみち、頭のねじが外れてしまったんだね と
まじめなひょうじょうでいいきってしまう
拾い忘れたつもりはないのに
どこにいっても なじめないのは
そ ....
{引用=パラダイス通信}
{ルビ恵原=えばら}市{ルビ肋=あばら}町 字小原
{ルビ茨道=いばらみち}商店街にある
モヒカン鮨

通の客にヒモ各種取り揃え
内装はウエスタン
外道上等
 ....
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
  一刀両断! 
スパッとやらせていただきました

中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ....
せせらぎを枕に
口づけと抱こうか?
いっそ貴方と死のうか?
そっと抱き寄せ
愛してるよと囁く

風に吹かれ
タンポポのように
フラフラ飛んでいき
今宵夢を抱こう

マッチで悪戯し ....
ハロー、ハロー
そちらは元気ですか

私はといえば
ひりひりと喉に張り付く甘い痛みが
まだ 消えません


最後の一言を言わずに
ただたゆたっていたのは
まだどこかで通じ合っている ....
「花の散るらむ」

桜の花が
散りにけり
桜の花が
ぐいのみに

天女の舞を
見ているようで
酔った気分を
味わう。

桜の花は
散りにけり
私の花も
散りにけり
 
 
コンクリートの上で 
小ぶりの卵が朝露に輝いていた 
トンネルを抜けた役者たちは
そのまま川沿いを進んだ
数メートル手前まで来ている、
あれはたぶん桜前線
ほんの少し音がするね ....
「弱さ」より強いものはない

わたしは弱さに完全に打ち勝った人を見たことがない

みんながどこかで涙を流している
今も
どこかで

「弱さ」という名の最強の敵

弱いのは名 ....
台風並みに発達した腹痛の影響で
JR横須賀線の車内トイレは
うんこ乱れる可能性があります

これはいよいよ
うんこちゃんコウンチハとなる前に
早めに降りて駅のトイレに駆け込むなり
駅のト ....
作戦開始

桜咲く夜
街のカオスすれ違う殺気
「天化。」六秒間のカクセイ

薫る風(ザナドゥーでは月の催眠術。未来の都市。)

桜降る世
叫び散らした多数の外傷
友情と云うカクセイ ....
{引用=パラダイス通信}
カラカウア アヴェニュー
炎天の楽園を
ANAスカイツアーズ
藍染めのスカスカアッパッパー
バターン死の行進よろよろしく
孫の男子づれ
紅蓮日傘の婆さんが行く
 ....
期待してしまうから
疑うのか

それとも明日の訪れを信じられなくて
疑ってしまうのか

その何れでもあるんだろうけど




今年の冬はことのほか寒かったはずなのに
疑い知ら ....
{画像=120402105232.jpg}

いつの間にか
遠くまで来てしまったと
振り返ってみたら

 ――そこは知らない街だった

懐かしい駄菓子屋さんがあった
買ったばかりのお ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12042)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
臆病- ジュリエ ...自由詩4*12-4-7
- そらの珊 ...自由詩20*12-4-5
油_断- salco自由詩7*12-4-5
クリスタルにて- 無限上昇 ...自由詩612-4-5
晩秋- 壮佑自由詩32*12-4-5
祈り- marux2自由詩5*12-4-5
カード型記憶装置- そらの珊 ...自由詩19*12-4-4
詩よ_言葉よ- yamadahifumi自由詩412-4-4
解体- はるな自由詩512-4-4
神様- はるな自由詩312-4-4
春の息子- ゆるこ自由詩612-4-4
おもてとうら- ここ自由詩412-4-4
風ふいて- 朧月自由詩512-4-4
カルパッチョ雑技団- 灰泥軽茶自由詩11*12-4-4
幸福姦(こうふくかん)- ala自由詩212-4-4
くそったれ_と_みそっかす_/_強風にさまよえる旅人よりの言 ...- beebee自由詩23*12-4-4
長島三芳さんを偲ぶ_ー画廊喫茶ラバン・アジルにてー_- 服部 剛自由詩412-4-4
アイム・ノット・スペシャル- 三田オコ ...自由詩212-4-3
モヒカン鮨と牡丹海老- salco自由詩5*12-4-3
マトリョーシカ- ただのみ ...自由詩18*12-4-3
今夜抱こうか- ペポパン ...自由詩5*12-4-3
夜間列車- 伊織自由詩5*12-4-3
チョコドー企画「テーマ詩」桜- ペポパン ...自由詩4*12-4-3
age41- たもつ自由詩312-4-3
弱さ- ジュリエ ...自由詩6*12-4-3
本日のうんこ情報- 花形新次自由詩112-4-3
ザナドゥー- OZZY自由詩612-4-3
婆さんワイハに行く- salco自由詩9+*12-4-2
幕間のひと- 恋月 ぴ ...自由詩29*12-4-2
【_ノスタルジック_】- 泡沫恋歌自由詩18*12-4-2

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