すべてのおすすめ
あなた方の死骸を埋めると 私が芽を出して育っていく
アイ、の呪いはコトバと声を包んで あなた方を肥やしにどんどん伸びる

声が子守歌に変わる夜 
初めて骸の種となったあなた方に 向き合う ....
生真面目マジマジ子
神経質なマジ マジ子
私はマジ子

少し疲れたマジマジ子
生真面目に合わない世の中を
怒って泣いて消化する

怒って泣いてを繰り返し
今に至るマジ マジ子 ....
夜を、こんなにもたやすくつかまえられるだなんて思ってもみなかったせいで、しばらくは誰にも見せないでしまっておいたのだけれど、あの娘がいなくても月キレイじゃない?って気がついてしまったから、ものを飲み込 .... 新聞の死亡欄に小さく載りたい
葬儀の予定など一切無しで
ほんの数えるほどの文字
ひとつの死 ひとつの終わり
シンプルで飾りのない
わたしの死 わたしの終わり
事実だけが落ちている


 ....
嬉しいとき

悲しいとき

歌がある
一緒に過ごす歌がある

寂しいとき

楽しいとき

歌がある
一緒に寄り添う歌がある

歌が失われるほどの
深い心 ....
予想を遥かに上回り
伸び過ぎて
手に負えないほど
細い支柱に幾重にも絡まった蔓を
所々自分で縛った紐をほどきながら
根気よくはずしていった

はじめは
知恵の輪をはずすようで
楽しか ....
アフリカ鍋には
キリンさんの首と頭がまるごと入っている
そういうと、
動物愛護協会から
クレームが来るかもしれない

キリンさんも可哀そうだが、
それならなんで戦争がなくならないんだ
 ....
過疎化が進むと
大型連休時には
BIGドーナツが 形成されるらしい

まことしやかに噂された
コンクリート・ジャングル

隙間風に 項垂れながら
歩く 人影も
まばらになった
 ....
それは普通の文庫本
短い外国の話しがたくさん綴られていて
あまりよくわからないのだけれど
親しげな笑み
お話しが終わる頃には眠たくて
眠たくてうっすらあける瞼
文庫本のページをめくるたびに ....
いつだったか私の境目に幸せの文字が消えていた
探しもしないまま周りだけ時間が経ち 取り残されている私
孤独なのは破滅だけではないけどなぜか
空を見上げてさみしさを紛らわして遊んだのは 満月の夜
 ....
プルートウと闘うために
十万馬力から百万馬力になった
キンタマ王子は
「原子力は純粋科学だよ
政治を持ち込むヤツの気が知れない」
とか
「エプシロンだって
曇りの日にはプルートウに負けち ....
あなたは無意味なままでいい
僕と同じように
意味不明で正体不明で
呼び名は他人に任せよう
風車を作ったり
壁を築いたりすることにも
僕らは全く以って気を使わなくていい
ただ吹く風でい ....
魂の丸い玉をぼくは割ってしまった
どうしよう
どうしよう…

どうにもならない
取り返しのつかないことをしてしまった

白い
白い
満まるな玉だった

おかあさん
おとうさん
 ....
全ては言葉で始まるのかな。


ものは言葉で存在し言葉で言えないものは存在しない・

絵にかけなくても言葉になって、人の間を漂って・

人の気持ちも言葉になって、言葉が無ければ気持ちも無 ....
{引用=おい、
そこの石っころ
居てもいいよ
と 云ってもらえて
居るのかい


、それはだれ
だれがそれを決めているの
「なに」ならば
そう云ってくれるの}
 
勝たなくていい

負けなくていい

それで、いい



 
秋が深まった休日
ある日私は友人と地下鉄の出口で待ち合わせた
彼に驚かされ 携帯を アスファルトに
私は不意に落としてしまったけれど


倉庫街にある画廊に
私達は向かった しかし すで ....
本当は白菜が食べたいだけ
白菜ペロペロ剥いて
ザクザク心地よい
鍋の中で揺れる匂いがふふっ
昆布が寝てる
水炊きポン酢
鶏肉豆腐糸蒟蒻
コトコト揺れる湯気が出る
私の中で揺れる匂いでふ ....
充たされれば
終わりだった
たとえば

クリームシチュー
何度も
おかわりしたあとの

認めあえば
終わりだった
そうだね

私の
たとえば
爪の先まで

あなたで充ち ....
閉め切った窓のすき間を
すり抜けた時報のチャイムが
昼寝のベッドへ潜り込み
勝者を確信していた私の手が
上げられる前に目を覚まさせる
惜しいことをした

確かに戦っていたのだ
始め ....
クリスタルの薄い壁が
行く先を果てしなく延長させる
感情を腹に宿した目のない純白の生き物が
吐息と共にあらゆる喜怒哀楽を吐き出すから
辺りには雪のように言葉が舞い
その中に、かつての恋人に ....
月は満面の白い笑み ピリッとして
私の耳 桜色でしょう
このままいつまでも夜道を辿って行きたい
ふたりの息が白く 交じり合う
それだって 初めてだから
私は精一杯 お人形のようにいい顔して  ....
2年間ずっと寝なかった
この環境の中
嫌な臭いまみれの中
交差点だけでは何一つ解決しなかった
ハロウィンの仮装は女装
悲観的仮想して助走
長生きしないように走りぬきたい
壁一つの向こうは ....
 私の窓辺に晩秋の風がやってくる。
 あの山の麓の村にもそれは訪れただろうか。
 恋しくてたまらない。
 我が半身は今どこを旅しているのだろう。

 想像の翼を広げてみれば新たな地図が必要ら ....
もの言わぬピエタを前に
ぼくはすでに言葉を失っっていた

何を語ることもなく
鼓動だけはゆっくりと打ち続けていた

螺旋の彼方に消えて往ったおかあさん
ぼくは何かを伝えたかった
も ....
人は忙しい
食べなければならないし
時々泣かなければならない

すべてなげうって
頁のなかほどでずっと
うずくまっていられたら
どんなにいいかとも
思うけれど

ごめんね
もう行 ....
私は 地獄通りの道を歩いている
「詩人」という、重荷を下ろせば きっと
地獄通りを 通らなかったに違いない
こんなにも暗く、高潔で、淫靡な道を 
コトバだけで築き上げた 女の迷路からま ....
ゴキブリなんて大っ嫌いギャーギャー言って逃げ回
るくらいだけどもっとキライなものがあってそれは
ギャーギャー言ってさわぐやつなんかみんなシねば
いいのにって思ってるそんな自分こそシねって思う
 ....
あの花の名前を知らないならさっさと調べればいいと思うし、台所で話しかけたかったらさっさと話しかければいいし、もたもたしないでちゃっちゃっとやっちゃいなよって思うのよ、ときみはラガービールを片手にフ ....           151104
広辞苑を引くと
ふりをするにもいろいろな
意味があり
最高裁での判例を重要視する輩が
不適当だと声高に唱える男女別姓
婚姻における姓の選択は今や世界の
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 為平 澪自由詩1015-11-20
マジ_マジ子- 朝焼彩茜 ...自由詩17+15-11-13
あの娘がいなくても月キレイじゃない?って話/即興ゴルコンダ( ...- こうだた ...自由詩4*15-11-12
死亡欄- ただのみ ...自由詩23*15-11-11
歌があるということ- ……とあ ...自由詩415-11-10
晩秋のクレマチス- Lucy自由詩16*15-11-10
アフリカ鍋- atsuchan69自由詩16*15-11-10
都会に住む人は- 藤鈴呼自由詩8*15-11-10
宵闇文庫- 灰泥軽茶自由詩815-11-10
水たまりの夜- 岸かの子 ...自由詩6*15-11-9
キンタマ王子、百万馬力になる- 花形新次自由詩115-11-9
- もり自由詩7*15-11-9
食欲大全- レタス自由詩2*15-11-9
また、ことばはことば- ……とあ ...自由詩715-11-9
風のなかで- もっぷ自由詩5*15-11-9
いい- 殿上 童自由詩12*15-11-8
清澄白河の日- 番田 自由詩115-11-8
お鍋の季節- 灰泥軽茶自由詩1015-11-8
飽和- umineko自由詩10*15-11-8
未完のまま- イナエ自由詩11*15-11-8
◎獏の夢- 由木名緒 ...自由詩14*15-11-8
愛は実体- ただのみ ...自由詩16*15-11-7
僕は寝ているふりをした- 唐草フウ自由詩8*15-11-7
ため息ひとつ- ヒヤシン ...自由詩13*15-11-7
母の肖像- レタス自由詩13*15-11-6
栞紐- そらの珊 ...自由詩1515-11-6
花火- 為平 澪自由詩815-11-5
僕は寝ているふりをした/即興ゴルコンダ(仮)投稿.86- こうだた ...自由詩7*15-11-5
僕は寝ているふりをした - 阿ト理恵自由詩9*15-11-5
僕は寝ているふりをした- あおば自由詩13*15-11-4

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