すべてのおすすめ
澄みきった青空のブルーシート。
傷ついた人々を雨ざらしから守って下さい。
切り立った
山の岩場に転がった
死体の色した茜に空燃え

夢は夢、叶う月夜に散歩路
夢しぐれに泣く
瓦斯灯の街
御空につながる
血けぶる鷹の眼

霧けぶる
枯野に棄て去 ....
西陽が射し込むイートインで
コーヒーを飲んでいるわたくしに
黄金に染まる街並みが
光溢れさせ迫って来る
その瞬間瞬間の美しさ
この星の大きな優しさに
包まれ私は法悦となる

地球の青と ....
孤独の目が開いていた
きつく唇を結んでいた
閉じられた心に
抑揚の付かない文字を
過去から今へ送り出した
白い紙から、ブルーライトのパソコンを経て
私たちは何を追っていたのか?
青い部屋 ....
通り過ぎていく物売りの声が
私を非難したのかと
過敏になる窓の隙間から
秋風がするりと
いかにもなれた振る舞いでカーテンを揺らし入り込む

今直面している重大な問題を
言い当てられた気 ....
標識は未だにない
グーグルマップも役に立たない
振り返ってみると
そこそこに長い路が見える
もちろん数多くの十字路も

その十字路で
選ぶ路を間違えたことも
いまになれば分かる
でも ....
開かれる
空の瞬き青々と
白雲棚引き
行方は知らず
哀しみ溢れて
秋風の吹く
言葉のフェイクを削ぎ落し
白骨化したあなたを抱いている
突風にあばらが鳴ると
手を取ってかちゃかちゃ揺らしてみた
骨盤に唇を押し当て目を瞑る
あなたは眠りからさまよい出た夢で
青いインクで ....
北向きの窓から
ふいに
秋の
風が産んだ子が走り抜けていく
本のすきまから伸びた
栞のしっぽが揺れ
亡くした猫のしっぽも揺れ
過去が
耳なかでちりりんと揺れる

寝転がると
窓い ....
嵐のおわる場所に
椅子をならべて
裏がえった愛情が
もう一度裏返るのを待っている

此岸
寄せ返す情
理由と
コンタクト
嵐が
終わるのだ、

信じていた私。
なにも恐れず、ひょいと逆上がり。
宇宙飛行士になる夢、ひょいと叶う瞬間。
草原の彼方にあなたを見た
昨日の夢のように意味もなさずに
草の葉だけが知っているこの遠い既視


足もとがおぼつかなくなる
一羽の鳥が飛び立って空は青く


(わたしは行方知れずの夢 ....
ぼくはきみを引き止めはしない
きみは新しい水平線に向かって
きみの海図を信じて舵を切っていい
例えそれがぼくとは違う誰かとの航海でも

ぼくはきみを批判しない
ぼくはきみを否定しない
何 ....
何処かの公衆トイレの壁にされた

落書きみたいに

俺の体の中から卑猥な文字が消えないんだ

でも
男だって女だって誰だって
それは自然だろ

それにしても
女は化粧するし
丈 ....
変わらないと思っていても
変わりゆく故郷の景色

帰省のたびに
何処かが変わって
昔のままではない

町の雰囲気も少しずつ変化する
畑や田んぼが減っていく

川は相変わらず綺麗
 ....
手で計る
針二つをあわせたら
手首の傷にあわせたら
鈴の鳴く
辻の門に
風を捨てました
供養は茄子
あれから百年が過ぎて
フランシスもエルシーも
いなくなってしまったけれど
私は今もこの森で花を育て
子供たちと歌い遊んでいる
私は写真に写らない
記憶の中に棲んでいるから
でも一度だ ....
緑、揺れている
ゆうらりゆらら
梢の向こうに青い空

昨日はこの宇宙の片隅で
街を驟雨が濡らしていき
青紫に染めたんだ
ピカリと光り響きながら
青紫に染めたんだ

緑、揺れている
 ....
人の息と
息の間で
僕は
息をした

僕の息と
人の息の間で
君は息をした

僕の息と
君の息の間に
朝はあった
毎朝
朝があった

生きていれば良いこともあるさ ....
恐竜は
飢えて死に絶えたのではなく
進化して鳥になったのだそうだ

絶滅危惧種のマナティに
沖縄で会ってきた
大きなからだには決して広いとは言えない水槽で
くるくる
楽しそうに回転して ....
森の中で、
 みしらないお城をみつけたの。
あたし、にゃあと鳴いて、
しらないお城をみつけたの。
 森の中で。

お城のなかにはいると、
 籐でできた椅子があって、
あたし、
まるく ....
秋の落ち葉のあいだに、
 アスファルトの道がある。
そのあいだ、そのはて、
 遠くからビルの波は連なっている。
後ろ向きに見つめても
 何も見つからない道を、
わざと後ろにふりかえって、
 ....
風は過去から未来へ吹いている。
風見鶏は昨日を振り返らない。
突然の驟雨に 洗われた街は

なんだかとても色っぽくて

雨上がりの 空気の色を

すこしさみしげな 茜色に染めるのです

地に這う けものの しずかな息吹きが

い ....
夜は長く寒く暗い
煙草の煙も見えない
そんな煙草が旨いはずもない
ただ苦いだけだ
また眠れない夜が来る

誰の映画もtake1の連続だ
どう足掻いてもtake2はない
そしてシーンは続 ....
この街中の君の残骸を拾い集める。
常に、常に、意識は君なんだよ。

これは僕にしかできない仕事であり、義務でさえあるのだ。

公園、海の見えるカフェ、コンビニ、駐車場、ゲームセンター。

 ....
今までたくさんの人と知り合ったり別れたりしてきたけれど
引っ越しだとか転勤とか卒業とか就職とか
そういう物理的な別れを越えて付き合いを続けてきた人はたくさんいる
元同級生とか同僚とかママ友だとか ....
夜が深まっていく
連絡がつかない、繋がらない
隣室ではコツコツと壁を打つ音、間欠的に
遠くの森を手を繋ぎ歩いた愛娘は
青春を謳歌しているだろうか、今頃

夜が深まっていく
オレンジジュー ....
幻の夜、
ヤドガリも寝静まった砂浜に
楽園の島のヤシの実が流れ着く。


その島では、あした、
一番早起きの牝牛が
真綿のように軽やかな雲の幻を
牧場の木陰に見る眼には
敬虔 ....
どんな言葉を並べたら
君はそこにいてくれるんだい、
なんて問いかけたって

どんな仕草を繋げたら
君はここにいてくれるんだい、
なんて訊いてみたって

自問自答。

どこにもない答 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(11986)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
青空- クーヘン自由詩7*19-9-21
霧の葬送- 秋葉竹自由詩819-9-18
法悦(改訂)- ひだかた ...自由詩719-9-17
時と文字- まみ自由詩3*19-9-17
ビール飲みながらまじめな話なんかしてはいけない- Lucy自由詩11*19-9-16
玄冬- HAL自由詩5*19-9-16
秋風、一吹き- ひだかた ...自由詩919-9-16
自由の女神- ただのみ ...自由詩5*19-9-16
秋はそこから- そらの珊 ...自由詩14*19-9-16
- はるな自由詩219-9-15
ひょいと- クーヘン自由詩5*19-9-14
みずうみ- 石瀬琳々自由詩5*19-9-14
- HAL自由詩2*19-9-14
何処かの公衆トイレ- こたきひ ...自由詩719-9-14
故郷の景色- 夏川ゆう自由詩319-9-14
手計- ナンモナ ...自由詩9*19-9-13
コティングリー村の妖精- 丘白月自由詩219-9-13
ブラックコーヒー- ひだかた ...自由詩9*19-9-13
毎朝- たもつ自由詩14+19-9-13
絶滅- Lucy自由詩5*19-9-13
猫と森の中の城- la_feminite_ ...自由詩7*19-9-12
autumn- la_feminite_ ...自由詩3*19-9-12
- クーヘン自由詩3*19-9-12
過ぎゆく夏の____- 秋葉竹自由詩619-9-12
主演- HAL自由詩5*19-9-11
拝啓、君と僕との思い出- 都築あか ...自由詩219-9-11
自分じゃないと思っているだけ- Lucy自由詩5*19-9-10
記憶- ひだかた ...自由詩819-9-10
幻想楽園島- 秋葉竹自由詩619-9-10
時間を紡ぐ- 都築あか ...自由詩119-9-9

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