すべてのおすすめ
波打ち際
ビー玉大 小ジャリ拾う
口にふくむ
「私 見張り番をしたのよ」
「何の? なぜ?」
「砂泥棒の・・・コロッケを買うお金欲しかったの」
....
血だらけにしたダンボールの聖衣が甦らない
これだけ情報が溢れる世の中
私は無意識のうちに検索し
人の噂や点数を気にして
なるべく良いところを選ぼうと苦心する
しかしそれが
私の物事に対する眼差しや
何か危険 ....
あの人は上から目線で
人を評価してくるからいや
己の傲慢に気づいてほしいわ
と言っているあなたの
傲慢な自意識
風が、頬を撫でていった
仰いだ空を、雲は流れた
この道を往く
我は旅人
風の想いの吹くままに
私は関西人だけど
納豆が大好きです!
けれど頑固な関西人の旦那は
決して納豆を口にしない
蛸を食べる日本人を見る
欧米人の眼
豚を食べる民族を見る
イスラム教徒の眼
彼にとって ....
飛ぶ
ということを手放して
風を作る
ということを手に入れた
君は無口なプロペラ
人間が涼む
猫が涼む
テーブルの上のうすい紙切れを
宙へ舞い上げる
いたづら
わたしに見え ....
奇数行 長谷川忍
偶数行 鵜飼千代子
時々は嬉しいこともあって
蛇の目に注ぎのぼる酒を見遣ると
それでお酒を呑む
波立つおもてにやがて 習ったよう ....
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
【水だ】
空が、しだいにコーラルブルーに
かすむ
骨だけになって、鯨は
今日も尾頭付き
水族館の いっかいから
二階にかけて
....
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
5番線、電車が参ります。 ご準備ください。
14番線、窓が開きます。ご用意ください。
23番線、天井が倒れます。ご安心ください。
7番線、特急が通過 ....
ひと息ごとにこぼれるのをあつめて結いあげたのが
いまあなたの胸にひかっている涙です
気がつかなかった
愛がどれほどのものか
おわってみてようやく眺めることができた
一連を終えて
....
あなたの手にする
てるみーという不思議な棒は
香の煙をもくもく漂わせ
熱を地肌に{ルビ擦=こす}りつつ
体の痛みを和らげます
私の妻が
顔をしかめた腰痛も
止まらなかった咳さえも
....
雨が降ったあとだけ
わたしは
この世に生まれます
黒い空から
産み落とされたというのに
見上げれば
――おもいわずらうことなど最初からなかったように
――おもいわずらうことは誰で ....
太陽が見えない
月も星も輝かない
この地上は暗く濡れたまま
夜が明ける
夏の黒富士に残雪の傷
目前の山肌は湯気立ち霊気を放つ
この血は静かに震え
夜が明けた
この命が熱り立 ....
台風が近づいている。
ここのところ運よく逸れているだけに最大級の力を持つとは怖い
甚大な被害とは、不安定な人間にとって死を意味するようなものだから。
しかもワールドカップの準決勝が ....
わたしの猫は名を呼ぶと
どこに居たって走って来た
わたしの隣に居たとして
動けばどこでもついて来た
疑うことを知らない仔
たとえばそこがガス室でも
あるいは壁が押し迫ってくる
そんな部屋 ....
ときめきを紙飛行機に託す夏の夜
すれ違っただけのあのひとが忘れられない
再会の祈り込め
紙飛行機に託す夏の夜
飛んで飛んで紙飛行機
どこまでも飛んで
わたしの想い乗せ
あの星までも
あ ....
小舟のようだ
夕闇を漕ぎ進む
君だけが
それを孤立と呼ぶのなら
力を込めて
一漕ぎ
ふた漕ぎ
頑なに握る
黒錆びた銀のオールの先から
反転しながら
零れる飛沫は
やがて発光する蒼 ....
ひと押し
ふた押し
み押しするたびに
深いところから
吸い上げられてくる
手応えがあって
ほとばしる
夏でも冷たい水、水、水
水という命を手に入れるために
用意された
一連の単 ....
水が氷になると、体積がいくらかふえる
でも水蒸気になると1700倍になる
最近やっと知ったのだが(あまり当てにならない)
そうかそれで蒸気機関車ね
いわゆるビッグバンか何かが
どうし ....
詩 舌足らず
詩 知ったかぶり
詩 失敗ばかり
詩 四苦八苦
詩 死んでたまるか
詩 しらけちゃダメね
詩 しっかりしろよ
詩 叱咤激励
詩 獅子奮迅
詩 試行錯誤の
詩 支離滅裂 ....
メガネをはずそう
まわりがかすむよう
少しは自分が見えるかもしれない
{画像=140706133117.jpg}
フリーという言葉に何を思い浮かべますか?
海月(くらげ)?
海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
図書館からの帰りに
海まで回り道をする
梅雨の雨の香りと
潮の匂いが混ざり合っている
夏の海は
まだ未完成のパズルだ
子供の頃の浅い海の色
去年の海の濃いインクブルー
どれもうまく組み ....
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の
そろそろですね
そろそろです
そろそろ準備
夏館の
簾に打ち水
蚊取り線香
朝顔凛々しく
ついでに懐メロ
....
1 ベランダのアマガエル あるいは セミ
人工石に囲まれた中空にひらひら揺れる緑色の片鱗が
さまざまな生き物の宿る大木の小枝に見えたのか
ベランダに並んだ化学合成陶器に盛られた疑似土に
....
句読点のない手紙が励まそうとしている
七夕ばたばたアブラカタブラ
笹に願いをかけました
みんな仕事ができますように
仕事ができるなら
たぶん金持ちでなくてもいい
お星さま願いを叶えて
七夕ばたばたアブラ ....
色の薄いピンクした煙が空を漂っている
この場所は、世界の屋根の下にある火葬場だ
おどろくべきことに、神さまは面倒を見ないという
薄汚れたビル群が、異邦の地を区分けしている
言い訳と嘘がごちゃま ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト
(11986)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
潮(うしお)
-
芦沢 恵
自由詩
23*
14-7-11
血だらけにしたダンボールの聖衣が甦らない
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-7-10
オススメの罠
-
灰泥軽茶
自由詩
13
14-7-10
傲慢な人々
-
Lucy
自由詩
10*
14-7-10
旅__
-
服部 剛
自由詩
5
14-7-10
【_納豆_】
-
泡沫恋歌
自由詩
17*
14-7-10
やさしいプロペラ
-
そらの珊 ...
自由詩
28*
14-7-10
交錯詩_「お酒」_____長谷川忍___鵜飼千代子
-
鵜飼千代 ...
自由詩
16*
14-7-9
おでこに半額シール貼った女が四畳半の部屋にぎっしり
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-7-9
【水】引き潮
-
るるりら
自由詩
22*
14-7-9
1番線、ドアが閉まります。ご注意ください。
-
アンドリ ...
自由詩
29
14-7-9
窓べ
-
はるな
自由詩
7
14-7-8
不思議な棒
-
服部 剛
自由詩
4
14-7-8
水たまりのひとりごと_【詩サークル群青_六月の課題『水』への ...
-
そらの珊 ...
自由詩
14*
14-7-8
この命が熱り立つ
-
ichirou
自由詩
7*
14-7-8
最大級な台風がやってくる
-
アラガイ ...
自由詩
9*
14-7-8
わたしの猫は
-
もっぷ
自由詩
6*
14-7-8
夏の夜の紙飛行機
-
もっぷ
自由詩
4
14-7-8
熱帯魚
-
Lucy
自由詩
11*
14-7-7
古井戸__【詩サークル群青_六月の課題『水』への提出作品】
-
そらの珊 ...
自由詩
13*
14-7-7
サークル群青_課題詩:水素、水、水気、集中できない疑問
-
木原東子
自由詩
15*
14-7-7
おれの……
-
ただのみ ...
自由詩
16+*
14-7-6
メガネをはずそう
-
殿上 童
自由詩
22*
14-7-6
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい
-
beebee
自由詩
28*
14-7-6
葉書_夏風
-
まんぼう ...
自由詩
6
14-7-6
風流夏館
-
もっぷ
自由詩
9
14-7-6
アマガエル
-
イナエ
自由詩
8*
14-7-5
句読点のない手紙が励まそうとしている
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-7-5
七夕とワンピース
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-7-5
わたしはどこで生きればいいの
-
杉原詠二 ...
自由詩
6+*
14-7-5
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