すべてのおすすめ
休日は
朝9:00から
月桂冠の糖質0の紙パックを飲んで
グリーンチャンネルの競馬中継を
見ながら
ネットで馬券を購入し
当たっては喜び
外れては怒り
1日が終わる
それ以外に
心 ....
1.荻窪

一方通行にさせる
二等辺三角形の
三叉路にて嘔吐する
よもやまの家

編み目を落とした母が
ぬたうつ廊下が
ワックスで光っている

正しいばかりで
少しも美しくはな ....
{引用=愛憎喜劇}
遮二無二愛そうと
血の一滴まで搾り出し
甲斐もなく 疲れ果て
熱愛と憎悪
振子は大きく揺れ始める

愛も親切も笊で受け
悪びれることのない者
理解できずに困惑する ....
何もない
仄昏さだけが立ちこめている

空たちがおとずれてくる
幾枚もおとずれてくる
それぞれの世界を覆うのに
疲れてしまった空たちだ
日や月や星を宿し
雲を抱き雨や雪を降らせることに ....
時々 ぼんやりと 窓の外を見ている時には
街の景色を思い出している
自分ではなくさせられた 朝を
描いた部屋で
電柱を見ているのだ
たぶん きっと 誇らしげに
夜は でも 光っていて ただ
女は眠っている
そして暮れていく 女は 午後に 
朝を思うのだろうか そこから
過ぎた日の 風景として
そこに 咲いていた 青い花を
二〇一五年一月一日 「初夢はどっち?」


 ようやく解放された。わかい、ふつう体型の霊が、ぼくの横にいたのだ。おもしろいから、ぼくのチンポコさわって、というと、ほんとにさわってきたので、びっく ....
無力だ
私は徹底して無力だ

感覚から離れようとして
認識の限界に触れ
虚しく知覚映像を貪る

魂は未だ自立せず
背を正して待機する
思考の直観の領域に
鮮やかな夢を見て
意識は ....
真っ逆さまの光の頂
 集めた八重歯を笊で濯いで
女は大きなアサガオの
   白い蛾に似た花を吸う
小さな蜘蛛が内腿の
      汗の雫に酔っている


生木の煙 風の筆
飛び交う無 ....
いつもよりも暖かい
元旦の寒いイメージとは違い
過ごしやすかった

親戚が集まって賑やかになる
お節料理を食べながら会話

愚痴のようなこと
全く話すことはなく
新年に相応しい内容ば ....
俺は朝から何も食べていない、
ひたすら吐き気の塊だった

静けさに沈む
 何もない
静けさに沈む
 足場を欠く

俺の肉体と意識は解離したまま、
冬陽の芳香を嗅いでいた
それは明る ....
元々めちゃくちゃな僕らだったから
めちゃくちゃなまま行こう
めちゃくちゃな中にも道があり
こう、天衣無縫な感じでどうですか

ダメです
死ぬる

アナタが言ったんですよ、めちゃくちゃに ....
此処は静かだ
これまでに感じた静けさを
寄せ集めたような静けさだ

此処には
君とだから来られた
そして他には誰も居ない
さえざえと澄みわたる処
静かな処

けれど知っている
こ ....
つまりは嘘になるから
すべてをさらしてみたいとは思わない。

書いていると気は楽になるけど、
、友や家族を前にして言葉を発したことがないのよ 
  なんで照れちゃうるのかな。

それ ....
{引用=雨のように大地が
海の端に
こぼれていく

濃霧を裏返すと
ヤドカリの心臓が
宝石になる

渡り鳥たちは
スクリーンのなか
{ルビ黒色=こくしょく}の雨に打 ....
一つの光が二つに分かれ
二つが四つに、四つが八つに……
そうして僕らは生まれたんだ
この眩しい地上の光のなかへ
ばらばらに、ばらばらと、生まれたんだ

戻ることは叶わない
遡行しながら進 ....
久しぶりの自転車はちょっと浮く
なんて軽やかなんだろうと
鼻歌ふふとふふふんと
身体がリズムを刻み
心が風景を纏い
なんでもない一瞬がぱちりと
はじめて砂利道でペダルをこいで路地を出ていく ....
孤独に発光する、
散乱するイメージのなか
源頭へ遡る、
前進する時間のなか
旺盛に分け入って行く、
イメージがイメージを呼び

深海の頂きで
未知なる木霊を聴く
大雪原がうねるように ....
{引用=prologue「サティの波紋」

橘の香りする
枕もと
地球が訪ねきて
細いゆびを
こちらに突きだす

ティーテーブルで
フランネルの布がわらっている

(ちがう
( ....
二〇一四年十三月一日 「宝塚」 


18、9のとき
ひとりで見に行ってた
目のグリーンの子供と母親
外国人だった
子供は12、3歳かな
きれいな髪の男の子だった
母親は栗色の髪の毛 ....
{引用=予想図}
わたしの人生の尺に
息子の人生の尺はまだ収まっている
わたしの息子への関心は非常に大きく
息子のわたしへの関心はそれほどでもない
{ルビ直=じき}に息子の人生はわたしの尺か ....
夢の中でタバコを吸いました。
至福のときでした。
目が覚めたときの罪悪感と現実には吸っていない幸福感。。。

けれどこの夢は奥が深いことに気がつきました
簡単に二者択一で禁煙の勝利とは言えな ....
老化現象の自然な結果なのに
高血圧によって引き起こされるかも知れない致命な疾病を怖れて
俺は降圧剤を服用している

医者と製薬会社の企みにまんまと乗せられながら
俺は死にたくないから
降圧 ....
現実から逃避したくて
今はやりの動画サイトにはまってる

現実から逃避したくて
今はやりの音楽のお気に入りを繰り返しくり返し聴いてしまう

コロナの風邪も
低収入の生活レベルも圏外にして ....
安心して
砂糖は入っていないから、と鳩がささやく

なのに甘いのはどうしてなんだろう
さがしてみたって見つかりっこない
にごった沼
シュガーレス
脳内で変換された甘さ
日々何かに誰かに ....
遥か遥か
天の高みあたりには死者達の永眠る国があるらしい
子供の頃に大人達がよく言っていた

神だって
仏だって
本気で信じた事は一度もないけれど

代々大人達が伝えてきた言葉には真実 ....
宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰う

人は幻想に飽き足らず
自らの思考に住み
澄み渡る空を臨む

宇宙が爆発し続け
概念が感覚を喰い

やがて、

五感の縛りを解き
人は宇宙 ....
おだやかすぎる静止画
雲さえ止まってる
コンビニまでならんで歩く
とうに背を越していった娘の中に
小さな娘が見え隠れする
つかまらない鬼ごっこ

今日の空から降ってくる光は
束になって ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
僕の、何もすることもない意識は部屋の中。壁を見ては、するべきことをなくしていたようだった。感覚することによって得られる、僕の、昔の思い出として。一人でいるのだということを確かめながら、窓の外の景色を、 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(11986)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クソ、酒が足りねえぞ!- 花形新次自由詩221-1-17
エンタイトロプ- 平井容子自由詩221-1-16
サイレントチンドン- ただのみ ...自由詩8*21-1-16
空の憩う処- 塔野夏子自由詩5*21-1-15
アパートの一日- 番田 自由詩321-1-13
冬の窓- 番田 自由詩221-1-12
詩の日めくり_二〇一五年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*21-1-11
限界のイメージ- ひだかた ...自由詩721-1-11
中る- ただのみ ...自由詩5*21-1-9
新しい年を迎えて- 夏川ゆう自由詩321-1-9
芳香- ひだかた ...自由詩721-1-8
くちゃくちゃ- りゅうさ ...自由詩421-1-7
静かな処- 塔野夏子自由詩3*21-1-5
Risei- アラガイ ...自由詩6*21-1-5
慈雨と沐雨- 道草次郎自由詩1*21-1-4
ばらばらに、ばらばらと- ひだかた ...自由詩421-1-4
自転車私- 灰泥軽茶自由詩321-1-3
イメージ光- ひだかた ...自由詩621-1-3
音楽へのオマージュ(一部改訂・付け足し)- 道草次郎自由詩3*21-1-3
詩の日めくり_二〇一四年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-1-3
哀愁の強行軍- ただのみ ...自由詩7*21-1-3
●禁煙のための14行のメモ書き●- 足立らど ...自由詩2*21-1-3
人生は楽園じゃなくて- こたきひ ...自由詩621-1-3
現実から逃避したくて- こたきひ ...自由詩521-1-2
シュガーレスの沼- そらの珊 ...自由詩420-12-30
何かを手に入れたくって- こたきひ ...自由詩420-12-30
シンカ- ひだかた ...自由詩420-12-29
冬の散歩道- そらの珊 ...自由詩720-12-29
四行連詩_独吟_<静かに>の巻- 塔野夏子自由詩4*20-12-29
波打つワカメ- 番田 自由詩120-12-29

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