すべてのおすすめ
 
 
君を抱きしめる
折れそうなその細い体は
案の定
折れてしまった
添え木になるものを探しながら
僕は君の名前を呼び続ける
あなたが悪いんじゃない、と
君はできるだけの笑顔で言う ....
積もった雪が奏でる
静寂の夜の世界

凍えた闇を彩る幾億の星に
惹かれ、誘われ

輝く鼓動
真冬の空に駆け抜ける


吐く息は今

月の明かりに反射して
銀色に煌めいて

 ....
法則を聞いてみる

雲のうえに

青空に

ひかりに

法則を

発見せずに

決めつけずに

雲のうえに

青空に

ひかりに聞いてみる


市電がとおる
 ....
あれからもう何年の月日が経ったのだろう
昨夜 昔の約束事のように深夜0時に掛かってきた電話

そしていまクリスマス・イブの雑踏のなかでぼくはきみを待つ
やがて遠くからでも分かる背の高いきみと小 ....
風が
やすやすと
国境を越えて
やってくる

クリスマス寒波に
背中を丸めて帰りを急ぐ人の
ひとりにひとつ用意された家路をたどれば
夜に沈んだ土地に
ぽつり、ぽつりと
灯りがともさ ....
      家に帰り寄り添うように暖をとる
      鳩たちをベランダから追い払う
              
      スーパーで半額と札の貼られた
      フライ ....
愛しているとつたえようと
ことばをさがして それをやめた
瞳は光にとまどうでしょう
あなたがふりそそいでいる

森は深く
水は冷たい
霧のように時が晴れる
すれ違っても
出会えなくて ....
特別に憧れる
選ばれたものに憧れる

平凡を嫌う
一般の中にあるものを嫌う

独特に憧れる
「個」という意味を知っている人に憧れる

普通を嫌う
皆と同じで安心する ....
水を掬いましょう
ただひとつの命も救えないのなら
水を掬いましょう
掬って
飲みましょう
ただひとつの命も救えないのなら
せめて
この命だけは救いましょう
なにくそと
 ....
寒空の下にちょっとした
ほんのわずかな温度で ありがとうをおくる
やさしいことばを やっぱり手探りしている
たぶん いや 欲している
こんなにゆたかなのに

あなたのポケットに入っ ....
戯言



ほんとうに愛してんの?そいつを。

死にそうなときとんずらこくんじゃねーかアンタ。



と思ふクリスマス前、独り者。
目を、閉じる寸前。

目の、覚めるような青。


「君は死ぬの?」


少しつり上がっている意志の強そうな目が
ボロ雑巾のような僕を見下す

このガキ、と眉間に皺 ....
卒論砕ける宇宙人来る 夏の月も共犯者 今年最後の
オナニーだけは
何も見ないで
済ませてみたい

あなたのことを
思い浮かべて
器具も使わず
済ませてみたい

いろんなことを
試したけれど
やっぱりあなたに
帰っ ....
よくばりになると
しあわせは逃げていく
くらべると
しあわせは逃げていく
おいかけると
しあわせは逃げていく

手の届かない
遠いところへ
逃げていってしまったと
思っていたら
 ....
床をみがいて
部屋じゅうに火をうめる

相変わらず窓べに立って
術なくそとを見つめる

知らないひとの背中が
つぎつぎと消えてゆき

今日も今日が終わるね、
と言うと
終わる ....
 スズメが電線に6羽と25羽並んでいる あっ もう 6時半だから起きなきゃ 海を泳いでいるスパゲティを食べた よく噛んで すすった先に腹の虫がググルと鳴る 右肩を投げると、えいや とボールは世 .... 僕という生命体に
物質が凝縮されているうちに
言いたいことを言ってしまえ
恥じらいと
体裁を
かなぐりすてて
奥底から飛び出す ことば
ぜいたくものの代わり
顰蹙なら買い占めてしまえ
 ....
せんせいが言った
好きな人どうし、ふたりぐみになりなさい
みんな、あわてて、ふたりぐみの相手を探しに走る
適当に、となりの子とでも手をつなごうと思ってたけど
となりの子はとっくのとうに
向こ ....
投稿します


間抜けな僕はパソコンをしりません
USBめもりーは何だろうとおもたので
君の陰部に繋いだら
君の腕はびりびりと痙攣し
いつの間にか君はアプリケーションのビッチになった。
 ....
どうしても言い出せずに
降り積もってしまった言葉の灰を
掻き出す術もないまま
人気も疎らな遊歩道をそぞろ歩く

いつまでも辿り着けずに
色を失くした街を漂う吐息の白を
飲み込む術もな ....
会えなくなるとはカタチのことだ

カタチにこころが付いて行かない

カタチとこころは全くちがうのだ


ぼくはこころだけを感じてゆこう

こころのことだけを感じてゆこう


会 ....
  破壊と創造

 あいうえお
 かきくけこ
 さしすせそ
たちつてと
 なに・・・

  切り取られた空白





  綺麗ごとのように桜が咲いた日

・・・て ....
灰色

色の名前として
美しい文字と響きだな、なんて
音も無く降る雨をみる


静かに電線が揺れ
雨のせいなのか風のせいなのか
実りの無い事を考える


すべてがモ ....
 
奥の虫歯が痛かったので
バスに乗った
バスなんてないのに
歯なんてとっくの昔に
なくしてしまったのに

強風波浪注意報の町で
希望、という名の音楽を買った
嬉しいことが
少しだ ....
横になって感じるナンバーは ライオン
野生の猫の たてがみの美しさは 17

おきあがれない日
かなしい日
戦っていない日 
子猫のように爪をといでいる子が大勢いて強さを誇っていても
気 ....
病気を拾ったわたくしは社会に適応するために
必死で明るい人間になろうとした

でも限界がきたから
少し降りて
作業所に通い出した

それからだろうか

「はたらけはたらけ ....
枝毛さがしは
手軽な気分転換だった

枝毛をみつけては
はさみで英語のプリントに
切り落とす

一本の毛が
まるで
仲違いでもするように
なぜ別々の道をいくのか
理由なんて知らな ....
日の出前
生命以前の静寂
ただ刻々
事実だけが降り積もり
上滑りしていく感情
淀んだ意識のまま
時間をやりくりし
このような自分だ
と凝視する朝
いちゃもんを
自分で自分に
つけ ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12042)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
パレード- たもつ自由詩612-12-24
聖夜- キダタカ ...自由詩9*12-12-24
信じる- 吉岡ペペ ...自由詩812-12-24
イブの街で- HAL自由詩2*12-12-24
No_Country- そらの珊 ...自由詩1512-12-24
鳩と半額セールとクリスマス- 石田とわ自由詩7*12-12-24
あなたがふりそそいでいる- 瀬崎 虎 ...自由詩312-12-24
そんな展開期待した時点で甘い- レイヨウ自由詩3+*12-12-24
すくう- 小原あき自由詩17*12-12-23
ガール(冬)- 唐草フウ自由詩12+*12-12-23
戯言- 田園自由詩4*12-12-23
或る赤い星- レイヨウ自由詩5*12-12-23
卒論砕ける宇宙人来る- 北大路京 ...自由詩612-12-23
夏の月も共犯者- 北大路京 ...自由詩112-12-23
今年最後の- 花形新次自由詩212-12-23
しあわせ- そらの珊 ...自由詩2612-12-23
- はるな自由詩612-12-23
ケーキ屋の店員は幼げで_でも二人とも胸が大きい美人!_とかな ...- ヨルノテ ...自由詩212-12-23
巣立ち- 三田九郎自由詩312-12-23
体育の時間- うめバア自由詩1012-12-23
Androidから- もう詩の ...自由詩112-12-22
雪になればいいのに- nonya自由詩28*12-12-22
カタチとこころ- 吉岡ペペ ...自由詩312-12-22
メモ- 空丸ゆら ...自由詩912-12-22
センチメンタル通り11番地- レイヨウ自由詩5*12-12-22
さよならの町から- たもつ自由詩1212-12-22
LION- るるりら自由詩17*12-12-22
はたらけ- 田園自由詩4*12-12-22
十三歳のコラージュ- そらの珊 ...自由詩1112-12-22
いちゃもん- 三田九郎自由詩7*12-12-22

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