すべてのおすすめ
いつわりは こころえてるよ
  断章が かるくよごれ
一冊の その重みより
くろいしみ むねにしみたの

牛乳を 朝のむからさ
 睨まずに 褒めてほしいの
かいわない 寒い食卓 ....
悲しみに胸が張り裂けそうになる
高橋しょう子のように

そう言えば
高橋しょう子って
高崎聖子という名で
グラビアアイドルやってたわね
着エロからAVへ掛け上がることは
そんなに容 ....
夕暮の美しい街に居て
かるい目まいと茫洋

健やかに汚れた指
埃くさい夢
磨かれて 傷だらけの

幸福は紙の羽
完璧に白く優しくて
風が吹くほど良く燃える
今夜は満月 天に貼り付き 
煌々と現の恍惚を照らし出し
巨大なものに呑まれいく恐怖
束の間刹那だけ麻痺させて
街行く人の顔、
白くくっきりと浮き上がらせる
人の力ではどうしようもない出来事に
さらわれた
行方不明の親族の亡骸が
骨だけになってしまったけれど
見つけた
帰宅した
そのように 見ていた
私は

七日間の旅立ちに巣立ちに ....
美しい本と空と地面があった
あるいてあるいて
夜空や
咲いている花を
吸い込んでいくと かさかさになったこころが
嬉しがっているのを 感じた
雨の日には 本を読んだ
子どもらのあそぶ
 ....
いとしいといわない
愛しさ
さみしいといわない
寂しさ

祖母と行く畦道
ふゆたんぽぽを摘みながら

手は
手とつながれる

枯れ野には
命の気配がして

墓所には
命だ ....
あのころまだ

ふたりは人生一回目だったから

ぶこつだった

ぎこちなかった

ぼくはピンクいろの布団を

蹴とばしたし

あたしはあなたが寝るのに

電気を消さなかった ....
 

群れを離れたコヨーテなら
後足の
仕留め損ねた獲物に嚙まれ
血を流し続ける傷など舐めるな

私はお前の獲物ではない
まして谷底の
河原の土に掘られた巣穴に
敷かれた生暖かい毛 ....
海は
海でしかなく
ひとは
ひとでしかないはずなのに
定期船に乗って
航路に出ると
なにもかも
忘れ物したみたいで
空っぽになったわたしは
地球ではない地球のどこかへと
まっすぐ
 ....
寒い国が好きです
あたためる
言葉もない寒い国

寄せ合うことは許されている
しかたない
しかたないって

港に浮かんだ
帆船(ほぶね)の群れが
ぎい、ぎいって
音 立ててる
 ....
晴れた港の
防波堤を歩いた

コンクリートのひび割れから
小さな花は灯る
テトラポットは
夜ごと
組み替えられている
それらが
いつか砂粒になるまで
続いていくとしても
さかなの ....
けれども雲はいつも太陽を仰いでいる
暗雲だから項垂れて地を見下ろしているとは思うな
幸福を見つけた者が全てを置き去りにするように
地のことなど顧みはしない
どれだけ雨が降ろうが雪が積もろうが
 ....
晴れ上がる宇宙の
戸口に立ち手を振れば

降って来る無限の青!

この新年の時を包み込み

森羅万象、在るものすべてを
その清明な静けさに迎え入れる
電灯を持って 夜を渡っていく
陽に炙り上げられた煤けた空は
山影に 明かりをしまう

小指ほどの電灯をつけようと ボタンを押す前に
避け切れない車のライトに 身体は轢かれる
カーブミラーの ....
年末年始の休みは若い二人にとって
一緒にいるだけで十分だった

ただ大晦日の大掃除の時は派手な喧嘩もしたが
弾ける二人に年越し蕎麦なんて関係もなく
ましてはおせち料理なんて気にもしな ....
寝入ると
毎夜
過去からの手紙が届く
楽しい手紙
苦しい手紙
後悔の手紙など
次々と届く
やわらかな肉に
流れる
清冽な水を
むさぼり飲み
やわらかな宇宙を
貫く
輝きの光を
集める

ことば、コトバ、言葉 を!

欲望の卑猥を魂に焼き
スコンとまっさらな地平から
 ....
色画用紙をひろげて
影をうつす
木炭でなぞる
しばらく眺める
笑いがこみあげてくる
なんと へんなかたちなのだ
俺といふやつは
俺は笑つた
笑つて 笑つて
笑ひ尽くした
 ....
ひょっとして
LGBTだけに選挙権が
あるってわけじゃないよな
はーっ、良かったあ
アメリカはとうとう
そこまで来たか
と思っちゃったじゃねえか
じゃあ、中間じゃなくても
参加出来るん ....
谷底から
這い上がって来る強風は
この山の頂きで
ぽそぽそと降る雪となる
郵便脚夫のこの俺は
向こうの国に郵便を
届けにこの山を
越えねばならない
いかにも陰気な顔をして
日に日に何 ....
足で漕ぐのは
オルガン
という名の舟

音符の旅
息でつなぐ
ときおり苦しくなって
とぎれる
生きていたという波の上
気配だけになった猫
ふんわり鍵盤の上を渡る

秋の日は
 ....
待ちかねていた
陽の射さない
真冬のバス停

一人 二人と
去り始め
待ちかねているのは
まっている私と
知らぬ間に
尾行してきた
黒い影

ちゃりん ちゃりん
鈴が鳴る ....
僕の部屋に友を招いて
ゆげのぼるお茶を飲みつつ
「マイナスをプラスに変える術」を
語らっていた

 どすん どすん

窓の外に、切り株の落ちるような
物音に耐え切れず
腰を上げて、外 ....
昔、まだ将棋ソフトが人間に敵わない時代
インターネットの将棋サイトに
1人の天才が現れた
その名をdcsyhiと言った
プロも匿名で多数参加している中で
信じられないほど圧倒的な強さだった
 ....
光が充ちて来る
悪夢の奥から
光が充ちて来る

足場は崩れ
まさに死の淵
その時肩を揺すぶられ
目覚めて見れば顔が浮かぶ
灰色工員帽と蠢く闇
部屋の白壁が唐突に
無機質顕にのっぺら ....
瓦が白く光っている

烏が一羽とまっている

広がる朝の光の中を

烏と瓦が交わっている

互いの輪郭守りながら

光の海を泳いでいる
あなた、詩人に向いていないと実力のあると評価されている
無冠詩人に真面目に「告白されて」もそりゃ困ってしまうま。

今まで隠していましたが、私は詩人ではありません(笑)

なので、遠い将 ....
実は私
48歳の中年男性なんです
昔から女子高生に憧れていて
ブルセラショップで
セーラー服を購入して
着てみたけれど
鏡に映った姿は化け物そのもので
悲しくなって止めちゃったんです
 ....
初めて手紙を差し上げます。スマホのLINEには書くことのできない私の本音を捧げたくて。“美しい紅葉を照らす月の様になりたい”これが私の願いです私の愛の告白にあなたの頬が赤らみそれを見つめる私の想いはあ ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寒い牛乳- 秋葉竹自由詩519-1-23
アフターザラヴイズゴーン- 花形新次自由詩119-1-22
紙の羽- はるな自由詩419-1-22
今夜は満月- ひだかた ...自由詩719-1-22
冬空蝉物語- 朝焼彩茜 ...自由詩7*19-1-21
置手紙- 田中修子自由詩1719-1-21
小さな散歩- そらの珊 ...自由詩2019-1-18
シグナル―木洩れ日のなかで―- ペペロ自由詩919-1-16
憧憬- Lucy自由詩13*19-1-15
航路- たま自由詩1219-1-9
寒い国- umineko自由詩6*19-1-7
冬のパズル- そらの珊 ...自由詩17*19-1-7
幸も不幸も- ただのみ ...自由詩12*19-1-2
新年に- ひだかた ...自由詩7*19-1-1
夜の中- 為平 澪自由詩5*18-12-31
初詣- 羽根自由詩19*18-12-29
- ホカチャ ...自由詩3*18-12-4
ことば、コトバ、言葉_を!- ひだかた ...自由詩818-12-3
少々早い辞世の歌- 石村自由詩17*18-11-6
中間選挙- 花形新次自由詩118-11-5
郵便脚夫- ひだかた ...自由詩6*18-11-5
秋の部屋/えあーぽけっと- そらの珊 ...自由詩2218-11-5
錠前- ナンモナ ...自由詩8*18-11-4
野球少年- 服部 剛自由詩418-11-4
dcsyhi- 花形新次自由詩218-11-4
ひかり- ひだかた ...自由詩8*18-11-4
朝の光景- ひだかた ...自由詩7*18-11-4
●_詩学_詩とは何なんだろう_●- 足立らど ...自由詩318-11-4
きみこ(仮名17)- 花形新次自由詩118-11-4
季節の手紙- しょだま ...自由詩2*18-11-3

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