すべてのおすすめ
騙される楽しみも
必要だと感じている

本当を知る時に
シニカルな顔面の
崩壊が起きるからだ

それは許す事と
同時に起きる
好ましい物ではありません
けれども知覚を豊かにしてくれ ....
 彼は詩人を
 気取る者

 内なる黄金を仄めかす
 持たざる者の、負け惜しみ

 だが
 言葉の剣が錆びついて
 振り回す手つきも憶つかず
 悪戯に、心の生傷を
 増やすだけ
 ....
あなたなら
素通りしてしまうものに
立ち止ってしまう

あなたなら
気がつかないものに
気がついてしまう

あなたなら
視えない傷から
血が流れてしまう

あなたなら
聴こえ ....
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近頃、羊歯が気になっている
名も無い羊歯になりたい!?


小さな森に入ると
足元にあって
手を伸ばしている
くるりと丸まっ ....
砂浜の砂を握りしめ
手を開けば
崩れる砂
崩れた砂を見ると
砂は砂粒と砂粒だった

地球はひとつでも
本当の地球は
個々の人々や生きものたち
一粒一粒の砂粒

この世の中の本当の ....
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾杯する間に俺のストラトキャスターは大音量でジェントリー・ウィープス近所迷惑
痴女MakeLove耳から脳みそ垂れてるぜ愚かな青春Dance ....
誕生日だね
おめでとう

生まれてきてくれて
ありがとう

そして今日まで
生きてきてくれて
ありがとう

君の愛する家族と
君を愛する友人たちのすべてに
ありがとう

い ....
ちいさなちいさなかっぱちゃん

あめふりあめふりだいすきさ

かっぱだからあめもみずもへいちゃら

おおきなおいけをぴしゃんぱしゃん

ぼくはおいけのかいじゅうだ

おそらのくもも ....
【また きます】


「雨が降り始めましたから
みなさん もう いそいで 降りてください」
と云われて 震えた
そういわれて わたしは いそいで 
その場を離れてしまった

ほんとう ....
育てた罪を持って市場へ行った
飢えていたから金が
欲しかったのだ
金があれば食える
食えば生きていける動物に
僕はなりたいのだ


老練な仲買人は言った
自分で育てた罪なんか
売り ....
HONEONNA (骨女)


わたしの肩甲骨を
あなたの冷たい指先が
抱き寄せると

わたしの胸骨は
哀しく軋んで
あなたの裏切りを覚った

わたしの鎖骨を
あなたの嘘が ....
郊外上空/

図書館からコンビニまで
君の言葉が消費される
ビルの屋上では詩集が燃やされる
もう、僕は、
自分を疑っているんだ。
響きまくる音、音、音、
あらゆる音が郊外上空を支配する ....
今日は町内会の清掃活動日
今日は春のウオーキング大会最終日

近所のかみさんたちが
雑草刈りしている

 あいさつはしないほがいいな
  気付かれないように行った方がいいな

か ....
さよなら さよなら
季節は足早に過ぎ去って行く
あの頃の思い出も見上げた空の色も
今では遙か黄昏の彼方に

黄昏よ
いつの日もおまえはそばにいてくれたね
どんな時もその光に包まれれば
 ....
君の言い訳の言葉に
のりーしろを作った



もっと本音を言っていいんだよ

紅茶を入れるから

夜は始まったばかりだ
(知人)

友人ではないが、親戚ほど疎遠ではない。

最近は特に犯罪報道でよく見かける

匿名性を条件で被害者との関わりを能弁に語る者

推理小説の真犯人ではない。

現実の世界で ....
盆を過ぎると
道端のあちこちに
蝉の死骸が落ちている
干乾びて塵同然

役目を終えた蝉たちに
弔いはない
墓もない
けれど残していった
ものがある

未来の夏には
また喧しく
 ....
山形のだだちゃ豆をいただいた
採れたてを宅配便で送ってくれるので
翌日には届くそう
鮮度が落ちないうちに
すぐ茹でて食べてね
お裾分けするなら今日中に

すぐに小分けして
おつきあいの ....
誰もいない
立っていた 街の中に
立っていることを特に意識することもなく
そこに 立ちつくすこともなく

夏がはじまり
目を閉じた僕は
目を 閉じたまま
また 冬が 来る

な ....
 
夏の日差しをつめた小さなガラス瓶

机の上に ぽつり

砂に埋める勇気もなくて



 
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僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
ぼんやり開いた窓から
生活の群体が 声とも
匂いともつかない無数の触手を忍び込ませ
夕べを小さく折りたたんで往く
界隈のステテコ爺のように
この胸を徘徊する諦めの ブラシのような足音
持ち ....
盲導犬オスカー
オスカーにとって優先すべきことはパートナーを送り届けることだったから
フォークの様な物で刺されても声を上げなかった

こんなこと 息が詰まる
こんなこと 許せない

 ....
ひまわりを見つめると
いつも
太陽を背にしてる

もう一年経ったんだ
あの時もひまわりはまだ咲き残っていた
あの時は太陽で後頭部が焼けるように熱くて
流した涙も熱かった

記憶は儚い ....
ああ
今年の夏もなーんにもしなかったな
毎年それいってる
花火は欠けらだけを見たけど
ちゃんとした円ではなかった

夏らしいこともなくただ、よく降る雨で

ぐにゃりとした時計だらけ ....
あの人は可愛くて、
でもたぶん自分のかわいさにきづいていない。
もっと可愛いくなろうとしてるのだけど、
もうこれ以上の違いは、
僕にはわからないよ
荷物をとり検疫をパスし

出口を出てバスに乗った

暗い大阪の海を見ながら西宮まで揺られた

もう誰とも話したくなかった

神様とも話したくなかった

自問自答もしたくなかった
 ....
透明な木漏れ陽が ころころと
転がっている 密やかな苔の森に
生を終えた 蝉が仰向けに凝然と
夏の終わりは こっくりと乾き始めた


風が流れて 何かを囁いて過ぎた
手を繋いでいたよ ....
Jazzだ
地べたにブルーノートが散らばっている

フェロモンでマークした道から外れる蟻
ほとんどの蟻はフェロモンの道から外れないけど
中には道を外れるフェロモンに鈍感な奴もいる
ウロウロ ....
閉じたり 開いたり
貝殻 カララ

真空管の 声がする

カラカラの 頭の中を
巡り 巡って 焦った喉が
カラカラと 哭く

透明な 真空パック
野菜を 封じ込める
便利 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たまには- ドクダミ ...自由詩714-9-7
立ち止まる子供- まーつん自由詩10*14-9-7
あなたへ- HAL自由詩10*14-9-7
羊歯(シダ)になろう_/_丸まった指先を宙(ソラ)へ伸ばすん ...- beebee自由詩23*14-9-7
だから僕は時々空を見る- ichirou自由詩15*14-9-7
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾 ...- 北大路京 ...自由詩214-9-6
誕生日___(親愛なる友へ)- Lucy自由詩13*14-9-6
かっぱちゃん- ただのみ ...自由詩17*14-9-4
住う寝る所_二編- るるりら自由詩27*14-9-4
罪を売る- りす自由詩20*14-9-4
百鬼繚乱_<_2_>- nonya自由詩25*14-9-3
4つに切れてる現代詩- 左屋百色自由詩14*14-9-3
何となく後ろめたい時- イナエ自由詩15*14-9-3
黄昏よ- 未有花自由詩20+*14-9-3
_のりーしろ- ichirou自由詩914-9-1
ある人たち- ……とあ ...自由詩13*14-9-1
【_バトンタッチ_】- 泡沫恋歌自由詩20*14-9-1
鮮度- Lucy自由詩17*14-9-1
神南の風- 番田 自由詩414-9-1
ぽつり- 殿上 童自由詩25*14-9-1
憧れ_/_私は途方にくれている- beebee自由詩3214-8-31
ジカイダー- ただのみ ...自由詩21*14-8-31
この社会の有り様- ichirou自由詩13*14-8-31
ひまわり- ichirou自由詩15*14-8-30
ぐねった_夏_- 唐草フウ自由詩5*14-8-30
かわいいひと- 小太郎自由詩514-8-30
生の周辺- 吉岡ペペ ...自由詩714-8-30
追憶に- 藤原絵理 ...自由詩10*14-8-29
地べたのブルーノート- ichirou自由詩16*14-8-29
魅惑のムール貝- 藤鈴呼自由詩4*14-8-29

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