すべてのおすすめ
僕に関係の無い人が笑っている
僕に関係の無い人が泣いている
僕に関係の無い人が風に揺れている
僕も少し風に揺れながら口を開けて
あの日のことを思い出そうとしている
あの日、が何のことなの ....
朝から珈琲をぶちまける。おそらく私が無意識にテーブルに置いたカップは、テーブルのふちから少ししはみだしていて、手を放した数秒後引力の法則によって、まっとうに落ちた。……なんてこった。一瞬の気のゆるみが .... 覚束ない手で握った
透明な定規を
まっさらな星の肌にあてて
まだオムツを付けた子供たちは
ぶつぶつ言いながら
線を引く

柔らかく上下する面を
よちよち歩きを覚えた足が
飛ぶ暇も ....
いぃぢゃないですか
想いが 震えてゆく なんて

いぃぢゃないですか
青いゆめが 無くなる なんて

いぃぢゃないですか
とわの眠りに 近ずくなんて

いぃぢゃないですか
我が身の ....
マルゲリータがあるならマルハゲリータと言うピザがあってもいいかも知れない。
もしかしたら、秋田県の男鹿半島辺りに秋田名物なまはげリータなんて言うまるで大阪新名物「面白い恋人」的な発想の土産品のピザが ....
近頃はなんだかテレビで誰某があんなこと言ってやがったとか政治家が遊んでたとかどこぞのスポーツでひどいラフプレーがあったとかでたんびに炎上とかなんとかでボサっと座ってテレビ観てるぐらいしか能のない烏 .... 昨日はsと池袋で会った
特にそこで何も考えることもなく
ドン・キホーテの二階で 特に
何も 考えず 人波に飲まれながら


僕は目新しいものもないような気もしたが
この人の熱気に包ま ....
雨の日のあくる日
学校のうらの公園に
みずたまり
ができていたよ
みずうみ
みたいだったよ

みずうみには
ケヤキの葉っぱが陽に射られてみどりに
きゃあきゃあと光っていたよ

女 ....
女子社員のこえが二重にきこえた

朝から右耳に低い風の音がしていた

ちょっとした低音がきこえると

右耳がそれをしばらく拾っていた

耳鳴りだ

なんとなくいやな感じがして病院に ....
文字はやかましくでしゃばりだ
強引に目にねじこまれ
目を閉じた後も暴れまわる

あなたの暴言なんかまだやさしい
文字にはかなわない
なのにどうしても文字がほしい

しるしのような
明 ....
想像することと嘘をつくことは
とても似ている

ときには一緒の場合だってある
愛がどちらの顔も持っているように
男がエデンの{ルビ欠片=ピース}をひとつ拾う
女もひとつエデンの欠片を拾う
二人は寄り添い夢を見た
悲しみも争いも飢えもない
身も心も裸のまま
愛し愛される生活を

男がまたひとつ欠片を ....
第一次リーマンショックは
リーマンブラザーズの経営破綻による
世界連鎖的な金融危機で
サラリーマンの購買意欲が低下し
世界経済が冷え込んだ

第二次リーマンショック
政府主導の働き方改革 ....
薔薇の散るかすかなざわめき
酸性雨はやみ
コンクリートは少し発熱している
大きな海で貝は風を宿し
小さな海では蟻が溺れる
波紋はいつだって
丸く
遠く
対岸で鳥はさえずり
ポストはチ ....
 
 森の小径でだれかの影法師が泣いている。
 よそゆきの仮面を外し、裸の心が揺れている。
 曝け出す事を善しとするならば、
 私たちはだれにどこまで曝け出せば良いのだろう?

 露台の椅 ....
ごめんねとあなたにささやいて
いつも唾でやさしい嘘をなぞっていた
ほら、耳をふさいでしゃがみこんで
はねつけろよ

いつからわたしの舌は
こんなにも何枚もはえてこっそりと赤い棘で
みなを ....
ぽたり

心の壁の左下の
しみったれた蛇口は
しまりが悪くて
思い出したように
言葉が滴り落ちる

気紛れに
小さな器で受け止めて
液晶の畑に撒いてみるけれど
発芽するのは
 ....
棘の生えた心だ

もう、侵食されて、棘の生えた魂へ

伸びた棘を削るのは 友人
伸びた棘を取るのは 嫁
伸びた棘を刈るのは 母

周りの人に支えられる若い介護

情けな ....
ミルクが甘いのは
優しさが 詰まっているからかな
ちょっと 胃が キリキリと痛む日も
何となく 柔らかなイメージで
喉を 潤して くれるから

赤ん坊を抱くと
いつだって ミルクのに ....
流れ出た血が固まるように
女は動かない
動かない女の前で暫し時を忘れ
見つめれば やがて
そよ吹く風か 面持ちも緩み
――絵の向こう
高次な世界から
時の流れに移ろい漂う
一瞬の現象で ....
通夜のさざなみ

鯛の骨がのどに刺さって
死んでしまうなんてね
或る死の理由が
人の口から口へとささやかれ



悲劇

重力がない世界では
シャボン玉も落ちてはこない
だか ....
春が深まると
ツツジが咲き始めて
やがて満開になる

鮮やかな色が集まって
人々を惹きつける

ツツジに囲まれて歩けば
夢の中にいるような
ふわふわした気持ちになった

心地良い ....
 青く澄み渡る空の下、高原の塔の前に立つ。
 息を吸い込むたびに体が宙に浮いてゆく。
 時代を遡るかのように。
 過去を愛せるようになればきっと未来も明るくなるだろう。

 ラベンダーを ....
午前四時十五分かえるに混ざって
すずめの声を確かに聞いた
隣家のだれかは壁を蹴ったか
三分後には車の音も
、走り去った
誰を何を載せて
さよならよりも永遠な気がする
午前五時前の
理不 ....
朝は熟れていても清潔で、新聞紙のにおいがします。
(瓶詰の海に日をあててから手を洗う)
することはたくさんあります、
洗剤をあわ立てたりほこりを集めたり、
出かけっぱなしのくつ下をペアにし ....
駅が好きだ

旅行者がいる
外人がいる
妙齢ご婦人の三人連れ
急いでいる人
見上げる人

せわしなく
人が動く
何かの目的に
人が動く

あなたと

待ち合わせたことも
 ....
ときどき旅に出る
バスあるいはロマンスカーで

目的地を通り越して
家に帰るために

ごくまれに家出する
抵抗あるいは革命のために

気恥ずかしい迂回の末
家に帰るために

 ....
そしていくつか孤独になる

ぼくだけが泣いてなかった

頭とか目とかサランラップ

ぐるぐる巻のサランラップ


体を動かしても上手くいかない

感謝が足りないことぐらい分かって ....
考えてみたらあたりまえだけど
詩をかくひとにも
なにかしら毒のようなものをまとう
ひとがいた

目立ちたいひと
偉くなりたいひと
人を貶めたいひと

なんだか
スンと
さみしいき ....
もう一年が経ちますね
文通の始まりの季節が
花水木の頃でしたから

一日たった三行の文通を
提案してくれたのは
あなたの方でしたね

そうでしたね
気が短いので次の便りを
待ちたく ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さよなら- たもつ自由詩2518-6-8
不運も幸運もすべてシャッフルしたような雨上がり、ひとり洗濯機 ...- そらの珊 ...自由詩1218-6-7
星の鼓動- まーつん自由詩618-6-4
卒寿の唄_(2)- 信天翁自由詩3*18-6-4
男鹿半島冬景色- TASKE自由詩218-6-4
わかったように言ったところで- ホロウ・ ...自由詩3*18-6-4
そこは時々、池袋- 番田 自由詩518-6-4
初夏の奇跡- 田中修子自由詩8*18-6-3
やすらかな世界- ペペロ自由詩218-6-3
でしゃばりな文字- 朧月自由詩318-6-3
想像と嘘と愛- HAL自由詩6*18-6-3
エデンのジグソー- ただのみ ...自由詩7*18-6-2
第二次リーマンショック- イオン自由詩1*18-6-2
六月の朝はまどろむ- そらの珊 ...自由詩1618-6-2
クラリネット- ヒヤシン ...自由詩9*18-6-2
空だまり- 田中修子自由詩7*18-6-1
蛇口- nonya自由詩17*18-6-1
- 暁い夕日自由詩14*18-6-1
みるくてぃー- 藤鈴呼自由詩3*18-6-1
静止性- ただのみ ...自由詩12*18-5-30
ふたつつむじのゆくえ- そらの珊 ...自由詩19*18-5-26
ツツジ- 夏川ゆう自由詩318-5-26
塔と鐘- ヒヤシン ...自由詩5*18-5-26
五月、夜明けへ- もっぷ自由詩418-5-22
穴でした- はるな自由詩518-5-22
- umineko自由詩13*18-5-21
- nonya自由詩24*18-5-20
不感謝症- ペペロ自由詩418-5-20
こおり/朝の空/鏡- 田中修子自由詩12*18-5-20
ハナミズキ- しょだま ...自由詩6*18-5-19

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