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7月22日はポエケット
忘れないように認めた
ポケットのメモ帳は
今日もがら空きで
予約定員を満たさない
6月も22日が来たから
今日 ....
同志が一人死んでゆく
疲れ果て
夢も希望もない
人の罪を負う

生きるために働き
遊ぶ事は許されず
欝になる。
休む事は禁じられ
息もできない。

誰か助けてやれないのか?
世 ....
優しい風が吹き
夢のような景色
変わらない川岸
君と見つめ合う

好きだと君が言う
照れて赤くなる僕
時間だけが過ぎる
何にもない日々だ

抱き合い
接吻をし
髪を撫で
抱締 ....
 
 
明方の台所で
豆腐がひとり
脱皮をしていた
家の者を起こさなように
静かに皮を脱いでいた

すべてを終えると
皮を丁寧に畳み
生ごみのところに捨て
冷蔵庫に入った

 ....
よっぽど
おなかすかしてはったんやなぁ、おつきさん
おひさん
たべてまうなんて
よっぽどやな
やけどするで
くちんなか
べろんべろんになるで
おとなしそうなかおして
やるときゃやるん ....
いつか終わる世界で
いつか終わる鼓動を抱いて
そうして最後を知りながら
今日は確かに終わっていく

きっと意味がなくなったら
世界に捨てられるんだろう
だけど未だに生きているから
僕に ....
寂しすぎて死んでしまう前に
どうかこの手を握って
あなたのその手の温かさが
私を生かすの
あなたの言葉の冷たさが
私の息を止めるの

ああ、もうだめみたい
鼓動がこんなにも響くなんて
 ....
{画像=120521085659.jpg}

2012年5月21日 ほぼ晴天 
本日待ちに待った「金環日食」だ
日食観察用メガネとスマホを片手に
あたしスタンバってます!

わくわくわく ....
こえなきこえをわがむねに
声に出せない声を
描いても描ききれない
キャンパスの白に圧倒されながら
呼吸を忘れた金魚のごとく
口先だけを水面から出し
日常な非日常を生きている

片づけた ....
日本に未来は無いのだろう。もともと、過去も未来もありはしないのだ。誰もが瞬間の中を生きているし、生かされてもいる。通りが変われば、空気も変わる。我々は、統一された感覚を持たないのだ。誰一人そのこと .... どこまで走っていけばいいんだ
牛丼屋が見つからない

走り続けていたら海に出た

波の音に誘われるように
海岸沿いのパーキングに車を入れて
砂浜へ

薄曇りの空は曖昧に青く
海は瑠 ....
その1

痛みを感じること。
君に出逢わなければなんとかやり過ごせていたのに、一度だけでも知ってしまったから。


その2

切なさを持て余すこと。
君を知らなければそれとなく見えて ....
小雨に当たって今日の花は
桜の花々は眠っているよう
だから金環食の事を考える
五月二十一日
太陽、月、地球が一直線上になるという
些細な椿事の天体図を想う

それから太陽のフレアになって ....
赤い 熊出没注意の看板の右端上に
白い小さな張り紙で「最近」と補足されている
死ぬことより死に方が問題だ
熊に食われるのは天罰のようでどうもいけない
残された妻と子が葬儀の席で困ってしまうだろ ....
  ねえ
  これが、
  産まれたての時間。
  そう言いながら少女が
  綿飴をひとつ、ぼくにくれた



  まぶしい屋台の{ルビ犇=ひし}めき合う
  貧しげな七月の ....
もう少しで手もつないでくれなくなってしまいそうなほど
大きく成長してくれた君と二人で湖へ出かけた

とても嬉しそうに満面の笑みを向けて
本当に楽しそうにたくさん駆けまわっていた

私の ....
鳥と話そうとする者がいた
鳥は陽気にさえずり明るく応えた

石と話そうとする者がいた
石は沈黙したまま
ただその表面に瑞々しい苔を宿らせ
思いを告げていた

森と話そうとす ....
回りは何もくっつかない空気が佇む 曇りの外気に文句はない

プラスにもマイナスにも ぶれない数値 平常心 圏外の感動は小波

大きめに砕いた珈琲豆 酸味嫌いも薄い酸味 熱さだけ口移し

今 ....
夜の果てを
伝わり
私の声は
電波のように響く
タワーマンション253Fに
幽閉されたかのような
あの子の元へ

私は受け取った
彼の声を
地下53Fに住む
奴隷のような暮らしを ....
地球に月の影おちる

いつもは月に地球の影

いつものお返し月の影

地球に月の影おちる

月曜日

いまの宇宙の法則に

スナオにそれに従って

静かに黙って交差して
 ....
深夜のファミレスで会社批判に饒舌な若者をチラ見する

なんであいつがリーダーやねん?

そいつが文句言わんと会社続けてるから、会社もそいつにリーダーやって欲しいねん、給料もろて欲しいねん、
 ....
きょうとあしたはいつ入れ替わるか
じっと待ったが気配はない
秒針過ぎてきょうは早早
不運を占う余念がない

きのうときょうを掌るもの
わたしをあしたに連れてかない
分針ふふんとずんずん進 ....
じめじめと蒸し暑い日でした
それは一目ぼれと言っても過言ではない衝撃
帰りの飛行機、声を殺し嗚咽をもらしながら泣く中学生

恋を知った

お酒もたばこも解禁だ
貴女に引き摺られる、引き寄 ....
あなたに追いつきたい。確定させたい。
素肌や、くちびるや、往来の熱のこと。
恋のはなしだ。
わたしは、いつも恋のはなしばかりしている。


嵐のように荒れて、きみが部屋を出たあ ....
ふと手にした一枚の紙切れに 
優れた画家のデッサンが浮かぶように 
鏡は少女の清らかな 
一瞬の微笑を映すだろう 

ほのかな{ルビ灯=ともしび}のひかりの中に 
明け方の少女がひとり 
 ....
たうえがはじまると
どろのにおいがしてくる

すがすがしい
どろのにおいがする

わたしのさいぼうも
にわかに
ぶんれつしはじめて

はだがかぜに
すきとおっていく
 ....
忘れかけたの?遠い日、思い出。
理想の恋愛、絶望的な観念に首根っこをつかまれた
病だって言われた日々を
希望と絶望に、揺られながら進んできたが
いまは時だ、頭の中のロウソクに火を付ける
幼児 ....
他人用に仮初めの
住まいたらむと建てられし
小さき貸家のうらぶれて
濁り空気を抱え居る

廻りには山の賑わい
野生のケシの群れ咲きて
薄オレンジ色に
人棲まぬ
家を包みていっせいに
 ....
 ある日曜日の昼下がり
 君は
 息を弾ませ
 散歩から帰って来る

 病院の向こうの
 古本屋
 筑摩日本文学全集っ
 筑摩日本文学全集っ

 病院は
 総合大学付属の病院
 ....
もげそうになった

私の身体の一部は

かさかさの瘡蓋で覆われていた

滲む体液が乾燥して

指でなぞると

疼き蠢き熱を帯びているが

やがてだんだん鼓動が波のように去ってい ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12006)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
5月22日- あおば自由詩6*12-5-22
非情- ペポパン ...自由詩5*12-5-21
放さない- ペポパン ...自由詩4*12-5-21
冷奴- たもつ自由詩1312-5-21
むしゃむしゃ- そらの珊 ...自由詩15*12-5-21
人間日和- なきり自由詩512-5-21
うさぎ病- なきり自由詩112-5-21
【_金環日食_—_レポーター風_—_】- 泡沫恋歌自由詩12*12-5-21
抗う- 岸かの子自由詩2*12-5-21
派遣の国- 番田 自由詩112-5-21
牛丼を買いに行く車で- kauz ...自由詩7*12-5-20
恋の定義- 文字綴り ...自由詩1*12-5-20
位相- salco自由詩14*12-5-20
こごみの天ぷら- ただのみ ...自由詩22+*12-5-20
綿飴- 草野春心自由詩19*12-5-20
大好きな君へ- 桜 歩美自由詩6*12-5-20
対話- 蒲生万寿自由詩4*12-5-20
曇りの外気を害さず- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-5-20
一つの声- yamadahifumi自由詩312-5-20
スナオな影- 吉岡ペペ ...自由詩412-5-20
深夜のファミレス- 吉岡ペペ ...自由詩1112-5-20
なんてったって- もっぷ自由詩512-5-20
貴女は読まなければならないんだよ- 石川チヨ ...自由詩512-5-20
その祈りは、とても細く硬い針のように振れて、きっと何者もきず ...- ねことら自由詩512-5-20
ルノアールの少女_- 服部 剛自由詩7*12-5-19
田植え- 小川 葉自由詩512-5-19
絶望と希望- 黒髪自由詩1*12-5-19
はやも若葉の盛り- 木原東子自由詩10*12-5-19
フェチな日曜日- 藪木二郎自由詩1*12-5-19
もげる身体- 灰泥軽茶自由詩8*12-5-19

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