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(神は無い)とつぶやくほどに 
目の前にあらわれる不思議はなぜだろう・・・? 

窓外の雲はよけて 
机上の日向はふくらみ 

天からそそぐまなざしが 
衣服にしみて 
僕の地肌をあた ....
赤いサンダルと
傷だらけの膝小僧
くくく っと
笑いをこらえた君の影が
僕の靴をはらりとかわした

日曜日の太陽は
すぐに傾いてしまうから
それぞれの
背中に淋しさを背負ったまま ....
                            2011年08月04日


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そのように昔から決められている。だからそれに異を唱え ....
昨夜から この昼間にかけて 
おならのしすぎで お尻の穴が痛くなった


こんな新記録に出会えてうれしい
軽快な情けなさに 元気がもらえる 感謝の気持ち
おならのしすぎで 垢ぬける ....
  

世界は静かに回転を続け
僕達は笑い続ける

光は夜の奴隷 それでも
全てを明るく照らすにはまだ間がある

言葉が一本の透明な線の時
君の言語は岬の突端に触れる

あの時、 ....
真緑の水に素足を浸けているみたいだ


それは遠い日の御伽話


純粋だけで生きていけると思っていた頃


何にも縛られず


何からも独占されず


自由に ....
大好きすぎて

淋しさに震えるくらいだった

何億もの声を

あなたに聞いて貰いたかった


承認欲求が満たされれば

つぎは自我欲求のステージさ

愛を受け容れて貰えれば
 ....
日照りつづけば苗が枯れ
長雨つづけば根が腐れ
海がさらえば塩害の
汚染鳴かすな馬子痩せ
棄民の身のうえ口惜しいと
べこの親父がくび吊れば
だれが都会で困るでなし
ダイヤの運行障るでなし
 ....
  五月、
  鞄のなかで
  ぼくは死んでいた
  たくさんの緑に包まれ
  豊かに死んでいた
  柔らかな乳房の
  香りだけ憶えていた
セイタカアワダチソウは
アレロパシーによって
攻撃物質を出して
他の植物を全て枯らしてしまう。

しかし、そのうち、その毒で
自分自身も枯れてしまう。
自分の事ばかり考えていると
自滅 ....
夏の始まり
山へ向かって
坂を駆け上がり
坂の上の神社から
振りかえった僕の目の前には
静かな港の防波堤の内側
鏡のような水面が見え
防波堤の外側には大きな青い海が広がる
水平線に見え ....
帰宅の
駅のざわめきに
隠されて降りつづける
夕立
だれも見つけることができない(のは
だれもが濡れて
まばゆい、構内の
あしもとから順に深海になって

快速電車が文字の編み目を ....
鏡に映った
昨日より
一日分白さの増した生え際を見て
思い出す
巧妙に細工された嘘が
ゆっくりと正体を現すように
染めた髪がもとの白い色に戻る

白髪は中学生の時から
生えていたよう ....
藤原紀香
拒絶

飯島直子
苦手

井川遥
微妙

麻生祐未
不得手

杉本彩
勘弁

吉永小百合
逃亡

叶姉妹
抹殺




木村多江
好意

 ....
道路を歩いていると
クワガタが一匹転がっていた
手のひらに乗せて眺めると
綺麗な姿は無駄がなく音もなく
生きているのか死んでいるのかわからないので
こつこつ指先で叩いてみると

ギザギザ ....
石で打たれるような
犬に追い立てられるような悲しさに
居ても立ってもいられなく
ただただ早く帰りたかった
日没に向ってひたすら走り続けた


貝のように固く握りしめている
決して手放し ....
文字が空から降ってくる
あられみたいに降ってくる
だけど地面は乾いたままで
溶けることなく積み重なる
文字、文字、文字、文字…

文字が空から降ってくる
僕らの周りに降ってくる
それは ....
朽ち果てた体と心をもち
屈伸運動を続けています
 今からいくのです
わたしは裸で川を渡り
いくつもの手にそれを触らせ
堪えきれぬ恐怖を感じつつも
一歩一歩地に沈んでゆくのが  ....
わたしは
時々
星になる
星になって
{ルビ盲=めしい}の
黒蜥蜴の歩む道を
照らしたいと思う

わたしは
時々
風になる
風になって
見えないけれど
触れることを
証明し ....
海岸沿いをレンタカーで走った

波しぶきが空にあがってゆくのが見える

それが雲になって風を待ちかまえている


すべての雲が

そんなメカニズムでできている訳ではない

でも二 ....
{画像=120705001029.jpg}



小さい頃の僕は
捜している物はいつも
手の届くところにあって
幸せだった


それが一段背が伸びた頃から
少しづつ遠くなった で ....
君の髪の毛を見つめていた
子供だった頃 透きとおっていた 公園の向こうに広がる風景についてを
君から与えられた言葉についてを
休み時間の給食室の前で見せた 冷淡な 君のかわいい笑顔のことを
寂 ....
電気のスイッチを

パチンと点けて

パチンと消す

そんな毎日に

満ち足りた深呼吸をする時もあれば

ぽっかりと空いた口から

息を吐き出すだけの時もあり

今日も
 ....
人のいないところばかりが豊かなので
人ではない人は首をかしげた
どうして自分は
豊かではないのだろう


顔も名も
家族も憶えられず
波だけを数えていた
溺れては ....
春が来るたびに
色が褪せて行った
女はテーブルに きいちのぬりえ を開き
サクラクレパスで塗って行く

夏が来るたびに
心が剥がれて行った
何ひとつ帰り来ぬ家の 何ひとつ得られぬ部屋で
 ....
 
あなたがくれたのは、ムーンストーンのピアス

ほんとのお月さまがなくなったら寂しいだろ、だって

ちょっと救われた、そんなこと言わないけどさ




※ちょっと蛇足

 
お前の為なら
何でもするぜ
俺様に着いて来い
いつでもハイテンション

ゆったり風呂につかり
足を洗い
ジャグジーにあたる
なんだい気持ち良いか

ファンキーな曲を聞いて
ジャン ....
 遠くのまちまで ゆくの

 家で じっとしてらんなくて

 しらないまちまで ゆくの



 きたないことばを あびながら

 けいさつかんたちの列を抜けて

 海沿いの ....
花柄のおしめ
              120703


予報1時間雨量65ミリもなんのその
がらがらとかーちゃんが洗濯機を回す音がして
束の間の休戦が破られたと知り
たちまち575の ....
生きる理由を探して 世界を見回してみても
目に映るのは 影ばかり
闇の中に暮らし続けてきた君の目は
眩しすぎる光を浴びて めくらも同然

穴倉から這い出して
看板に書かれたルールを読もうと ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12042)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
天のまなざし_- 服部 剛自由詩212-7-6
かげふみ- nonya自由詩21*12-7-6
虹の色は七色- あおば自由詩11*12-7-6
へへへへ- 八男(は ...自由詩112-7-6
君という言葉の意味は- yamadahifumi自由詩312-7-6
真緑の水- 永乃ゆち自由詩8*12-7-6
何億もの声- 吉岡ペペ ...自由詩412-7-6
故事の事故- salco自由詩4*12-7-5
乳房- 草野春心自由詩8*12-7-5
アレロパシー- ペポパン ...自由詩9*12-7-5
港の絵日記- ……とあ ...自由詩13*12-7-5
家路- 伊月りさ自由詩7*12-7-5
真白髪- そらの珊 ...自由詩13*12-7-5
分水嶺(女性篇)- HAL自由詩4*12-7-5
雨の跡- 灰泥軽茶自由詩11*12-7-5
空っぽの手のひら- ただのみ ...自由詩21*12-7-5
文字が空から降ってくる- まーつん自由詩13*12-7-4
行ってきます- まきしむ自由詩7*12-7-4
7月のNobody/Something- そらの珊 ...自由詩19*12-7-4
海からの雲- 吉岡ペペ ...自由詩1212-7-4
想像の手を伸ばして_/_ _それは繋がって行く- beebee自由詩29*12-7-4
色々な鎖につながれながら- 番田 自由詩112-7-4
スイッチ- 灰泥軽茶自由詩5*12-7-4
白桜鬼- 木立 悟自由詩512-7-4
ぬり絵する女- salco自由詩12*12-7-3
ちょっと救われた- 殿上 童自由詩20*12-7-3
ラップ- ペポパン ...自由詩3*12-7-3
かわいいくつが_ほしくって- 鈴木陽一 ...自由詩212-7-3
花柄のおしめ- あおば自由詩6*12-7-3
穴倉から這い出して- まーつん自由詩412-7-2

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