すべてのおすすめ
のんのさまに 手をあわせて
のの字みたいに 背中をまるめて
ちいさな 座布団に ちゃんこして
みらしらぬ 古民家にまぬかれて ちゃんこする
ちいさい人の みこころは
のんのさまみた ....
 
 
国境線の上に魚が死んでいた
線に沿ってナイフで切ると
両方の国から猫がやって来て
半分ずつ咥えて行った
近くでは国境線を挟んで
男たちがチェスをしている
自分の陣地は真ん中ま ....
リズムをみつけよう
心地よいリズム

ゆっくりと歩もう
自分に合った速度で

いろんな街の匂いを
風が運んでくるから

時々立ち止まっては
立ち位置を確かめる

胸を広げて深呼 ....
目の前で強盗に母が犯されていた

母はぼくや自身の生命を守るためにそれを許しているのだと思った

だからと言ってふたりの命が保障されている訳ではないだろう

ぼくだけが今から逃げ出して後か ....
そしてライラックは飛んだのです
{引用= 恋人を探しに?
いいえ
思い出を探しに?
いいえ}
芽生える緑に、もうもたれかからずとも
新しい世界を知ることができるように
すり減った若さを残 ....
幼児並みの知能の

ばったり倒れ屋さん

自分の存在意味を

たずねる旅は続く

哀愁と友情とを友として


泣き虫の私は

どうしても涙する

同時に孤独の本質を知る
 ....
            ハラハラサイタハナノシタ
            キンギョハオヨグヒラヒラト
            アカイコロモヲフルワセテ
            ....
生きている痛みや歓び

どっちが

刹那や永遠だろう

ほんとのことってなんだろう

僕は馬鹿だから

あたまで考えたことは

信じてももらえずに

密かな証にしかしてもら ....
      その横っ面を
      おもいっきり
      はり倒す
      
      約束をまもらぬ
      ろくでなしの
      
      横 ....
どこから説明すればいいだろう
寒い
風邪薬だ
酒瓶

すべての現象は冬らしくくっきりと
くっきりとしていてむしろ象徴に
ごらんよビルを
突き立っている
ごらんよ空を
磨かれてい ....
鍵をたくさんもっているのに
何番目かを忘れてしまった
それが生きることで
それを探すことが目的

そうだとしたら
鍵穴は逃げないね

それを早く知っていたなら
でもね
回り道が必要 ....
たとえば
悪意であったなら
オブラートに包んで飲み込む

たとえば
優しさであったなら
丁寧に蒸留したあと
春色のカプセルにして
冬に打ちひしがれた小鳥のために
蒔いておく

た ....
             130111


ぐい呑みの親分が丸呑みだと喚いたら
いきなり拳固が飛んできた
痛いと思ったので
殴り返す
10倍にして返したかったが
手が追いつかず敵わない ....
はい私ですと雀は言うた
「矢羽の羽はわたくしもの」
「何故に」と問う事はなかった
事実は人間の仕業であったから

誰がその死体を見たのだ?
死んだ小鳥の硬直した体を
ハエが言う
はい私 ....
好きはみんな違うから
わたしの好きと
軋むかもしれないけれど


明日行くよ



「隣はごめんです!」
と、叫んだけれど
本心だけど部分だから



だけど
 ....
めでたいと言って飲むお酒の肴には、何があうのだろう
悲しみに酔いたい時に飲む酒の、肴は何がいいのだろう

終電車で故郷のお葬式から帰って来た夫が、ネクタイを解きながら
「蕗をちょっと頼むよ」
 ....
これを知っている人は

とても少ないと思う

1981に廃止された食料管理法

それで意味を成さない

ただの小冊子となったから

労働者向けと種々

家族の氏名

生年月 ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
「ママ!ママぁ!」

真夜中私を激しく呼ぶ声の元に行き
いつも通り右手を差し出すと
大事なお人形を愛でるかのように
それを自分の胸の前でぎゅっと抱き締め
再びすやすやと寝息をたて始める
 ....
     雪がふる雪がふる
     音もなくふりつもる
     蝉たちは土の中
     耳を傾け夏をまつ
     あの日の麦わら帽子は
     いまも埋もれてい ....
陽射しは澄んだ冷気を纏い
静かに微笑んでいた
病床から起き上がる母親のように

すると蒼白い時と仄暗い人の群れで編まれるはずの朝が
心なしか ふと暖色に染まり
視線は飛翔してはまた憩う 小 ....
吃音的思考
促音が音叉のように
響き渡る
繰り返し繰り返し繰り返し

長音と撥音の区別の無い思考
一音節で何を語る
テンションとリラックスの繰り返しが
微妙にずれ

吃音的身体運動 ....
 埃だらけのコンクリートに影を焦げつかせ、
立っているひとりぼっちの後ろ姿を見つける
のに君がずいぶん手間取ったのは、二歳の子
には高すぎる太い鉄柵がちょうど君の視界を
遮り、そこからコンクリ ....
空っ風の吹く夜は
別宅の湯屋のうすい硝子戸が
ぶるぶる震えて怖かった

ぼんやり灯る電球の下
木の蓋をとれば
お湯はもうもうと息を吐く
祖母は
もう、いいよ、というまで
ごつい亀の子 ....
    
    水道の蛇口を閉め忘れたようで
    寝ているうちに耳の方へと
    冷たいものが流れてきます
    明日は仕事なのだからはやく
    眠らなくてはならないと ....
 
愛染夜曲をききながら

たいして飲めやしないお酒をちびりちびり

いつの間にやら夜が更ける



*愛染夜曲 http://www.youtube.com/watch?v=gwc ....
どこから好きが始まっていたのだろうか

好きが終わることなんてあるのだろうか

始まりもなければ終わりもない

ぼくらがどんな容姿であろうと

ぼくらが生まれようと死んでしまおうと
 ....
     死にたいと
     ほんとうは生きたいがために
     ひしひしと迫る死期に怯え
     死にたいと
     そればかりを
     口にするあなたを
 ....
毎晩ネットで
ばかなことばかりつぶやいてると
ばかな女があつまってくる
あたしのばかを
代弁してくれてありがとうと
ご丁寧にお礼をなさる
みなりっぱな
女のひとばかりなのだ
 ....
  接続詞を
  石の上に載せ
  はげしさを宿した鉄でもって
  あなたが叩いている
  灰色の部屋に閉じ篭って
  その外を通りがかると
  カンカンと逞しい音がきこえる
  ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12042)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
『_「_の_」_の_人_』_- るるりら自由詩6*13-1-13
国境スープ- たもつ自由詩813-1-12
【_リズム_】- 泡沫恋歌自由詩10*13-1-12
忘れてしまおう- 吉岡ペペ ...自由詩313-1-12
眠れぬ夜の下絵_(1- 瑠王自由詩6*13-1-12
正体不明で天涯孤独- ドクダミ ...自由詩5*13-1-12
ハルトキンギョ- 石田とわ自由詩9+*13-1-12
ハッピーバースデー- 吉岡ペペ ...自由詩913-1-12
あしたのジョーになりたい夜に- 石田とわ自由詩10*13-1-12
三匹の豚- はるな自由詩513-1-12
たぶんあれが君- 朧月自由詩813-1-11
調剤室で- そらの珊 ...自由詩27*13-1-11
まるのみ- あおば自由詩6*13-1-11
誰が殺したコマドリを- ドクダミ ...自由詩5*13-1-11
こんにちは- 鵜飼千代 ...自由詩14*13-1-11
- 月形半分 ...自由詩10+*13-1-10
米穀配給通帳- ドクダミ ...自由詩4*13-1-10
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
使命- 夏美かを ...自由詩20+*13-1-10
蝉たちの子守唄- 石田とわ自由詩13*13-1-10
稀有な月曜日/あたたかいもの- ただのみ ...自由詩21*13-1-9
吃音- ……とあ ...自由詩11*13-1-9
動物園- Lucy自由詩19*13-1-9
湯屋のおもひで- そらの珊 ...自由詩14*13-1-9
蛇口がみつからない- 石田とわ自由詩12*13-1-9
愛染夜曲をききながら- 殿上 童自由詩16*13-1-9
奇跡- 吉岡ペペ ...自由詩813-1-8
狭間をみつめ、いつまでも- 石田とわ自由詩5*13-1-8
ネット詩- 小川 葉自由詩713-1-8
- 草野春心自由詩913-1-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402