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窓を少し開けて鏡の中を覗き込む
壁と中途半端な景色に私の顔が重なる
「今朝も生きているのだ」と思えば、
、また嫌な気分になる
それはそうと、口を大きく開けて鏡を見るのは勇気がいるのだ  ....
紙を破くと朝陽が昇る
新しい日を私は生きる



Thanks alot, dear.
引いては寄せる
寄せては引く
死んでは生きる
生きては死ぬ
  ■■■
産まれて生きて
事象を体験し
引いては寄せる
寄せては引く

響いては消える
消えては響く
繋がり切れる ....
【幸福な魚】


福はあなたのまわりに 居ますか?
幸福のフクですよ。何言ってるのですか?
福は生き物に決まっているじゃあありませんか

なになに幸福が生き物だとしたら 
め ....
 朝夕と寒さの残る白樺湖のほとりの美術館で娘と戯れる。
 初めて間近に見る大きな影絵は色鮮やかに娘の眼前に聳え立つ。
 後往く月この戯れが続くのだろう。
 残された日々はあまりにも短く感じる ....
 街角の雑貨店に流れるオルゴールの音色が心地よい。
 店番をしている若い雌猫のカフェオーレのような顔もまた楽しい。
 店の扉を押し開けてのっそりと入ってくる常連の猫は
 手入れの行き届いたひ ....
まだ 目覚めていない
血液のせせらぎを聞いている
群青の影が台所を滑り
頭の中 雀が何か啄んだ

フライパンに火を入れる
蓮の花が開くように
わたしは呼び覚ます
朝はひとつの卵から生ま ....
{引用=お隣りさんから伸びている皐月の枝に腹を立てて
お父さん、チェーンソーで切ったのよ
根元から


母の愚痴のほぼ全ては父のことで占められているから
電話はいつも父への悪口で終わるの ....
自然にできたグループに分かれて
植民地時代のボストンの街並みを色画用紙で再現している
春陽に包まれた5年生の教室

その穏やかな空間に一瞬そよ風が吹いて
支援クラスに行っていた娘がひらりと入 ....
            150623
迷子の迷子のこねこちゃ~ん
一部屋で開催されているのに迷子になるなんて
でも、あの子にはスマホは早過ぎます
どんな使い方するか分かりませんからと
こねこ ....
それでも時は流れていく
ゆっくりと
淀みなく
立ち止まる想いを押しのけ
焦る足元も
掬いあげ

鳴り響く発車のベルの音
口ごもる詩を
何度も試み
置き去りにされる記憶を
追いかけ ....
容赦なく
照りつける太陽から
逃れるように
白い日傘が路地の奥へと入ってゆく

打ち水をしたアスファルト
ゴーヤ棚が繁って日陰をつくっている
縁台でのんびり寝ている野良猫
軒下には硝子 ....
蒸発しそこなった昨日の雨は
道路の上で
小さな鏡になり
今日を映している
赤犬がうわずみを飲むたびに
現れるさざ波は
やがて左岸に消える
わたしは
人生において しそこなったことの
 ....
「生きて 在る」 ということを想えば
やはり不完全だ 
「生きて 在る」 ただそれだけでは 
感じ 考え こうして思念で交信する以外
何もできることはない
私たちはどんな姿をしているのか
 ....
あなたを焼く炎は
煙さえ立てることなく
空に消えて

後には
黒枠の中で
ほほえむあなただけが
残っている
  
空に
光りの砂 
さざめき

大地に広がる
夏草の波
 ....
傘をさす手を奪われるほど
僕は何かを持ちすぎてはいない

縦書きの雨
カーテンの雨
通話中を知らせる音の雨
改行の雨
鉄柵の雨
液晶に、雨

こんなにも雨にまみれた世界 ....
小鳥がついばんだ林檎だけ
落ちずに残ったとき
決してこの世は綺麗なものだけで
満たされてはいない
線路の左側を歩いていくと
虹に辿り着くと幼い頃叔父が言った
母について記すとき ....
空をゆく鳥が止まっているのじゃないかって
思う時
あるよね

そんな言葉で恋が始まることもある
わたしたちが本当に見ていたのは
鳥でも
雲でも
小刀のような銀の波濤でも
ウインドサー ....
朝 私は池袋駅で
素敵な娘にヒザをぶつけられた
いつも 確かな 余韻を残して
いつも 彼女たちは電車のドアから消えていく
〝おれは頭はいいが狩りは苦手なんだ〟
ジェンマは呟いた
〝誰にだって得手不得手があるってもんさ〟

同じ年に生まれた若い狐たちからは
「下手くそジャンマ」
「まだ一度もうさぎを捕まえたこと ....
生きていれば
心配の種の、一つや二つ
指折り数えりゃ、きりがない

もくもく…不安の煙は募り
揺れ動く心を
丸ごと!
天に投げ入れよう

まことの生の劇場は
ゆっくりと、幕を開き
 ....
今、私が{ルビ綴=つづ}っている
この詩の中の、不思議な井戸

   〇

水を汲み
試しに、飲んでみてください  
夕方の地下鉄
小学生を連れた母親
吊り革にぶら下がろうとする悪がき
それを止める自称かぁさん

ボリュームのつまみの無い小悪魔どもは
あっちへ行ったりこっちへ行ったり
結局、母親もスマホ ....
今日も雨 灰色に染まった湿気に
沈んでいく ヒザを抱えた狭い宇宙が
傘を広げて 縮んでいく 心地よい闇に向かって
落ちていく 余計な雑音の聞こえない場所へ


窓の外 紫陽花の下に 捨 ....
損をうまい棒で換算する癖 はやくおうちに帰りましょう
と合図の童謡が鳴って
その日はじめて空は気がついてもらえる
六歳のまなざしは
あおい空には向かわなかった
夕空が少女に語るのは いつでも
あきらめる時に踏む手順 ....
とうに手放したものを
いつでも
たぐりよせられると
隠し持っていた
古びた
麻紐

年月に擦り切れては
いない

乱れる思いに
捩れてもいない

さっぱりと乾いた紐の先には
 ....
生きたいとつぶやいて
誰も聞いてはいない
つらいと叫んでみても
塞がれてしまう善者と呼ばれる耳

もう話す気力もベットから起き上がれず
吐く息だけが孤独を慰める
君の願いは
死の恐 ....
ぐおんと
いしきの
たきつぼ
おちれば

あぶくに
つつまれ
呼吸の
できない
じぶんが
いた

『 尾鰭よ!』
と、つよく
念じる

「 ねぇ、きみ ナイーブ とりか ....
            150616

省略して説明されたから
根本原理は皆目わからず
ただ、製法が分かっただけ
説明どおりにすれば
それなりのものが出来た
競争相手も同じものを作り
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
歯磨き- アラガイ ...自由詩10*15-6-25
びりびりばりばり- もっぷ自由詩315-6-25
反復変化- たけし自由詩215-6-25
さかなかな(三篇からなるオムニバス)- るるりら自由詩9+*15-6-25
湖畔にて- ヒヤシン ...自由詩6*15-6-25
愛というもの~永遠と呼べる一瞬- ヒヤシン ...自由詩10*15-6-25
『目玉二ア』__卵から始まるはな詩④- ただのみ ...自由詩13*15-6-24
チェーンソー- そらの珊 ...自由詩15*15-6-24
ものさし- 夏美かを ...自由詩37*15-6-24
ポエケットの迷子- あおば自由詩8*15-6-23
快速- Lucy自由詩18*15-6-23
【_風の通り道_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-6-23
紫陽花の季節- そらの珊 ...自由詩1315-6-20
『望めても選べない』__卵から始まるはな詩③- ただのみ ...自由詩18*15-6-20
夏草- イナエ自由詩21*15-6-20
液晶に、雨- Rin K自由詩18*15-6-18
線路の左側- かんな自由詩16*15-6-18
由比ガ浜叙景- そらの珊 ...自由詩1915-6-18
モーニング- 番田 自由詩115-6-18
『聖母ジェンマ』__卵から始まるはな詩②- ただのみ ...自由詩22*15-6-17
日々の劇場- 服部 剛自由詩515-6-17
井戸ノ水- 服部 剛自由詩215-6-17
地下鉄に乗って- ……とあ ...自由詩8+*15-6-17
雨の日の情景- 藤原絵理 ...自由詩715-6-16
損をうまい棒で換算する癖- 北大路京 ...自由詩315-6-16
茜音- もっぷ自由詩515-6-16
紐を手繰る- Lucy自由詩20*15-6-16
弱者は死ぬしかないのか- 乱太郎自由詩10*15-6-16
黒曜日- るるりら自由詩12*15-6-16
How_you_doing!?_- あおば自由詩6*15-6-16

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