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吹雪いていたその日
子供のころは犬になって走り回ってた
溶けかけた雪膝が骨を出しては
小さく苦笑い
だんだんと汗を拭い
だるまもう少し頑張れ
頑張れと強く息を吐き
雪が降る雨になる ....
誰だプールにピラニア放ったの

俺の金魚が喰われちまってる

金魚のハナコが喰われちまってる
風を読もうとして
青空の中に人差指を立てた
風上から風下へ
紙飛行機は滑っていった

時を堰き止めたくて
夕焼けの中で小指を絡めた
川上から川下へ
笹舟は忘れ去られた

水面に ....
 
名もいらぬ



一個のエキストラ




 
朝にはりついた夜はかわいて
とかげみたいにちいさく息をしていた
バターひとかけら食べさせてやる
もうおそいのだ、 外は朝で
朝がきたからにはまた夜まで待たなければならないし
夜がきてしま ....
風よ、聴け。息吹きの営みと市井の歌を 風も恋をするのだろうか 風になりたいと思っている、食欲の束縛から解放されて 「一」という字の、地平を
我が胸に…刻む

「一」という字の、地平から
熱い湯気は…立ち昇る。

「一」という字の、念力で
切り拓かれる、明日。

いつの日か
ふり返った背後に
 ....
今日もまた
子供が
虐待されて死んだ
捕まったのは
内縁の夫だと言う

世の中に
内縁の夫が
何人いるのか知らないが
善人の内縁の夫って
どれくらいいるのだろうか?

内縁の妻 ....
走破の矢、
琥珀の的 時の揺動
まぁるく明るむ天、天、天。

異郷から落ち来て 異郷へ昇り戻る
変化し続け〈変化〉を知らしめ
漆黒の星とカガヤキ肉燃え尽き
新たな〈魂の愛〉を育む人々を ....
氷を抱いて熱へとびこむ
飛び込み台にかえるが落ちている
踏んでしまうのとゆう声が聞こえる
踏んでしまう、でもたぶん
 
ほんとに星になっちまったのかい スターマン

空で待ってくれてたんじゃないのかい スターマン

でも泣かないでいいようにソウルを残してくれたんだね スターマン



 
風が吹いてる風が吹いている

根を失えば失う程
その獰猛な冷たさに気付く
自らが自らに呼び込んだ試練だ同伴者だ

風は吹いてる風は吹いている

全ての在るモノに
それぞれの風が吹き付 ....
法事の後に、故人を偲び
「献杯」してから口に注いだ{ルビ麦酒=ビール}により
みるみる僕の顔は真っ赤になり
吐き気をもよおし
頭痛の額に少々冷えた、手を添える。

そうして僕は平手で
白 ....
私は池袋のドンキで
友人と会うその前に 私は
私の好きな日の光を浴びていた
色々な人が座り込んでいた 日の光
行き場を無くしたような 人々
日本人だろうか そんな姿だった
日の光の中でカロ ....
私は一篇の詩になりたい
それはたとえば路傍の風景

私は何も語りたくない
私としてのさびしさなど

私は私でありたくない
私にとって 私でありたい

私にどうして姿があるのか
多分 ....
初夢はどんな夢を見ましたか
すべての夢は もろ刃のつるぎ
かざして何を想いましょうや

松飾をつけた車が 走っていた
正月だというのに梅が咲いている不思議な一日
うつくしさを か ....
新月の子時。

広大な森林の奥深くに
闇を切り裂き閃光が走り雷鳴が轟く
それを受けた樹木が炎をあげ
火は連鎖的に燃え広がり山が焼き尽くされる

それは。



神々が手をかざし  ....
           160109

カードをかざしてください
ドアは開いて中に入れます
マイナンバーカードをかざすのだ
持参しなかった方は
残念ながら、お入りになれませんので
至急カー ....
ミルフィーユ仕立て高層マンション
晴れとも曇りともつかない冬ぞらに
めりこんだ白い実体は陽炎にゆれて
二十年前には無く二百年後にも無い


     むすう むすうのカゾクが
      ....
晴れた日に
(  )を捨てる それは
たったひとりだけで行う儀式のように
もう一度愛してから、という未練は
明るい光が消してくれる

洗いたての
(  )を捨てる それが
慣れ親しんだ ....
 冬になるたびに訪れる山荘のウッドデッキに霜がおりている。
 木のテーブルを挟んで二脚の籐椅子が向かい合っている。
 一方に腰かけている麦わら帽子はきっと誰かの忘れ物。
 もう一方に腰かけた ....
可能な限り赤い空に

ぼくらがおもう神様がいた


ライトバンが光を揺らして

とぼとぼとぼとぼ道を行く

いき違いばかりの愛しさが

まかり通ってからから言う

からからか ....
人は生まれて死んでゆく
あたりまえといえば
なるほど あたりまえ

太陽が昇れば起きて
陽が沈めば眠りにつく
ただ、そこに記憶があるだけで

生死もあまり変わらないのだろうと思う

 ....
十二月三十一日で神様と決別した
もう神を頼らない

歯医者で思わず
神様! なんてすがらないし
こわい検査の前にもうっかり
神様のあしをつかもうと考えない

子供の頃必死で
神を憎ん ....
イタイ人が集う場所になる

その可能性については
十分予測できた
でも、文学の新しい地平が
切り拓かれるという
期待の方が大きかった
そうしなければならない
使命感の方が強かった

 ....
駅にゆく道すがら
こどもがしゃがんで俯いている
俯いた背中が震えている
泣いているのだとわかった

道行く人を視ていると
みな邪魔そうに避けていく
なかには蹴とばす真似をして
薄ら笑っ ....
どてらカボチャが降って来る
滝のように降って来る
頭をぶるんぶるん振り回しても
私の脳は考えない感じない

どてらカボチャはオンオン鳴く
夜陰を軋ませ鳴き続ける
私は感じ考える
無人大 ....
晴れた日の会場内に 用意された百脚の椅子

来賓者、関係者、招待者、出席者、
名簿に記載された ずらりと連なる固有名詞

司会者は叫ぶ
(百人満席、晴れた日に、)
新聞は語る  ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12043)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だるま寒い中ごくろうさま- アラガイ ...自由詩9*16-1-20
※誰だプールにピラニア放ったの- 北大路京 ...自由詩8+16-1-19
- nonya自由詩18*16-1-19
エキストラ- 殿上 童自由詩13*16-1-18
バター- はるな自由詩916-1-17
風よ、聴け- もっぷ自由詩316-1-13
、ところで- もっぷ自由詩516-1-12
風になりたい- もっぷ自由詩216-1-12
「一」___- 服部 剛自由詩616-1-12
内縁の夫- 花形新次自由詩416-1-12
_BOWIE暴威BOWIE- たけし自由詩5*16-1-12
氷を抱いて熱へとびこむ- はるな自由詩616-1-12
スターマン- 殿上 童自由詩20*16-1-11
リアル・ラヴ- たけし自由詩716-1-11
手を添える- 服部 剛自由詩616-1-11
iPhoneの看板- 番田 自由詩216-1-11
梢が春となる頃に_(「すみれ」習作として)- もっぷ自由詩1016-1-11
かざしことば- るるりら自由詩16*16-1-10
焚き火- HAL自由詩6+*16-1-10
かざしことば- あおば自由詩11*16-1-9
ウェヌス遠景- ただのみ ...自由詩19*16-1-9
弔い日和- そらの珊 ...自由詩1716-1-9
冬の詩- ヒヤシン ...自由詩9*16-1-9
赤い空- 吉岡ペペ ...自由詩1816-1-9
そして…- レタス自由詩8*16-1-8
卒神さま- 朧月自由詩316-1-8
詩投稿サイト運営者の孤独- 花形新次自由詩3*16-1-8
ふゆのこども- もっぷ自由詩11*16-1-8
ノォノォ脳ガクシャ- たけし自由詩5*16-1-8
空席- 為平 澪自由詩816-1-7

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