すべてのおすすめ
海の近くに住むって、憧れる
という人
潮風に纏われ
足は筆になってもつれる

不老不死の
いっぽんみちを
歩きつづけたら
捩じれていった

ふくれる心臓
ぽこん
理由は ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」


きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
愛してるってことを
きみに伝えたいだけなのに

いつもありがとうって
側にいて見守ってくれて

心からの言葉が
湧き出して
きみにしみこめばいいのに

そう上手くはいかないんだ ....
もう一人のわたしに
もう一人のわたしが語りかける

そんな非現実が何度か起きてしまうと
どちらのわたしも精神病んでしまったぽいのだ

なので
もう一人ともう一人が
一人になって
医者 ....
夕焼け 遠い空の向こうに 小さなニュースが消えていく

戦争について語る夕刊紙 読まないまま 駅を降りて
選挙の演説をしている人たち 何も聞かないまま 通りすぎて
駅前のロータリー バス停 ....
今夜、懐かしく
灯が点り
生まれたばかりの感情が
せわしくせつなく
揺れている
(遠い故郷を追いかけた
夢見の中に居るように
深い夜は透明な
滴に濡れて更けていく)

 心の底の永 ....
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
{引用=晴天なり}
このまま空に溶けたいね
うた声みたいにさ
エビスの空き缶ひとつ残して






{引用=火を盗るもの}
日向のアスファルト
黒い毛皮のケムシが駆ける
機 ....
もろバレなキミへの気持ちは
どこからが恋で
どこからが愛なの?

駆け引きも
ままならないくらい
あたし うわの空

こんなに夢中な恋愛
初体験 未経験

いろんな思い出 作 ....
繰り返し来る波に
足をとられてさ
また巻き戻し
ヨリ戻し

三日月が映る
夜の岸辺でさ
愛をかっさらって
ほおばって



愛のままに
そのままじゃ足りない
愛の果て ....
テレビを見ていて知った
今人気のある観光地

行ってみたくなり
色々インターネットで調べて
泊まる旅館を決めた

都会暮らしの疲れは
田舎の環境に身を置けば消える

ネットだけでは ....
ある人が何であったかというのは
その人がいなくなる時にわかるという

もしくはその能力が失われるときに
僕は命の前に失うことのできる能を持っている

ではやめてみますか、とログインできない ....
文化包丁で
最低限度の料理に明け暮れる

隣りの旦那さんはまだ若くて高身長
おまけにイケメンときてる
加えて家事まで良くこなす

俺の嫁さんしきりに褒めるから
俺は肩身が狭くなる

 ....

口の中が臭くなってるのは誰だっておんなじ
イケてるオンナもイケてないオトナも
だから口の中清掃するんだよね

眠そうな顔には冷たい水がいい
ついでに洗面台の上の鏡見たら
冴えないおと ....
ひいでたひたいに
向日葵がいる。
つきぬける蒼を
みつめながら、
しみじみ
そう
おもう。
しみじみ。と
そう………おもう。

きみがいる黄泉から
向日葵が聞こえる。
さびしい駅裏に倒れてる自転車
他人が助け起こしたら 叱られるよ
今日も明日も 雨ばかり
神様に優しく叱られて死んだ人たち
ぜんぶ透明な水に流れて
死因は綺麗な詩になってしまう
あなたの痛 ....
ひもじいからケーキを食べるよ
いちもんもないから
エアだけど
イケるもんだね

さびしいから
孤独を売るよ
孤独さえもなくなれば
こっちのもんだね

寒い夜は落ち葉を
抱いて ....
1

コックリさんコックリさん

コックリ疲れた
富士川に
投げ捨てられた

10円玉

先の滝壺

また1枚、
積まれては
息をひそめて
待っている

鬼の来る ....
ぎらぎらと陽が照っている
草木が緑に燃えている
世界はゆらゆらと揺れている

折しも二匹の紋白蝶が
絡み交わり輪を描き
白々と視界を過っていく

いったい何処へ行くのだろう?
自ら描 ....
全てが終わり
全てを失い
命は保たれ 
風が吹き

この静けさのなか、
この透明のなか、

私は深い井戸の底に居て
寒さと闇に震えながら
一日に一度の来光の
その瞬間を待っている ....
あの時
死んでくれていたらねぇ

深い溜息の後に
小さく呟いたアナタは

あの時
命だけでも救って下さい

確かにそう言った

あれから六年の歳月が流れ
あの時三歳だったこの子 ....
そこにあったものが
ある日突然
失くなっている
その間に何が起こったのか
全く知らないうちに

気付いたとき
僕はあの頃の
僕ではない

そうやって
時間はいつも
僕だけを老い ....
ロンドンで見た雨は
でも 雨上がりの通りの光であり
跳ねていた 水たまりのバスや
薄曇りだった空の朝や
雲の下に長く続いていた橋だった
硝子のフォークで

ケーキを切り分け

翡翠の皿に

苺が落ちる

水晶のグラスには

冷たい紅茶

瑪瑙のマドラーで

ミルクを混ぜる

レースカーテンのワンピースで ....
「もうこんな時間」とは
やることのない人の台詞ではない
それでも流れるものは流れる
誰も私に期待してないから
近所のレトリーバーにお願いして
遊んでもらっていたのだ

やることがないのは ....
  一緒に暮らす


どこにもいかず どこにもいない
空のように
雲があったり なかったり
静かで 時に騒がしく
一緒に暮らす

  *

一緒に暮らすとは
背中合わせのぬくも ....
シラフで生きている
人間が信じられない
酒飲むか
クスリやるかしないで
よくやってられるなと思う
でもさ
めちゃくちゃ身体鍛えてる奴も
表面的には健康そうでも
頭はちょっとイカレてんだ ....
北京ダックは最大の公約数であって
恥を知らない奴隷に好まれる
パーマを当てて、月夜に公園で泣いている奴隷に
さよなら、どうも居心地が悪いぜ

去るためにやらなきゃいけないことを
鞄の中 ....
すぼまっている
ボクの感覚世界
知らない単語が
増えて
聞いたこともない
言葉に怯え

何でも
悪い方に考える君は
いつも
危機感をボクに告げる

いい加減ウンザリして

 ....
夢の中であそんでいた

筏を組んで川に浮かべた
筏に乗ったら流されてしまった

流されて
そして筏ごと滝つぼに落ちてしまった

なんて夢だ

そんな夢だから
巻き戻してやった
 ....
梅昆布茶さんの自由詩おすすめリスト(12042)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜明け前- 唐草フウ自由詩3*21-7-4
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*21-7-4
this_is_love- 花林自由詩221-7-4
もう一人のわたしには- こたきひ ...自由詩421-7-4
夕焼けのニュース- 鈴木ぽろ自由詩621-7-3
- ひだかた ...自由詩721-7-3
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
置き土産爆ぜる- ただのみ ...自由詩1*21-7-3
100%- 花林自由詩5*21-7-3
愛が欲しい- 花林自由詩121-7-3
旅先- 夏川ゆう自由詩321-7-3
まだできること数えて- りゅうさ ...自由詩121-7-3
剃刀より切れるアタマで- こたきひ ...自由詩221-7-3
日常- こたきひ ...自由詩221-7-3
向日葵が聞こえる- 草野大悟 ...自由詩321-7-2
ホームレスの詩- 鈴木ぽろ自由詩321-7-2
シークレットケーキ- 花林自由詩2+*21-7-2
neo-traceability(新・追跡調査サービス)- 足立らど ...自由詩3*21-7-2
ぎらぎらと、ゆらゆらと- ひだかた ...自由詩621-7-1
恩寵- ひだかた ...自由詩521-7-1
一九七八年のこと- 板谷みき ...自由詩4*21-6-30
時間- 花形新次自由詩121-6-30
雨とロンドン- 番田 自由詩121-6-30
ある晴れた日の昼下がり- 愛心自由詩121-6-29
お前だけ- 木葉 揺自由詩421-6-29
未定- 空丸自由詩321-6-29
アナゴさんのブログより- 花形新次自由詩321-6-29
舌を出した犬が、午前五時に吠える- 竜門勇気自由詩1*21-6-29
スッキリが始まる八時に- 板谷みき ...自由詩1*21-6-29
夢遊- こたきひ ...自由詩221-6-29

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